キャンピングカーの維持費は年間どれくらいかかる?
更新日:2024.12.09
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車中泊のニーズが高まり、それに応じて最近はキャンピングカーにも注目が集まっています。キャンピングカーを購入する上で気になるのが、車両価格と維持費です。今回はキャンピングカーにかかる維持費について、詳しく紹介します。
文・PBKK
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キャンピングカーの概算維持費
一般キャンピングカー | 軽キャンピングカー | |
---|---|---|
維持費総額(概算) | - | - |
自動車税(年間) | 23,600円~88,800円(排気量による) | 軽自動車税率を適用 |
自動車重量税 | 8,200円(0.5t超~1t以下、13年未満の場合) ※乗用車の半額 |
軽自動車税率を適用 |
環境性能割 | - | - |
自賠責保険 | 34,900円 | 16,850円 |
任意保険 | 50,000円~100,000円(年間) | |
車検料金 | 150,000円~250,000円 | |
メンテナンス料金 | タイヤ交換等の必要経費のみ ※商用車ベースで耐久性が高い |
|
ガソリン代 | 燃費8~12km/L程度が目安 | |
駐車場代 | 必要に応じて契約 |
キャンピングカーの維持費~1.税金~
キャンピングカーは、基本的に一般車両ではなく、特殊車両(8ナンバー)に分類されます。特殊車両は一般車両より、税金が低めに設定されています。
まず、毎年納付する自動車税は年間排気量によって変わりますが、23,600円(1L以下)~88,800円(6.0L超)の間で上下します。軽自動車を除いた一般車両が、29,500(1L以下)~111,000円(6.0L超)なのでそれと比べると割安です。
そして車検の際にかかる自動車重量税は、特殊車両扱いなので乗用車の半額になります。例えば自動車の所有年数が13年未満で、重量が0.5トンより重い~1トン以下の場合、乗用車は16,400円の自動車重量税がかかりますが、キャンピングカーは8,200円で済みます。
まず、毎年納付する自動車税は年間排気量によって変わりますが、23,600円(1L以下)~88,800円(6.0L超)の間で上下します。軽自動車を除いた一般車両が、29,500(1L以下)~111,000円(6.0L超)なのでそれと比べると割安です。
そして車検の際にかかる自動車重量税は、特殊車両扱いなので乗用車の半額になります。例えば自動車の所有年数が13年未満で、重量が0.5トンより重い~1トン以下の場合、乗用車は16,400円の自動車重量税がかかりますが、キャンピングカーは8,200円で済みます。
キャンピングカーの維持費~2.保険~
保険には、法律上加入義務がある「自賠責保険」と、任意加入の「自動車保険」があります。
自賠責保険の場合は、通常の特殊車両は34,900円、特種用途自動車(軽自動車)は16,850円かかります。なので、軽キャンピングカーの方が割安です。自動車保険の場合は、保険会社や加入プランにより料金が変わります。相場としては年間当り約50,000~10,000円を見積もっておきましょう。
自賠責保険の場合は、通常の特殊車両は34,900円、特種用途自動車(軽自動車)は16,850円かかります。なので、軽キャンピングカーの方が割安です。自動車保険の場合は、保険会社や加入プランにより料金が変わります。相場としては年間当り約50,000~10,000円を見積もっておきましょう。
キャンピングカーの維持費~3.車検~
普通車の場合、車検は初回は登録から3年後、それ以降は2年後なのに対して、キャンピングカーなどの特殊車両は初回含めて2年ごとに受ける必要があります。車検には先ほど説明した自動車重量税や自賠責保険に加えて、整備費用がかかります。全体の費用を含めたキャンピングカー車検の相場は、約150,000~250,000円ほどです。
キャンピングカーの維持費~4.燃料費などその他費用~
キャンピングカーを実際に使用するには、ガソリン代やメンテナンス代などがかかってきます。ガソリン代に関わってくる燃費については、軽キャンピングカーからトラックベースのものまでさまざまあるので一概には言えませんが、8~12km/L当りが一つの目安です。
メンテナンス代は、キャンピングカーは商用車ベースなので一般車より耐用性が高いです。なので、タイヤ交換などの必要な経費以外に、追加で故障時の修理代金などがかかってくるケースは少ないでしょう。
メンテナンス代は、キャンピングカーは商用車ベースなので一般車より耐用性が高いです。なので、タイヤ交換などの必要な経費以外に、追加で故障時の修理代金などがかかってくるケースは少ないでしょう。
他に自宅に駐車スペースがない場合は契約駐車場代、高速道路を使う場合は高速道路料金も維持費としてかかってきます。自分の用途に応じてサイズを含め、適切なキャンピングカーの購入がおすすめです。