踏切で立ち往生してしまったときの対処法|電車止めたら損害賠償を請求される?

踏切

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2019年9月、横浜市で踏切内に侵入して立ち往生したトラックと電車が衝突して死者が発生する悲惨な事故が起きました。これは決して他人事の事故ではありません。もし自分が踏切内で立ち往生してしまった場合、どう行動したらいいのか確認しておきましょう。

文・PBKK
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踏切内で立ち往生した場合は、すぐに踏切非常ボタンを
立ち往生で電車を止めたら損害賠償を請求される?
踏切が下りてしまったときの対処法

踏切内で立ち往生した場合は、すぐに踏切非常ボタンを

車が踏切内で動かなくなったら、まずはすぐに踏切非常停止ボタンを押しましょう。これは鉄則です。車が動かなくなる理由には、色々な原因が考えられます。例えばマニュアル車であれば、発進に失敗してエンストしてしまった場合など。

即座にエンジンをスタートさせて線路内から脱出できるような状態、つまり自分でどうして車が動かないのかがわかり、かつすぐにそれを元通りに出来るという状況であれば非常ボタンを押さなくてもよいでしょう。

しかし、なぜ動かなくなってしまったか自分で即座に判断できない場合には、すぐ非常ボタンを押しましょう。それだけで最悪の事態を回避する確率が大幅に上がります。

立ち往生で電車を止めたら損害賠償を請求される?

「走っている電車を止めたら、億を超える賠償金を請求される」という噂は、誰しも一度は耳にしたことがあると思います。確かに電車を止めてしまった場合、莫大な賠償金を請求されることはあります。

しかし、それは基本的には故意に止めた場合です。不意のトラブルで車が線路内で立ち往生してしまった場合、賠償請求されることは少ないと考えてください。

踏切が下りてしまったときの対処法

もし線路内で立ち往生し踏切が下りてきてしまった場合、車が動かせるなら踏切に接触しても構わずに、車を発進させて線路から脱出しましょう。まず、「大きな事故を起こさない」ということを念頭において行動してください。

万が一、車が動かせない状況で踏切が下りてしまったら、すぐに非常ボタンを押し自分は車から離れましょう。列車が間に合わなかった場合、車両に残っていると最悪の事態を引き起こす可能性があります。
線路内で車が動かなくなったら、とにかく「非常ボタンを押す」ことが大切です。また、踏切が下りてしまい中に閉じ込められてしまっても、車が動かせるなら踏切を壊してでも脱出しましょう。どんな損害も命には代えられませんし、自分だけでなく無関係の他人を多く巻き込む可能性もあります。

以上の二つをしっかりと心にとめておき、もしものときは迷うことなく行動しましょう。
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