ドアを開ける度にバチッとくる、静電気の対策法は?

静電気 フリー画像

※この記事には広告が含まれます

車のドアを開けようとドアノブを握ったら「バチバチ!」っと静電気を感じた経験がある方は多いでしょう。特に冬場の乾燥期に来る静電気のトラブル。その原因と対策法に迫ります。

文・PBKK
Chapter
静電気の原因とは?
簡単!静電気の対策法
意外に危険な静電気

静電気の原因とは?

静電気が発生する原因はどのようなものなのでしょうか。静電気の生じる主な原因は「乾燥」や「摩擦」によるものです。

地球上の物質はプラスとマイナスの電子を持っており、摩擦などによって電子が偏ると、他のものに触れた際に一気に放電するため「バチバチ!」と静電気が生じます。

そしてこの2つが生じやすい環境が、外気が乾燥する冬なのです。夏は多湿のため、電気は自然と空気中に放電されます。そのため、静電気の生じるリスクが軽減します。

また、車から降りる際にも静電気は発生します。車内の乾燥したシートと体が摩擦を起こすことで電子が帯電されています。そして車を降りるときに静電気が、ドアノブに向かって指先の狭い場所から、体内に帯電している電気が一気に放電されるためです。

簡単!静電気の対策法

冬場なイヤな静電気ですが、その解決方法は意外にも簡単です。静電気のメカニズムとして体内に帯電されている電子を放電すればいいわけですから、ドアノブを握る前に地面に触り放電しましょう。周りに少し変な目で見られる可能性は否めませんが、静電気による不快感よりはダメージが少ないでしょう。

他にも、車のキーでドアノブをタッチしてからドアを開けることにより放電させるといった方法や、そもそも手を濡らしてからドアノブを握るという方法も存在するため、場合によって使い分けるのが重要となります。

意外に危険な静電気

不快な静電気ですが、ただ痛いだけでは済まないケースもあります。例えばガソリンスタンドにおける静電気です。ガソリンスタンドには静電気除去シートが設置してあり、給油をする際は必ず触れることとなっています。その理由は静電気による事故を防止するためです。

服に帯電した静電気が、ガソリンキャップを通じてショートし、給油口から気化しているガソリンに着火するという事故が起きる危険性があるためです。実際に、全国で数件起きたとの報告もされています。
バチッと不快な静電気。意外にもその解決方法はシンプルです。静電気による事故といったリスクを回避するためにも、放電のひと手間を惜しまずに行うほうが懸命です。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細