英王室専用車のベントレー・ステートリムジンは対戦車ロケット弾も防ぐ?
更新日:2024.09.09
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ロールス・ロイスと並ぶイギリスの超高級車メーカー「ベントレー」。何ともインパクトのあるその見た目は威厳に満ち溢れています。
そんなベントレーは一般車両として富裕層に愛されているだけでなく、公用車としても使われています。
そんなベントレーは一般車両として富裕層に愛されているだけでなく、公用車としても使われています。
特別使用のベントレー・ステートリムジン
2002年、エリザベス2世の在位50周年を記念してイギリスの自動車製造者協会から英王室にある車が進呈されました。それがベントレーの公用車「ベントレー ステートリムジン」です。
アルナージというモデルがベースとなっていて、装甲を施した特注のボディ、地雷の爆発にも耐える床、対戦車ロケット弾をもしのぐ窓ガラスなど、英王室の方々を危険から守るための様々な装備が搭載されているとのこと。
また、特別な気密構造によって毒ガスも防ぐことができるそうです。外からのあらゆる危険を想定して徹底的に安全な車となっていますね。
アルナージというモデルがベースとなっていて、装甲を施した特注のボディ、地雷の爆発にも耐える床、対戦車ロケット弾をもしのぐ窓ガラスなど、英王室の方々を危険から守るための様々な装備が搭載されているとのこと。
また、特別な気密構造によって毒ガスも防ぐことができるそうです。外からのあらゆる危険を想定して徹底的に安全な車となっていますね。
ベントレー・ステートリムジンはマスコットも特別仕様
ベントレー・ステートリムジンでは、「フライングB」と呼ばれるベントレー独自のマスコットも、英王室仕様のものになっています。
ちなみに、このステートリムジンの生産台数はたったの2台。2000年に「プロジェクトダイヤモンド」と呼ばれる計画の下、スタートしました。
特別仕様のマスコットや先ほどの徹底的な安全装備に加え、女王が座ることになるリアシートは女王の身長に合わせて作られており、女王の座り心地が最優先されています。
ちなみに、このステートリムジンの生産台数はたったの2台。2000年に「プロジェクトダイヤモンド」と呼ばれる計画の下、スタートしました。
特別仕様のマスコットや先ほどの徹底的な安全装備に加え、女王が座ることになるリアシートは女王の身長に合わせて作られており、女王の座り心地が最優先されています。
ステートリムジンのベース「アルナージ」
ステートリムジンのベースとなったモデル「アルナージ」は1998年から2009年まで生産されていた大型高級セダンです。
ステートリムジンにサイズは劣るものの、全長5.3m、全幅1900m、全高1500mの姿は、ただそこにあるだけで威圧感を感じさせます。
アルナージ自身もオプションで安全装備を拡充することができ、フルオプションにすれば小銃や手榴弾から身を守ることができるのだとか。富裕層の周りには危険が多いんですね…
また、アルナージには複数のモデルが存在しますが、その中でステートリムジンのベースになったのはシリーズ2です。
アルナージの生産は2009年に終了し、2010年以降はミュルザンヌがフラグシップモデルとしてアルナージの後を継いでいます。
ステートリムジンにサイズは劣るものの、全長5.3m、全幅1900m、全高1500mの姿は、ただそこにあるだけで威圧感を感じさせます。
アルナージ自身もオプションで安全装備を拡充することができ、フルオプションにすれば小銃や手榴弾から身を守ることができるのだとか。富裕層の周りには危険が多いんですね…
また、アルナージには複数のモデルが存在しますが、その中でステートリムジンのベースになったのはシリーズ2です。
アルナージの生産は2009年に終了し、2010年以降はミュルザンヌがフラグシップモデルとしてアルナージの後を継いでいます。
専用車に見る日本の皇室と英王室の違いは?
ところで、日本ではよく英王室の様子がメディアで取り上げられますよね。
ファミリーネーム(名字)が存在しない、国の統治はしないなど日本の皇室との共通点がある一方で、英王室は皇室に比べて開放的な印象です。
日本の皇族の方が使用されるセンチュリーに比べて、今回取り上げたステートリムジンの安全装備が徹底されているのは、英王室が民衆やメディアの前に出る機会が多いためかもしれませんね。
ファミリーネーム(名字)が存在しない、国の統治はしないなど日本の皇室との共通点がある一方で、英王室は皇室に比べて開放的な印象です。
日本の皇族の方が使用されるセンチュリーに比べて、今回取り上げたステートリムジンの安全装備が徹底されているのは、英王室が民衆やメディアの前に出る機会が多いためかもしれませんね。