ワイルドスピードシリーズに登場した国産車5選!
更新日:2024.09.09
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ハリウッド映画でありながら数々の日本車が登場し、現地で日本車のカスタムブームをも巻き起こした「ワイルドスピード」シリーズ。今回はそんなワイルドスピードに登場した日本車たちをご紹介。アメリカのセンスでカスタムされた日本車は、日本のチューニングカーとはまた違った魅力を魅せるのもこの映画の特徴です。
文・西川 昇吾
文・西川 昇吾
トヨタスープラ(JZA80型)
久々の復活を果たしたトヨタスープラは北米市場での人気が高く、特にこの80型はワイルドスピードの影響もあり、現在でもアメリカのカーガイの憧れの1台です。シリーズで数多くスクリーンに登場するスープラですが、シリーズ1作目とシリーズ7作目のスープラは印象深いでしょう。
1作目では解体寸前の「ポンコツ」を仲間たちで蘇らせたオレンジのスープラが主役級の活躍を見せます。BOMEX製のエアロパーツを身にまとい、タービンが大型の物に変更され、NOSが搭載されたこの車はフェラーリF355をぶっちぎる性能を劇中で披露します。
7作目は交通事故で亡くなってしまった主演のポール・ウォーカー(ブライアン・オコナー役)が、白のスープラに乗っているラストシーンはファンにとって忘れられないシーンとして語り継がれています。実際にこの白のスープラはポール・ウォーカーが所有していたもので、このラストシーンの影響により一時期「白のスープラ」の人気が急上昇しました。
1作目では解体寸前の「ポンコツ」を仲間たちで蘇らせたオレンジのスープラが主役級の活躍を見せます。BOMEX製のエアロパーツを身にまとい、タービンが大型の物に変更され、NOSが搭載されたこの車はフェラーリF355をぶっちぎる性能を劇中で披露します。
7作目は交通事故で亡くなってしまった主演のポール・ウォーカー(ブライアン・オコナー役)が、白のスープラに乗っているラストシーンはファンにとって忘れられないシーンとして語り継がれています。実際にこの白のスープラはポール・ウォーカーが所有していたもので、このラストシーンの影響により一時期「白のスープラ」の人気が急上昇しました。
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マツダRX-7(FD3S型)
RX-7もシリーズで数多く見ることができる車種ですが、特に見る機会が多いのはシリーズ3作目です。3作目は舞台を東京に移し、「ドリフト」での走行シーンが多く描かれています。そんな3作目でRX-7を駆るのはシリーズの重要人物でもあるハン。VeilSide製のFortune Modelのエアロパーツが装着された彼のRX-7は、一見するとRX-7とは思えない外観をしています。
もちろん仲間たちのマシンのカスタムを行っている彼ですから、外観だけでなく性能面もしっかりと手を入れています。タービンをHKSのTO4Zへ変更しNOSが搭載されており、推定ですが500PS前後の出力があるものと思われます。
もちろん仲間たちのマシンのカスタムを行っている彼ですから、外観だけでなく性能面もしっかりと手を入れています。タービンをHKSのTO4Zへ変更しNOSが搭載されており、推定ですが500PS前後の出力があるものと思われます。
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日産 スカイラインGT-R(R34型)
主役のブライアン・オコナーが最も愛した車種とも言えるのがこのスカイラインGT-R。特にR34型は多く登場します。スクリーンでの活躍が目立つのは2作目と4作目。2作目は前作ラストで警察からの「逃亡者」となったブライアンが自身の手で少しずつカスタムしたシルバーの車両で、スクリーンでの彼の純粋なプライベートカーはこのスカイラインが初めての登場となります。
C-WEST製のエアロパーツやシルバーのボディに施されたブルーのカラーリング、ネオン管など日本のカスタムされたスカイラインとはまた違ったセンスでまとめ上げられています。反対に4作目のブルーのスカイラインはシンプルにまとめられていて、外観での変更点はホイール程度ですが、車内に備え付けられたモニターにメーター類が一括表示されるのが特徴的。
なお、FBIの押収車から使用する車両を選ぶ際に、ブライアンが3台ピックアップするシーンがあるのですが(ブルーのスカイラインはこの中の1台)3台ともスカイラインGT-Rを選んでおり、余程好きなのが伝わってきます。
C-WEST製のエアロパーツやシルバーのボディに施されたブルーのカラーリング、ネオン管など日本のカスタムされたスカイラインとはまた違ったセンスでまとめ上げられています。反対に4作目のブルーのスカイラインはシンプルにまとめられていて、外観での変更点はホイール程度ですが、車内に備え付けられたモニターにメーター類が一括表示されるのが特徴的。
なお、FBIの押収車から使用する車両を選ぶ際に、ブライアンが3台ピックアップするシーンがあるのですが(ブルーのスカイラインはこの中の1台)3台ともスカイラインGT-Rを選んでおり、余程好きなのが伝わってきます。
スバル インプレッサSTI(GRB型)
シリーズ4作目と7作目で登場するインプレッサ。特に活躍を見せるのは4作目。麻薬組織に潜入したブライアンとドミニクは、麻薬を運び終わったあと射殺されそうになりますが、ドミニクは装備していたNOSシステムを応用し、爆発を引き起こすことによってその場を逃れます。
ドミニクはこの爆発によって車を失ったブライアンへFBIの押収品であったインプレッサSTIを奪い譲ります。アメリカとメキシコの国境付近が舞台の中心となる本作は砂漠での走行シーンが多くあり、4輪駆動のインプレッサSTIはとてもシーンにマッチしています。
ドミニクはこの爆発によって車を失ったブライアンへFBIの押収品であったインプレッサSTIを奪い譲ります。アメリカとメキシコの国境付近が舞台の中心となる本作は砂漠での走行シーンが多くあり、4輪駆動のインプレッサSTIはとてもシーンにマッチしています。
日産 フェアレディZ(Z33型)
アメリカ市場での人気が高いフェアレディZは、シリーズを通して見ることができます。しかしメインカーとしての活躍が見られるのは3作目。悪役であるDKとその手下モリモトが搭乗しています。
後付けのターボチャージャとNOSシステムが搭載されたDKのフェアレディZは500PSにも迫ろうかという出力を誇り、VeilSide製のエアロパーツで固められたブラックのボディはまさに悪役にふさわしいエクステリアとなっています。モリモトのZはトップシークレット製のエアロパーツで固められ、ゴールドのグラデーション塗装が施されており作中でも随一の派手な見た目となっています。
後付けのターボチャージャとNOSシステムが搭載されたDKのフェアレディZは500PSにも迫ろうかという出力を誇り、VeilSide製のエアロパーツで固められたブラックのボディはまさに悪役にふさわしいエクステリアとなっています。モリモトのZはトップシークレット製のエアロパーツで固められ、ゴールドのグラデーション塗装が施されており作中でも随一の派手な見た目となっています。
マニアは各種パーツにも注目せよ!
日本車でありながら、アメリカンテイストでカスタマイズされたワイルドスピードの登場車たちは、日本のカスタムカーとはまた違った魅力があります。実際に同じ車種を所有しているオーナーはカスタムの参考にしてみるのもいいかもしれません。またカスタムカーが好きな人は本編を見直してみて、装着されたパーツにしてみましょう。そこにはそれぞれのマシンのこだわりが見え隠れしているはずです。
西川 昇吾|にしかわ しょうご
1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」ことを目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。
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