日産「GT-R50 by Italdesign」50台限定販売、価格は1億2600万円超!?特別なGT-Rは誰の手に!?
更新日:2024.09.09
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2018年7月、例年夏にイギリスで開催される自動車の祭典グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの会場で、初公開された1台のGT-Rが話題をさらったことは記憶に新しいところです。GT-Rと名門カロッツェリアのひとつであるイタルデザインがともに50週年を迎えることを記念した「Nissan GT-R50 by Italdesign」が正式受注が開始されました。気になる価格99万ユーロから。宝くじが当たったら買える金額ですね…。
文・CarMe編集部
文・CarMe編集部
GT-Rの歴史について
日産と合併する前から、プリンス自動者が生産を行なってきたスカイライン。そのボディに高性能エンジンS20型を搭載したレーシング仕様を市販化したモデルが、1969年に販売された初代スカイライン GT-R(PGC10)です。
4ドアセダンボディを架装していたこの初期型は、先代スカイラインGT-B同様「羊の皮をかぶった狼」とも呼ばれました。
翌1970年には、スカイラインに2ドアハードトップが追加されたことにともない、GT-Rも2ドア化。型式がKPGC10となったGT-Rは、リアにオーバーフェンダーを装着し、フロントグリルのデザインを変更するなど、レーシーな雰囲気が強くなりました。
2代目のGT-RであるKPGC110は、1973年に市販されたものの、S20型エンジンが排気ガス規制に適合できず、わずか3ヶ月、195台が販売された幻のGT-Rになりました。ここまでが第1世代です。
第2世代と呼ばれるスカイラインGT-Rは、1989年に登場。レース用にチューニングされた2.6Lエンジン、電子制御4WD、4輪操舵システム、専用ボディなど、すべてが特別なモデルでした。スカイラインGT-Rとしては3代目にあたり、それ以降の第2世代モデルと区別するために、型式からR32と呼ばれます。
2007年に発売された後継モデルは、ネーミングからスカイラインが消え、日産 GT-Rが正式名称となりました。GT-Rは、2001年の東京モーターショーでコンセプトカーがお披露目されましたが、その開発には2000年に日産自動車の取締役に就任したカルロス・ゴーンがかかわっており、2003年の東京モーターショーではカルロス・ゴーンみずからが会見で次世代GT-Rの市販化を発表しています。
3.8L V6ツインターボエンジンに、電子制御4WD、そしてクラッチやトランスミッションなどが車体後半に置くトランスアクスル方式を採用。トランスミッションには、デュアルクラッチトランスミッション(2ペダルMT)を搭載し話題を集めました。
初期モデルの最高出力は353kW(480ps)ですが、以降改良を重ねるごとにパワーアップが図られ、2014年に発売されたNISMOモデルでは、441kW(600ps)を発生しています。
現在のGT-Rは毎年仕様をアップデイトするモデルイヤー制が導入され、毎年秋に次年度モデルが発表されます。
4ドアセダンボディを架装していたこの初期型は、先代スカイラインGT-B同様「羊の皮をかぶった狼」とも呼ばれました。
翌1970年には、スカイラインに2ドアハードトップが追加されたことにともない、GT-Rも2ドア化。型式がKPGC10となったGT-Rは、リアにオーバーフェンダーを装着し、フロントグリルのデザインを変更するなど、レーシーな雰囲気が強くなりました。
2代目のGT-RであるKPGC110は、1973年に市販されたものの、S20型エンジンが排気ガス規制に適合できず、わずか3ヶ月、195台が販売された幻のGT-Rになりました。ここまでが第1世代です。
第2世代と呼ばれるスカイラインGT-Rは、1989年に登場。レース用にチューニングされた2.6Lエンジン、電子制御4WD、4輪操舵システム、専用ボディなど、すべてが特別なモデルでした。スカイラインGT-Rとしては3代目にあたり、それ以降の第2世代モデルと区別するために、型式からR32と呼ばれます。
2007年に発売された後継モデルは、ネーミングからスカイラインが消え、日産 GT-Rが正式名称となりました。GT-Rは、2001年の東京モーターショーでコンセプトカーがお披露目されましたが、その開発には2000年に日産自動車の取締役に就任したカルロス・ゴーンがかかわっており、2003年の東京モーターショーではカルロス・ゴーンみずからが会見で次世代GT-Rの市販化を発表しています。
3.8L V6ツインターボエンジンに、電子制御4WD、そしてクラッチやトランスミッションなどが車体後半に置くトランスアクスル方式を採用。トランスミッションには、デュアルクラッチトランスミッション(2ペダルMT)を搭載し話題を集めました。
初期モデルの最高出力は353kW(480ps)ですが、以降改良を重ねるごとにパワーアップが図られ、2014年に発売されたNISMOモデルでは、441kW(600ps)を発生しています。
現在のGT-Rは毎年仕様をアップデイトするモデルイヤー制が導入され、毎年秋に次年度モデルが発表されます。
イタリアの名門工房が手がけたGT-Rとは
イギリスのグッドウッドで毎年開催される自動車の祭典グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード。その2018年度に開催されたイベントでお披露目されたのが、「GT-R50 by Italdesign」です。
イタリアの名門カロッツェリアとして有名なイタルデザイン社の創立50周年と、スカイラインGT-Rの50年を記念して特別につくられたモデルは、開発および製造をイタルデザインが、内外装デザインを海外の日産デザインチームが担当しています。
フロントフェンダーには、侍ブレードと名付けられた個性的なガーニッシュをあしらい、ヘッドライトはLEDを用いたオリジナルデザイン、リアには大型の可変式リアウィングを搭載。ほかにもフロント、サイド、リアには、個性的なゴールドのパーツで高級感を演出するなど、ノーマルのGT-Rにはない華やかさを醸し出しています。
ベースになっているのはGT-R NISMOですが、エンジンにもチューニングが施されており、搭載される3.8L V6ツインターボエンジンは720psの最高出力と、780Nmの最大トルクを発生する予定です。
イタリアの名門カロッツェリアとして有名なイタルデザイン社の創立50周年と、スカイラインGT-Rの50年を記念して特別につくられたモデルは、開発および製造をイタルデザインが、内外装デザインを海外の日産デザインチームが担当しています。
フロントフェンダーには、侍ブレードと名付けられた個性的なガーニッシュをあしらい、ヘッドライトはLEDを用いたオリジナルデザイン、リアには大型の可変式リアウィングを搭載。ほかにもフロント、サイド、リアには、個性的なゴールドのパーツで高級感を演出するなど、ノーマルのGT-Rにはない華やかさを醸し出しています。
ベースになっているのはGT-R NISMOですが、エンジンにもチューニングが施されており、搭載される3.8L V6ツインターボエンジンは720psの最高出力と、780Nmの最大トルクを発生する予定です。
生産台数50台、価格は99万ユーロから
グッドウッド以降、世界各地でお披露目されているGT-R50 by Italdesignは、50台限定で販売されます。
気になる価格は、99万ユーロ(1億2672万円:1ユーロ128円で換算)から。1台ずつ手作業で組み立てが行なわれ、内外装の細かな仕様はオーダーメイドで、99万ユーロはあくまでもスタート価格。とはいえ50台限定なので、プレミアム化は必至です。
イタルデザインのCEOが「夢のGT-R」と表現するGT-Rの新しい可能性を見出したGT-R50 by Italdesignは、来年以降に生産が開始される予定。はたして、どんなお金持ちがオーナーになるのでしょうね?
現在は、専用のウェブサイト(https://www.gt-r50.nissan/)で、注文を受け付けています。
気になる価格は、99万ユーロ(1億2672万円:1ユーロ128円で換算)から。1台ずつ手作業で組み立てが行なわれ、内外装の細かな仕様はオーダーメイドで、99万ユーロはあくまでもスタート価格。とはいえ50台限定なので、プレミアム化は必至です。
イタルデザインのCEOが「夢のGT-R」と表現するGT-Rの新しい可能性を見出したGT-R50 by Italdesignは、来年以降に生産が開始される予定。はたして、どんなお金持ちがオーナーになるのでしょうね?
現在は、専用のウェブサイト(https://www.gt-r50.nissan/)で、注文を受け付けています。
Nissan GT-R50 by Italdesign 画像
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