BMWの新型SUV「X7」とは?|全幅2メートルの堂々たる体躯、圧倒的なラグジュアリー感

BMW X7 2018

※この記事には広告が含まれます

BMWの誇るSUV、Xシリーズに、待望のフラッグシップがついに登場します。「X7」と名付けられたハイエンドモデルは、堂々たる体躯、圧倒的なラグジュアリー感、あらゆる路面状況でも揺るぎない走行性能など、すべてがワンランク上の仕上がり。BMWのこだわりが凝縮された、X7を検証してみることにしましょう。

文・CarMe編集部
Chapter
全幅2メートルの堂々たる体躯
BMW X7 エクステリア
BMWX7 インテリア
プラットフォームはCLARを採用
2019年夏、ついに日本にやってくる

全幅2メートルの堂々たる体躯

X7のコンセプトモデル、X7 iPerformanceがお披露目されたのは、2017年のフランクフルトショーでした。威圧的とも思えるほど大きなキドニーグリルを備えたフロントマスクに、重厚感あふれるスタイリングは、Xシリーズのフラッグシップとしてふさわしいものです。

気になるボディサイズは、全長5,151mm×全幅2,000mm×全高1,805mm。ライバルのメルセデス・ベンツ GLSクラスは、全長5,140mm×全幅1,980mm×全高1,850mm、アウディ Q7は、全長5,070mm×全幅1,970mm×全高1,735mmとなっており、X7のみ全幅が2メートルに達しており、兄弟モデルのなかでも群を抜く大きさとなっています。

フルサイズのボディを持つX7の室内は、3列シートを備えた7人乗りで、ほかにも2列目がキャプテンシートになる6人乗り仕様も存在。ラゲッジスペースは、326Lで最大2,120Lにまで拡大することが可能です。

インテリアはSUVとは思えないほどスポーティかつラグジュアリーな雰囲気で、基本デザインはBMWセダンと同様ですが、天井にパノラミックサンルーフを採用することで開放的な空間を実現。このサンルーフには、最新のロールス・ロイス ファントムと同じようにLEDアンビエントランプによって星空を投影することもできるようになっています。

BMW X7 エクステリア

BMWX7 インテリア

プラットフォームはCLARを採用

X7のプラットフォームは、7シリーズや新型X5でも採用される「CLAR」。CFRP(カーボン炭素繊維)を用いたプラットフォームで、剛性を落とさず車体の軽量化を行うことができるCLARプラットフォームは、BMW傘下のロールス・ロイスのSUV、カリナンも採用しています。

パワートレインは、3.0L 直6ターボ、4.4L V8ツインターボ、3.0L 直6ターボディーゼル、3.0L 直6ハイ&ロープレッシャーターボディーゼルの4種に、2.0L 直4ターボ+モーターのPHEVモデルも導入される予定です。

トランスミッションは、ZF製のステップトロニック8AT、駆動方式は全グレードxDriveのフルタイム4輪駆動。車高調整が可能なアダプティブサスペンションや、路面状況に合わせた設定にすることができるオフロードパッケージなどが用意されています。

2019年夏、ついに日本にやってくる

生産は、アメリカ・サウスカロライナ州スパータンバーグ工場で行われ、2019年3月からの市販を予定。現地での販売価格は、約850万円からとなっており、ハイグレード版でも1,000万円前後と比較的控えめな価格設定。日本では2019年夏の発売が予定されています。

【BMW最強のSUV?】BMW X7 M50i を徹底解説!BMWのキドニーグリルが大きくなった理由は?SAVとうたう理由は?大谷達也がBMW X7 M50iをナイトドライブへ誘う

【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細