所有して9年!フェラーリ カリフォルニアの走りや燃費、維持費は?オーナーが答えます

フェラーリが2008年に発表したカリフォルニアは、新規顧客を獲得するために投入されたまったく新しいスモールフェラーリでした。そんなカリフォルニアを新車で購入したオーナーが、燃費はもちろんメンテナンスコストや維持費など、掛け値なしのインプレションをお届けします。

文・山里真元|日本スーパーカー協会 事務局 ライティングGT代表ライター

燃費

フェラーリ カリフォルニア

エンジンを直噴化したにも関わらず、それほど燃費は改善されていない印象です。エンジン回転数や速度などの使用状況による変化はわずかで、給油は常に満タンから約240km走行で70L程度です。平均燃費にすると3.4km/Lとなります。さすがにサーキット走行時には1.5-2.0km/L程度まで悪化します。

これだけの航続可能距離なので、高速道路の途中で給油することもしばしば、全行程高速道路で渋滞なくスムースに流れていれば、満タンで300km走破できるのですが…。

まとめ

走行距離が約20,000kmを越えたある日、何気なくステアリングとパドルの間に手を入れてみたところ、左右にスイッチがあることに気づきました。

押してみるとオーディオのソース切替や選曲のコントローラーで、ステアリングから手を放すことなくオーディオ操作ができる便利な装備でした。それにも関わらず車載の取扱説明書には記載がなく、他のカリフォルニアオーナーに教えると、有難がられることがある始末です。

また、友人のカリフォルニアに乗ってみたとき、センターコンソールのボタンのひとつが逆に配置されていることに気付きました。それをディーラーに問い合わせたところ製造時のミスなようで、メーカーに問い合わせたところ「機能と表示さえ合ってるのなら、なにが問題なんだ?」との回答で驚きました。

とにかく車も作り手もラテンの乗りでよく言えば情熱的、悪く言えばいい加減ですが、特にエンジンの官能性は最高で、他に並ぶものが見当たりません。

故障も少なく、日常の使い勝手も申しぶんありません。燃費が悪かったりメンテナンスコストが高かったりするのは、これだけの性能を考えれば、十分納得できる範囲かと思われます。