タイヤのパンクの種類とその対策まとめ

タイヤ 空気圧

※この記事には広告が含まれます

春になり気分も高揚し、週末には長距離ドライブに出かけたくなりますよね。冬が終わりすでにタイヤ交換を済ませていると思いますが、ドライブの前にもう一度、タイヤを確認してみてください。いろいろな見落としが、パンクの原因になるのです。
Chapter
パンクの原因は?
パンクの種類とその対策①〜③
パンクの種類とその対策④〜⑥

パンクの原因は?

パンクの原因には、大きくわけて6点あります。

①釘などが刺さる
②タイヤ側面が縁石などにぶつかる・擦る
③ホイールのリムの破損・変形
④空気圧異常
⑤いたずら
⑥タイヤの劣化

それぞれの対応方法をご紹介します。

パンクの種類とその対策①〜③

その①:釘などが刺さる

釘やガラス片など、尖っていたり鋭いものが刺さることによるパンクは、多くの方が経験していることと思います。

応急用タイヤが搭載されていれば、タイヤ交換を行い、最寄りのガソリンスタンドまで移動して修理してもらいましょう。またパンク修理剤が装備されている場合は、説明書をよく読んで、応急処置を行い最寄りのガソリンスタンドに直行しましよう。

チューブレスタイヤは空気の抜けが比較的遅いので、釘などが刺さっても、すぐに気づかないことがあります。普段からこまめに空気圧測定をおこない、空気圧の異常を感じたら、すぐにタイヤをチェックしてください。

もしもサイドウォールに釘などが刺さった場合は、応急処置は不可能。タイヤ交換が必要です。

サイドウォールは、垂直方向にささえているため、タイヤのなかでもかなり強固で重要な箇所。ランフラットタイヤは通常のタイヤよりサイドウォールに強度をもたせることで、空気が抜けても走行できるようにしてあります。

その②:タイヤ側面が縁石などにぶつかる・擦る

狭い道で道路を譲り合う場合、少し目測を誤っただけでタイヤ側面が縁石に擦れたりします。これがじつは、パンクの原因になります。タイヤの側面はサイドウォールと呼ばれかなり強固な部位であることはお伝えしたとおりですが、摩擦によってすり減ることがないので、表面のゴムはそれほど厚みがありません。そのため、ちょっと擦れただけでも中のカーカスが見えてしまいます。

そうなると、たとえ空気が抜けていなくても、そこが原因でパンクやバーストが起こりやすくなります。

またホイールと組み合うビードが変形すると、空気が漏れたり、最悪の場合はホイールからタイヤが外れる、リム落ちが発生します。保管や輸送の際には、ビードを変形させないよう気をつけましょう。

サイドウォールのトラブルは、狭い道路で道を譲り合う時、あまり端まで寄らないこと。目測を誤らないことです。

その③:ホイールのリムの破損・変形

前章に関連し、タイヤ側面を縁石などに強く当ててしまった場合、ホイールのリムが破損や変形を起こす可能性が考えられます。

リムと前述したビードは、ホイールにタイヤを組み込むときに密着するよう設計されている箇所。この部分が破損や変形を起こしても、空気漏れやリム落ちの原因になります。

パンクの種類とその対策④〜⑥

その④:空気圧異常

釘が刺さった、ビードの破損・変形の他に、バルブの劣化による空気圧の低下も考えられます。

空気圧異常によるパンクやバーストを防ぐためには、普段からの点検が必要。月に1度は愛車のチェックを行いましょう。もしもバルブに異常がある場合は、最寄りのスタンドやタイヤショップで交換しましょう。

その⑤:いたずら

クルマ(タイヤ)へのいたずらを防ぐには、他者が近づけないよう駐車場に工夫をすることです。自宅ならビルトインガレージ、シャッター、ゲート、警報機、ライト、防犯カメラ、番犬などで防犯対策をします。

外出先なら、路地裏の暗いコインパーキングは避け、立体駐車場、地下駐車場など管理者が常駐する駐車場を利用するようにしましょう。

その⑥:タイヤの劣化

タイヤはゴムでできており、ゴム製品は3~5年で劣化します。タイヤも例外ではありません。タイヤは車の走行と安全を両立のために率先して留意しなければならない部品です。できることなら3年で交換が望ましいといわれます。

タイヤが経年劣化した場合、弾力や硬度を失い、破損が多くなります。事故やトラブルを未然に防ぐためにも、タイヤ交換を定期的に行いましょう。

【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細