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かつて存在したオープン仕様のジムニー…姿を消した理由は?現行ジムニーの幌化カスタムも

消えたジムニー「幌」モデル

ジムニー ギャラリー

かつてのジムニーには「幌」タイプの仕様がラインナップされていました。しかし軽自動車規格の改正に伴いモデルチェンジとなった1998年の3代目JB23モデルから、幌モデルは消滅し、「3ドアワゴン」モデルのみ、のグレード展開となりました。

これには様々な理由が考えられます。まずいえる事が、「幌モデルのニーズが減っていった」、という事でしょう。カブリオレ・オープンモデルにも言える事ですが、日本では雨季もあり、気候的にオープンがあまり受け入れられない、という点。加えていえば、すべからく経年による「雨漏り」が発生する事も多くのモデルに当てはまります。

もう一点が、安全基準の強化、です。元々のジムニーは屋根のないモデルでしたし、それを継承していく形で発展を続けてきました。しかし軽自動車の規格改正、安全性の担保も重要視された為、クローズドボディのみの設定になったといえます。またこれは同時に「コスト削減」という面にも繋がっていると考えます。

クローズドボディとして設計された車体を「カブリオレ」にする場合、ボディ補強などさらなるコスト増加・重量増加が発生します。ジムニーの性質を考えると、こうしたネガをおしてまで「幌モデル」を投入するメリットが少ない、と判断したものと考えられます。またエアコン等搭載で車内環境も充実してきた背景もあるでしょうね。

スポーツカーのカブリオレモデルも軒並み販売で苦戦している実情を鑑みても、この判断には整合性はあると言えます…。

しかしジムニーの「幌」には根強い人気があるようなのです…。

なければ作る!「幌」を求めるジムニー乗り!

前述のように、ジムニー現行モデルには「幌型」の仕様はありません。しかし、「なければ作ってしまえばいい」という事で、JB型ジムニーを幌化するカスタムも行っている人々がいます。
カスタムショップでも行っている所がありますが、意外と「自分でボディをカットした」という方もいるのが、ジムニーオーナーの特徴かもしれません。構造変更で二人乗りに変更し、車検も取っている方が多いですから、ボディ補強もキッチリ行っているとは思いますが、なんともワイルドなカスタムといえそうです。

ワイルドといえば、横転した事で損傷したボディを「リペア」する方向性で、「幌化」してしまう方もいるようで、これもジムニーならでは、といえそうですね。また海外仕様(ヨーロッパ等)では、いまだにソフトトップモデルもラインナップにあるようです。

しかし手に入らないとなると欲しくなるのが人間の性。折しもレンジローバー「イヴォーク」にカブリオレが設定される等、SUVカテゴリにもこうしたラインナップが現れてきました。

SUVのカブリオレも登場、ジムニーの幌にも影響アリ!?

このSUVカブリオレが市場で受け入れられれば、日本メーカーも投入する可能性が少しは出てくるでしょう。またそもそも「セカンドカー」としてのニーズが高いのがカブリオレやオープンカーといったモデル。とすれば、日本においては「軽自動車」がそれを担える存在ですから、ジムニーの幌モデル復活の可能性も決してゼロではないでしょう…。

しかし「遊びゴコロ」やマーケットを考えると、同じスズキの「ハスラー」にカブリオレモデルを追加するのも面白いかもしれませんね。

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