スポーツカーにチェーンを巻いて雪道を走れるのか?

スポーツカーの定義とは?

ポルシェ 911 ターボ S

車は、荷物が詰めて便利で快適というのが一般認識ですが、スポーツカーにはあまり利便性を求めることはできません。車高は低く、サイドシルも高いため、乗り降りするのもひと苦労なんてことも。

デザインは車の中でも飛び抜けて格好良いのですが、1台ですべてをこなそうとするとなかなか厳しいものがあるため、万人に好まれる車でもないのです。

スポーツカーは雪道に向かない?

雪道 BMW

一般的にスポーツカーは雪道に向かないといわれています。なぜなのでしょうか?

スポーツカーはFR、MRの駆動方式を採用しているモデルが多く、車体の重心は後ろによりがちです。さらにハイパワー車が多いため、雪道では駆動輪(後輪)が空転し、トラクションを失いやすい傾向にあります。

4WDであれば、少しはマシかもしれませんが、基本設計がグリップする路面に対するものですから、あまり期待はできません。

雪道で有利なのは言うまでもなく、RV系の4WDです。またコンパクトカーに多いFFも駆動輪に荷重がかかりやすいため雪道は得意とされています。

それでも、バブル時代のようにスポーツカーでスキーに行きたいという場合、チェーンを巻いて雪道を走ることは可能なのでしょうか?

スポーツカーはチェーンを巻いて走れる?

タイヤチェーン

タイヤとフェンダーの隙間が少ないスポーツカーですが、チェーンは素材を選べば、ある程度の隙間で装着可能です。

もしスポーツカーで雪道を走る場合は通常の道ではスタッドレス、凍結している道や深い雪道、スタックしてしまった場合などはチェーンを装着してください。

ネットで検索すると、255/40サイズまでは、見つけることができましたが、それ以上のサイズとなると日本国内でアフターパーツを探すのは困難なようです。ちなみにポルシェには、純正オプションとして911に対応するタイヤチェーンも用意されています。

とはいえ、スポーツカーにとって最も大きな問題は、道にできる轍かもしれません。通常、雪道では、轍をつかって走ることが安全とされていますが、最低地上高の低いスポーツカーの場合、轍に沿って走ると、道の真ん中にできた山をラッセル車のように削りながら走らなければならなくなります。最悪の場合は山にクルマのお腹が乗り上げて動けなくなるかもしれません。

スポーツカーで雪道を走るのは、突然の雪など、緊急性がない限り避けたほうが良いですね。

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