日産 GT-Rも今後EV化するのか?

次期GT-Rの噂

日産 GT-R バンパー

日産 GT-R(R35)が発売されたのは、2007年。今年で10年目のモデルイヤーを迎える長寿車です。しかしモデルチェンジはまだ先のようで、2019~2020年あたりと噂されています。

GT-Rは専用部品を多用し、販売価格はもちろん維持メンテナンス費用も高額になっています。これは日産自身も相当なコストを強いられており、その観点から次期型では専用品の使用を最低限に抑える方針とのことです。

次期GT-Rのエンジンの噂

日産 GT-R VR38DETT エンジン

エンジンは、VR38DETTから汎用のV6に切り替えられるでしょう。恐らくは、2017年9月現在、インフィニティ車にのみ搭載されている新開発VR30DETT(400ps版)。それをベースに、専用のチューニングを施したものになるはずです。

こういったスポーツカーの場合、新型は従来型の性能を上回ることが至上命題ですから、現行型と同程度もしくはそれ以上のパワーを実現するために、どのようなチューンを施すのか注目です。

次期GT-Rのデザインの噂

無題

次期GT-Rのデザインコンセプトですが、すでに公開済みと言われています。そのコンセプトカーは2015年の東京モーターショーで公開された、NISSAN CONCEPT 2020 VISION GRAN TOURISMOです。

当時は、ゲーム・グランツーリスモに登場しそうなデザインを志向したとの説明でしたが、よく見てみるとフロントライト、フロントグリル、リアエンド、ルーフからCピラーなどのデザイン処理は、R35型に通じるものがあります。

企画モノとして製作されたNISSAN CONCEPT 2020 VISION GRAN TOURISMOですが、あまりに反応が良かったため、次期GT-Rのデザインベースになったようです。

さすがにフォーミュラカー的なサイドスポイラーや、それに続くリアフェンダーなどは修正があると思いますが、前述した各部意匠は市販型に活かされそうです。

次期GT-Rの電動化は?

次期GT-Rにも電動化の波は及びますが、モーター駆動になることはありません。候補に挙がっている電動化は、エンジンのモーターアシストと、ターボタービンの電動駆動です。

エンジンをモーターでアシストするのは、発進時など低速域。ツインターボ搭載はほぼ確定と思われますが、ターボが効き始めるまでの低回転をモーターでアシストして低速トルクを補強。排出ガスを抑制かつ排ガスがクリーンなVR型エンジンのさらなるクリーン化を目指すというのです。

ターボの電動化については、低回転域でタービンをモーターで駆動させて過給を行うとともに、高速域でトルクの谷が発生しそうな場面でも電動駆動して、パワー感の段付きをなくすそうです。

どちらも本当に実現しそうな技術で、次期型発表時の注目ポイントですね。

次期GT-RはHVか?PHEVか?

無題

とはいえ、最近の欧米の自動車をとりまく環境を見ていると、HVもしくはPHEV化は避けて通れないのかもしれません。

では、次期GT-RはHVとPHEV、どちらになるのでしょう?2020年頃発売となると、PHEVでなくては商品力は皆無といえます。その理由は、欧州の2040年以降のガソリン車の新車販売禁止問題、米国・カリフォルニア州のZEV規制など、自動車の大量消費地では、電動化への動きが顕著であるためです。

ZEV規制では、2018年よりハイブリッド車をゼロ エミッション ビークルから除外し、ガソリンエンジンを使用するのならPHEVであることが必須です。実際には、リーフやノートe-Powerなどが台数を稼いでくれるため、GT-RをPHEVにしなくても販売は可能ですが、ブランドリーダーであることを考慮すると、PHEV化は避けられません。

欧州のエンジン問題では、ガソリンエンジン搭載そのものが逆風となり、次期GT-Rの販売にはかなり深刻な影響が出そうです。もしGT-Rブランドを継続するのなら、欧州ではいずれモーター駆動モデルが必須となり、次々期GT-Rは、EVになるかもしれませんね。

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