フロントガラスが無いクルマもある?車検や安全性は?

フロントガラスが無いと危険?

フロントガラス

フロントガラスの無いクルマや、お飾り程度に付いているだけのクルマがあることをご存知ですか?メーカーは、なぜフロントガラスを極めて小さくしたり、無くしたりするのでしょうか。

そもそもガラスは結構な重量があり、レースカーやスポーツカーを作るうえで問題になるポイントです。ある資料では、空車重量約1.2tの乗用車の窓ガラスの重量は約33kgという分析もあります。このガラスには、ウェザーストリップというゴム製品によって固定されたり、サイドウインドウは開閉させるためのエレベーターがあったりと、設計段階で割り切ってしまえば、かなりの重量減につながるというわけです。

ご存知のように、ボディの軽量化は、燃費性能はもちろん、運動性能にも大きな影響を及ぼします。そこで、クルマのガラスを無くしてしまおうという発想が生まれるわけです。

しかしフロントガラスを無くすと、ドライバーに掛かる風圧や、石やゴミなどの飛来物が襲いかかってくるという問題が生じます。速度が速くなるにつれて飛来物はその威力を増し、ただの飛び石でもドライバーに深刻なダメージを与えることだってありうる看過できない問題です。

それでも、速さを求めるうえでガラスは不必要だと判断されたモデルが、2017年4月現在でも販売されています。それが、イギリスのアリエル モーターカンパニーが作っているアトムです。

車検はどうしているの?

ここで疑問が浮かんでくるのが「車検」の問題。フロントガラスが無いクルマは、車検はどうしているのでしょう?

鍵となるのは、そのクルマが新車にどういった姿でデリバリーされたのか。ということです。たとえば、ルノー スポール スパイダーは、新車時からフロントのウインドウがありません。輸入してきた段階でその状態だったら問題なく車検は通ります。対して、後からフロントガラスを無くした車両については、最低でも構造変更の手続きが必要になりそうです。

さて、ここからは新旧のフロントガラスの無いクルマ、きわめて小さいクルマをご紹介しましょう。

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