国産EVスーパーカーが誕生!京大発のベンチャー企業GLMとは

GLM社は京都大学が生んだベンチャー企業

Green Lord Motors株式会社(GLM社)は、2010年4月に設立された日本唯一のピュアスポーツカー専門メーカーです。その母体は、1996年、京都大学のベンチャービジネスラボラトリーで元京都大学教授(現名誉教授)の松重和美氏らが進めていた「京都電気自動車プロジェクト」でした。

京都には、車載部品のオムロン、電池のGSユアサ、急速充電器のニチコン、モーターの日本電産といった、EVの基幹部品を手掛ける企業が集まっており、各社の技術を持ち寄れば電気自動車の開発ができると言われてきました。

それを実現したのがGLM社です。各技術を持つ企業群と連携を取り(GLMエコシステム)、2014年には、トミーカイラZZをEVとして復活。そして2016年、完全EVのスーパーカーとなるコンセプトモデル、GLM G4をパリモーターショーで発表しました。

GLM社の沿革

GLM G4

京都大学の「京都電気自動車プロジェクト」を事業化したのは2010年4月と、まだ発足して7年目の若い会社です。

かつて京都で発足したトミタ夢工場の「トミーカイラ」ブランドを正式に継承し、2年後の2012年10月には、トミーカイラZZ EVで国内認証を取得。2014年から出荷を開始しています。いくら母体があったとはいえ、設立から3年でEVを完成し、4年で納車にこぎつけたスピードは異例の速さです。

今回、日本で公開されたG4は、2016年のパリモーターショーで発表されたもの同じもので、スーパーカーを想起させるクーペスタイルの4ドア4シーターモデルです。

出資者は?

このGLM社へは、有名人では政財界からソニー元会長の出井伸之氏、芸能界からX JAPANのYOSHIKI氏が出資しています。

他にも取引先であり電機メーカーのニチコン、VCからはグロービス・キャピタル・パートナーズ、日本ベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル、池田泉州キャピタルなど。お金の専門家集団が出資するあたり、相当、将来が見込まれているようです。

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