SUVライバル車対決!スバル フォレスター対マツダ CX-5…経済性と走行性能は?

SUV技術の集大成「スバル フォレスター」

フォレスター

フォレスターは、スバルのクロスオーバーSUVとして根強い人気を誇っており、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDなど、他にはないスバル独自の技術や220㎜のロードクリアランスなどが特徴の本格的SUVとしての側面も持ち合わせています。

エンジンは水平対向4気筒の2.0Lで、自然吸気と直噴ターボの2種を設定しており、同じ排気量ながらその差は約100馬力と、性格はかなり異なります。

エクステリアはオーソドックスなステーションワゴンデザインで、最近のオシャレなクロスオーバーSUVの中では、やや地味な印象なのは否めませんが、そこがスバルらしさとも言えます。

革新的技術が盛りだくさん「マツダ CX-5」

CX-5

最新の”鼓動デザイン”と”SKYACTIVテクノロジー”を全面採用し、クロスオーバーSUV市場に衝撃的デビューを飾ったCX-5。その特徴は、なんといってもそのメインパワーユニットであるクリーンディーゼルエンジン"SKYACTIV-D2.2"です。

4.0Lガソリンエンジン並みの協力なトルクは、重量のあるSUVボディには最適と評価も高く、その後に発売された「CX-3」とともにマツダのSUVシリーズの個性を決定付けています。

また、4WDシステムは、車の動きを予測し、その変化に応じて、クルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロールする最新の「i-ACTIV AWD」を採用しています。

価格と燃費の経済性を比較しよう

フォレスターの車両価格は214万円台からと、2.0LクラスのクロスオーバーSUVとしては非常にリーズナブルで、さらに全車4WDであることが注目されます。

対してCX-5は、2.0Lの2WDが244万円台から、4WDの最低価格は2.5Lの267万円からと、フォレスターと比べると割高となっています。

また、人気のクリーンディーゼル車は2WDでも283万円からで、フォレスターのアイサイトを装備した上級グレード以上となり、価格だけで比較すると選びずらい状況です。燃費では、フォレスターの2.0L車が16.0㎞/L、2.0Lターボ車の13.2㎞/Lに対し、CX-5は2.0L車は2WDで16.4㎞/Lとフォレスターを上回り、クリーンディーゼルでは2WDで18.4㎞/Lとフォレスターに大きく差を付けています。

燃費の数値だけで判断するとCX-5がフォレスターより優れているという結果ですが、車両価格も考慮して判断するならば、経済的な4WDを選ぶならフォレスターがコストパフォーマンスに優れているという見方が出来ます。

さらに、割高と思われるCX-5のクリーンディーゼル車ですが、燃費と軽油ならではの燃料費の安さを考慮すると、300万円を超えるフォレスターの上級車種よりも、コストパフォーマンスは上と言えるでしょう。

フォレスター

【フォレスター 2.0L】         
車両本体価格:2,149,200円~2,894,400円
JC08モード燃費率:16km/L

【フォレスター 2.0L直噴ターボ】   
車両本体価格:3,128,760円
JC08モード燃費率:13.2km/L

CX-5

【CX-5 2.0】 
車両本体価格:2,446,200~2,548,800円
JC08モード燃費率::16.4㎞/L

【CX-5 2.5】
車両本体価格:2,673,000~3,099,600円
JC08モード燃費率:14.2~15.6㎞/L

【CX-5 XD】
車両本体価格:2,835,000~3,488,400円
JC08モード燃費率:18.0~18.4㎞/L

エンジンと4WDシステムの走行性能を比較しよう


フォレスターのエンジンラインナップは水平対向4気筒の2.0Lの自然吸気とターボチャージャーの2種となっており、特に2.0Lターボチャージャーは206psという高出力を誇り、フォレスターの性格を決定ずけているといえるでしょう。

CX-5は2.0Lと2.5Lのガソリン、そしてクリーンディーゼルという国内のSUVクラスでは稀有な豊富なエンジンラインナップを誇り、2WD車の設定と合わせて多様なニーズに対応しているのが特徴です。

特に、低圧縮比14.0と最大トルク:420N・m を達成したクリーンディーゼルエンジンは、ハイブリッドを含むガソリンエンジンを搭載する他のライバルに対し大きな差別化が可能になりました。

4WDシステムには両車ともにこだわりがあります。

フォレスターの「シンメトリカルAWD」は、水平対向エンジンと左右対称のパワートレーンで構成された独自のAWDシステムで、重心位置が低く前後左右の重量バランスに優れ、フォレスターのオールラウンドな走りを支えています。

CX-5は、路面状況をいち早く予測し、その変化に応じて、クルマ自身が前後輪の駆動力配分を積極的に自動コントロールする「i-ACTIV AWD」を採用し、走破性能だけではなく燃費性能にも貢献させるシステムとなっています。

フォレスターのエンジンと4WDシステム

【2.0L NA車】
エンジン:水平対向4気筒ガソリンエンジン
総排気量:1,995cc
最高出力:148ps/6,200rpm
最大トルク:20.0kgf-m/4200rpm
JC08モード燃費率:16km/L

【直噴ターボ車(XT)】
エンジン:水平対向4気筒ガソリン直噴ターボエンジン
総排気量:1,998cc
最高出力:280ps/5,700rpm
最大トルク:35.7kgf-m/2,000-5,600rpm

CX-5のエンジンと4WDシステム

【2.0L ガソリン車】
エンジン:直列4気筒
総排気量:1,997cc
最高出力:114kw(155ps)/6,000rpm
最大トルク:196:N•m(20.0kgf•m)/4,000rpm

【2.5L ガソリン車】
エンジン:直列4気筒
総排気量:1,997cc
最高出力:138kw(188ps)/5,700rpm
最大トルク:250:N•m(25.5kgf•m)/3,250rpm

【クリーンディーゼル車(XD)】
エンジン:直列4気筒ターボディーゼル
総排気量:2,188cc
最高出力:129kw(175ps)/4,500rpm
最大トルク:420:N•m(42.8kgf•m)/2,000rpm

フォレスターとCX-5 どちらを選ぶ?

スバル伝統のSIV技術の集大成である「フォレスター」と、革新的技術を盛り込んど「CX-5」は、ともに国内市場だけではなく、北米を中心とした海外市場で両社を代表する戦略車種であることも共通しており、そのパフォーマンスは世界にも通じる実力を兼ね備えています。

しかし、国内の基準で見ると、パフォーマンスよりも経済性が重要視されるので、低価格のクロスオーバーSUVであるフォレスターと低燃費のCX-5という判断基準になるかもしれません。

フォレスターとCX-5、貴方ならどちらを選びますか?ちなみに、自販連調べによる2016年3月の登録実績は、フォレスターが3,858台、CX-5が2,991台となっており、フォレスターが上回っています。

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