約40年ものロングセラーを誇るワックス…ピカール赤缶「ブライターワックス」の実力とは?

グラスター

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40年もの間、変わらぬ姿で愛されるロングセラーワックス「グラスター」。今回は、伝統の「BRITTER (ブライター)ワックス」を通称ワックス評論家の異名を持つ筆者が試します。
Chapter
40年愛され続けられるカーワックスの性能は?
何はともあれ、まずは洗車
余計な宝飾のない伝統のパッケージ
高純度のカルナバ蝋が主成分
スポンジには均等に馴染ませるのが鉄則
塗装面への伸びは特筆モノ!
拭き取りも楽で女性でも作業はラクラク
ヌメっとした艶は、思わずウットリしてしまう
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40年愛され続けられるカーワックスの性能は?

上記は、おなじみのピカール「グラスターゾルオート」と、市場ではあまりお目にかかれない同社の「赤缶」こと。「BRITTER(ブライター)ワックス」(固形カルナバ)。いずれも40年前から、販売されているロングセラー商品です。

黄色と赤の缶が目を引く「グラスターゾルオート」は、ハイヤー業界の艶出しなどで圧倒的な支持を得ている商品で、こちらは、カー用品店でも容易に手に入れることが出来ますが、ピカール赤缶「BRITER(ブライター)ワックス」は、はじめて見たという方も多いはず。

筆者もこれまでに数え切れない程の洗車企画本などを執筆してきましたが、ピカール赤缶「BRITER(ブライター)ワックス」は、今回、はじめてその存在を知りました。おそらくこのワックスを紹介するのは、筆者が初と言えるでしょう。

何はともあれ、まずは洗車

まずはボディ全体を洗車し、水分を綺麗にふき取ってから作業を敢行。

余計な宝飾のない伝統のパッケージ

ピカール赤缶「BRITTER(ブライター)ワックス」の真っ赤な缶には、余計な効果などは記載しておらず、いかにも業界専用といったもの。現在市場にある固形ワックスの原点といえるもので、ユーザーはハイヤーやタクシー業界。

開発にあたり、伸びがよく、拭き取りが容易で、塗装面に強固なカルナバ皮膜を形成し、ムラ無く均等に仕上がるとのことです。また、自動車の塗装面のほか、航空機、家具、樹脂(梨地は除く)メッキの艶出し、保護にも適しており、このピカール赤缶「BRITTER(ブライター)ワックス」は環境への安全性も配慮しています。

高純度のカルナバ蝋が主成分

ピカール赤缶「BRITTER (ブライター)ワックス」は、高密度のカルナバ蝋とシリコンが主成分。40年前から製造方法は変わらないため、漂白などはしておらず、素材そのままの色であす。香りは、カルナバの甘さに石油系溶剤が混ざったもの。完全な固形ワックスです。

スポンジには均等に馴染ませるのが鉄則

柔らかいスポンジを用いて、適量馴染ませます。余剰分は、缶の淵でそぎ落とすと、スポンジにワックス成分が均等に付着し、塗装面に均等な塗布が可能です。

塗装面への伸びは特筆モノ!

ドア、フェンダーとパネルごとに作業範囲を区切り、塗布していきます。ほこり付着防止のためにも、一度にボディ全体に塗布しない事。まるでバターを伸ばしているかのようにのびはよく、スポンジに一回とれば、ドアパネル一枚は余裕で塗布可能です。

拭き取りも楽で女性でも作業はラクラク

このピカール赤缶「BRITTER (ブライター)ワックス」が登場した頃には、存在しなかった新繊維であるマイクロファイバーなどを使用して、塗布→生乾き→拭き取りをパネルごとに繰り返していきます。拭き取りは現在の固形ワックスよりも容易で、サクサク作業が進みます。また、一切白い粉が出ないことにも感銘を受けました。

ヌメっとした艶は、思わずウットリしてしまう

取材車両はソリッドカラーの赤ですが、まるで濡れているかのような深みのある艶が再現できました。この艶は、ヌメッとしたもので、超高級カルナバワックスにも引けを取らないレベル。

ハイヤーが、なぜあそこまでテカテカの艶なのか・・・。その答えがこのピカール赤缶「BRITTER (ブライター)ワックス」というわけです。耐久性については、筆者の住む関東では、冬場降雨が少ないため、詳細なことは記せませんが、洗車の際も、弾けるような接触角度の高い水玉でパッと塗装面を流れ落ちます。光沢はもちろんのこと、耐久性も期待できそうです。

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