「シューティングブレーク」はどのようなジャンルの車なのか?

シューティングブレークって何!?

元々は狩猟用のオープン馬車(キャリッジ)でしたが、自動車が進化していく過程で意味合いが異なっていきます。狩猟者専用の座席を設けて、猟犬や猟銃などを積み込めるようにしたタイプでしたが、その後は狩猟だけでなくエステートカーやステーションワゴンと同義語になったと言われています。

最近では、クーペボディまたはクーペ風の車両をステーションワゴン化と融合させた様な形状をさして「シューティングブレーク」と呼ぶことが多いです。

必ずしも3ドアでなければシューティングブレークでない!というわけではなく、スタイリッシュな5ドアステーションワゴンを「シューティングブレークスタイル」とすることもあります。

フェラーリでも作られている!シューティングブレーク「FF」

フェラーリ・FF(Ferrari Four)は、フェラーリが製造するスタイリッシュ高級ワゴンです。正式にシューティングブレークモデルとして販売されています。

フェラーリ初の4WD車両という、歴史的にもインパクトのある車両となりました。ピニンファリーナデザインの3ドアワゴンは、一般的なステーションワゴンやハッチバッククーペには見られない、独特な魅力を感じられます。

独特なボディ形状や660psを発揮する6.3リッターV12気筒エンジンを搭載している点を考慮すると、普通のステーションワゴンとは呼ぶにはお粗末かもしれません。

4WDシステムも画期的で、縦置きエンジン前方にトランスファーユニットがある独特のシステム。この「4RM」と名付けられたシステムはフェラーリによって特許が取得されています。

センターデフを持たない軽量なシステムを実現したことにより、これほどの縦置きエンジンのロングノーズ・ロングホイールベース車両にも関わらず前後重量配分は47:53となっています。

フェラーリ・FFは明らかに通常のワゴンとは一線を画するシステム・スタイルを有しており、「シューティングブレーク」の名に相応しい一台となりました。

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