センチュリーやランボルギーニに搭載…V12エンジンのメリットとデメリット

V12エンジンを搭載しているクルマたち

BMW 7シリーズ

現在でも世界の超高級車やスーパーカーにはV12エンジン搭載車が多数存在します。

メルセデス・ベンツ
Sクラス(S600)、S65AMG、S 65 AMGクーペ、SL65AMG、G65AMG

BMW
7シリーズ(760Li)

ロールス・ロイス
ファントム、ゴースト、レイス

フェラーリ
F12ベルリネッタFF

ランボルギーニ
アヴェンタドール

アストンマーチン
DB9、DBS、ヴィラージュ、ラピード


日本の乗用車ではトヨタGZG50型センチュリーが、唯一の搭載車です。

F1ではかつてV12エンジン搭載車が花盛り

F1の世界では、フェラーリをはじめ、各メーカーがV12エンジンを投入していました。また1990年代初頭にはフォードやルノー、2000年代にはトヨタにもV12エンジンの投入計画がありました。

現在ではF1のレギュレーションが変更されV10搭載が義務となったため、V12エンジンはすべて姿を消しています。

V12エンジンのメリットとは?

センチュリー V12

V12エンジンの魅力は、まずよく回ってパワーがある、ということでしょう。かつて、NAエンジンでパワーを出すには多気筒化して最高回転数を上げることが重要とされていました。多気筒化する事で1気筒あたりの排気量が減り、ピストンスピードをアップすることができるからです。

また、パワフルなのに、エンジンがとても静かであるということ。振動も少ないです。エンジンを回さなくても静かに滑るようにハイパワーな走りが楽しめる…これがV12エンジンの魅力でしょう。

脳天を刺激する、甲高い乾いた音…一度聞くと頭から離れない独特のエンジン音も魅力の一つですね。

デメリットは?

かつて多気筒化することでパワーアップを計っていましたが、21世紀に入ると技術の進歩によってV12よりもコンパクトで低コストで製造できるV6やV8で十分な高出力が出せるようになりました。V12エンジンは生産コストやメンテナンスコストが高額。サイズも重量も大きく、燃費やCO2などの環境性能でも劣ってしまいます。

V12エンジンが盛り返す日はやってくるのでしょうか?

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