AIの登場によってクルマはこう変わる

AI(人工知能)とは何か?

AI

人工知能の研究には、二つの種類があります。一つは、人間の知能をもつ機械を作ろうとする研究、もう一つは、人間が頭脳を使ってすることを、機械にさせようとする研究です。実際の研究のほとんどは後者であり、人工知能の研究といっても、人間の頭脳のような機械を作っているわけではないのです。

AI(人工知能)は会話などの音声データや、センサー・カメラなどの画像データを使い、パターンを統計的に解析して「学習」し、「新しい結論」を導き、「将来使えそうな知識」を見つけていきます。

将来的には、クルマ自身がドライバーの表情などで感情を認識し、自ら感情を生成するという、まるで、ペッパー君がクルマになったかのような、クルマができるのかもしれませんね。

AIは自動運転に欠かせない技術

テスラモーターズ モデルX 75D 夜間走行

クルマの運転には、道路状況や周囲を走る自動車、自転車や歩行者等によって、刻々と変化する状況に合わせて対応する技術が求められます。自動運転には、人間が記述するプログラムだけではすべての事象に対応することが難しく、「自ら学習するAIが欠かせない」と言われています。

ゲーム用GPU(画像処理半導体)で有名なNVIDIA社のグラフィック処理や高速演算処理の技術は、既に自動運転に活用されています。NVIDIAが試作したAIカーBB8は、コーンを使った道路の自動走行だけでなく、レーンや道がなくても障害物を避け、自ら判断して走行する、というところまで至っています。

この完成度を求め、テスラモーターズ、アウディ、ボルボ、BMW、メルセデス・ベンツ、ホンダなどの自動車メーカーは、実際にNVIDIAの自動運転用ソフトウェア開発キットを導入しています。

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