ワゴンで280馬力?!ワゴンに馬力って必要ですか?
更新日:2024.09.09
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見た目はおとなしい4ドアセダンにハイパワーエンジンを搭載し、それに合わせて足回りを引き締めた高性能モデルを、「羊の皮を被ったオオカミ」と言い表すことがあります。2シータースポーツのようにストレートなカッコよさをぐいぐいアピールするのではなく、オッと思わせる意外性が魅力。同時に実用性を犠牲にせず卓越した走りの魅力をプラスしたところがクルマ好きの琴線に触れる……そんなモデルがフォルクスワーゲンにも存在します。
ワゴンなのに"R"
セダンではありませんが、より使い勝手を追求したステーションワゴンのGolf Variant。
その最強バージョンであるGolf R Variantが、これにあてはまるモデルです。
ハッチバックのGolfにも用意される“R”は、その強心臓が最大の注目点。最高出力206kW(280PS)、最大トルク380Nm(38.7kgm)を発揮する2.0L TSIエンジンを搭載し、これに強大なパワーにも対応する湿式多板構造のマルチプレートクラッチを内蔵した6速DSGを組み合わせています。
その最強バージョンであるGolf R Variantが、これにあてはまるモデルです。
ハッチバックのGolfにも用意される“R”は、その強心臓が最大の注目点。最高出力206kW(280PS)、最大トルク380Nm(38.7kgm)を発揮する2.0L TSIエンジンを搭載し、これに強大なパワーにも対応する湿式多板構造のマルチプレートクラッチを内蔵した6速DSGを組み合わせています。
Golf GTIが同じ2.0Lターボでも162kW(220PS)ですから、このパワーユニットがいかにハイチューンか想像がつきます。
さらに、駆動方式は4MOTIONと呼ばれるフルタイム4WDシステム。
第5世代のハルデックスカップリングを採用し、状況に応じて前輪・後輪のトルク配分を連続的に変化させ、さまざまな走行シーンでスムーズかつ安定した走りを実現しています。
さらに、駆動方式は4MOTIONと呼ばれるフルタイム4WDシステム。
第5世代のハルデックスカップリングを採用し、状況に応じて前輪・後輪のトルク配分を連続的に変化させ、さまざまな走行シーンでスムーズかつ安定した走りを実現しています。
非日常域も愉しめる
「でも、実用性が最優先のワゴンモデルに、過剰な動力性能は必要ないのでは?」という声が聞こえてきそうな気がしますが、Golf R Variantの存在に大きな意味を持たせているのが、“DCC”の存在です。
ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性をコントロールする、“アダプティブシャシーコントロール(DCC)”は、快適性を重視した乗り味から、スポーツドライビングを楽しむためのセッティングまで、状況に応じた走行モードを瞬時に設定できるもの。
ダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性をコントロールする、“アダプティブシャシーコントロール(DCC)”は、快適性を重視した乗り味から、スポーツドライビングを楽しむためのセッティングまで、状況に応じた走行モードを瞬時に設定できるもの。
“R”の場合は、コンフォート、ノーマル、レース、エコ、カスタムの5つからモード選択ができますが、普段の街乗りやのんびりクルージングを楽しみたいときには、乗り心地や燃費を優先したモードを選べば“実用車”としての側面を際立たせることが可能です。
その一方、“レース”モードをチョイスすれば世界は一変。ダンパーの減衰力を高め、ステアリングのフィールも重みを増すだけでなく、エンジンレスポンスやシフトポイントがよりダイナミックな設定となり、よりアグレッシブな走りを楽しめます。
こうして、時には280PSを解き放つ走りを堪能する……。
快適かつ実用的なワゴンの顔も持っているからこそ、この高性能はより輝きを増すことになると言ってもいいかもしれません。
Golf R Variantは、さまざまな使い方に適応する万能型のステーションワゴンなのです。
その一方、“レース”モードをチョイスすれば世界は一変。ダンパーの減衰力を高め、ステアリングのフィールも重みを増すだけでなく、エンジンレスポンスやシフトポイントがよりダイナミックな設定となり、よりアグレッシブな走りを楽しめます。
こうして、時には280PSを解き放つ走りを堪能する……。
快適かつ実用的なワゴンの顔も持っているからこそ、この高性能はより輝きを増すことになると言ってもいいかもしれません。
Golf R Variantは、さまざまな使い方に適応する万能型のステーションワゴンなのです。