過走行車でも高価買取してもらえる秘訣とは?3つのポイントを紹介!
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しかし、2024年現在半導体不足による新車の納期が長期化している影響で、過走行車の価値も変わりつつあります。
今までのように廃車にしたり安く手放してしまうのは勿体ないかもしれません。
そこでこの記事では、過走行車の定義をはじめ、1円でも高く売却するための重要なポイントを紹介します。
高価買取してくれる業者もご紹介しますので、高く買取してもらう為の参考にしてください。
- Chapter
- 過走行車とは?:定義と価値観の変化
- 過走行車の定義
- 買取金額が安くなる理由
- 過走行車の需要は高まっている
- 高く買取してもらうためにしなくてもいい事
- 洗車は不要
- 余計な修理は不要
- 消耗品の交換やガソリン等の補充は査定額に影響しない
- 車検を受け直すのは費用の無駄
- 過走行車を高価買取してもらう3つのポイント:車種と清掃と店選び
- 海外需要の高い車種であること
- 趣味性の高い車であること
- 積載性の高い車種であること
- 輸出・趣味性・積載性のある車種以外の場合
- どうしても買取金額が付かない場合は?
- 買取店を比較する
- 廃車専門店に相談する
- 還付金があるうちに売却する
- 過走行車を高価買取してくれる業者3選
- 過走行車の買取に関するQ&A
- なぜ海外では過走行車に値段が付くの?
- 過走行の高年式車を買うのって危ない?
- 過走行車の買取まとめ
過走行車とは?:定義と価値観の変化
まずはご自身の車が過走行車と見られるかどうかを判断するため、過走行車の定義を確認していきましょう。
過走行車の定義
◎高年式車(新車から5年以内)の場合
年間走行距離の一般的な目安は1年/10,000kmと言われており、これは日本人の通勤距離や普段使いの平均値に基づいた目安です。
高年式の中古車を買うメリットの1つに「年式が新しい分走行距離も少ない車が多い」という事が挙げられます。
1年10,000kmの目安を大幅に超えてしまっている車は「年式の割に過走行」と見られ、買取金額が下がりやすいです。
例えば、3年落ちのクラウンは平均3万キロ走っていますが、7万キロ走っていると過走行だと判断されます。そのため、市場に流通している他のクラウンよりも見劣りし、買取金額が安くなってしまいます。
◎低年式車(新車から8年以上、モデルチェンジ済み)の場合
年式が古くなり型落ちしてしまった車の過走行ラインは10万kmです。
走行距離が10万kmを越えてしまうと、国内の中古車市場では需要が一気になくなるため大幅に買取相場が下がってしまいます。
なぜ需要がなくなるかというと、低年式の中古車を買おうとする人のほとんどが「走行距離が少なくて状態の良いものを、安く買いたい」と思っているからです。
10万kmを越えた10年落ちの軽自動車を安心して買えますか?というと、故障や劣化を恐れて候補から除外する人がほとんどでしょう。
こういった理由から、10万キロを越えた車は全て過走行と判断され、買取金額が安くなります。
買取金額が安くなる理由
- 足回りやエンジンの消耗が進み、故障するリスクが高い
- メンテナンスや部品交換などで余計な維持費がかかる
- 過走行は車で過ごした時間が長いため、内装の劣化が懸念される
- 買って自分が売る時にはさらに走行距離が増え、資産価値がなくなる
では、過走行車は本当に寿命が短くて価値がないのでしょうか。
実は近年、日本ではこの価値観が変わりつつあります。
過走行車の需要は高まっている
この影響を良い方向に受けたのが中古車業界です。
新車が手に入りにくい今、中古車の需要は非常に高くなっています。
それに伴い、一昔前であれば過走行だからという理由で安かった車にも需要が高まり、買取金額も上がっている傾向があります。
そもそも「走行距離10万kmが車の寿命である」と定義されたのは1990年代の話で、ディーラーが新車を売る為に危機感を煽り、買い替えを促すためのセールストークがルーツです。
今の車は性能も耐久性も大幅にUPしているので、メンテナンスさえしていれば10万km走行した過走行車でも寿命はまだ先の話です。
こういった背景があるため、過走行車は以前よりも需要があります。
よって、廃車と決めつけたり過走行だからといって安く売却すると、損をしてしまう可能性があります。
高く買取してもらうためにしなくてもいい事
まずは高く買い取りしてもらうためにしなくてもいい以下の点について解説します。
- 洗車は不要
- 余計な修理は不要
- 消耗品の交換やガソリン等の補充は査定額に影響しない
- 車検を受け直すのは費用の無駄
洗車は不要
なぜなら、いくら洗車をしても傷は消える訳ではなく、逆に見えにくかった薄傷を目立たせてしまう事があるからです。
車の査定士はボディの取れない傷や室内の汚れを減点方式で採点しているので、「洗車していてイメージが良いから査定額UP」という事は絶対にありません。
洗車道具や洗車機に入れる費用が勿体ないので、高く売る為にという理由で洗車をするのは止めておき、代わりに内装の掃除を入念にしておきましょう。
余計な修理は不要
目立つ傷があるからといって板金修理したり、エアコンが効かないからエアコンを修理してから査定に出すというやり方は止めておき、現状のままを査定してもらいましょう。
消耗品の交換やガソリン等の補充は査定額に影響しない
例えば、50万円の車に20万円の高級タイヤを履かせても買取金額は50万円のままです。
同じく、ガソリンを満タンにしたりエンジンオイルを入れ替えても査定額には1円も影響がありません。
査定前に消耗品に限界を感じて不安を感じた場合は、出張査定を依頼しましょう。
車検を受け直すのは費用の無駄
車検代はほとんどが税金なので、車の価値とは無関係です。
車検が切れている場合はそのまま走行すると交通違反になりますので、出張査定を依頼しましょう。
過走行車を高価買取してもらう3つのポイント:車種と清掃と店選び
- 海外需要の高い車種であること
- 趣味性の高い車であること
- 積載性の高い車種であること
- 輸出・趣味性・積載性のある車種以外の場合
海外需要の高い車種であること
海外に輸出される車は年式の規制はあれど走行距離の規制はほとんどありません。
さらに、海外では「車は数十万キロ走るもの」という考え方が一般的で、10万キロを過走行だと思っているのは世界中で日本人だけです。
トヨタの過走行車を所有されている方は、買取査定の際に自分の車が輸出される車かどうか聞いてみましょう。
「輸出需要のことを知っている」ことをアピールするだけでも、買取店は足元を見た安い買取金額を提示しにくくなります。
ちなみにトヨタ車以外にも海外に輸出される車はたくさんあり、主にSUVが輸出対象になることが多いです。
趣味性の高い車であること
こういった車種は過走行や型落ちでも、古いからこそ熱心な愛好家がいて需要がある車種が多いです。
国産のオープンカーではトヨタのソアラ、ダイハツのコペン、日産のフェアレディZ、ホンダのS660やS2000、マツダのロードスターなどが過走行でも高く売れる車種です。
ホンダS660はまだ新しい車種なので、10万キロを越えていても100万円以上で販売されています。
スポーツカーも同じく、過走行や修復歴有でも高価買取されます。
トヨタの86、スープラ、MR-S、日産のスカイラインGT-Rやシルビア、ホンダのNSXやシビックType-R、三菱のランサーエボリューション、マツダのRX-7、スバルのWRXなどです。
オフロード車はその耐久性とカスタム性、海外需要も相まって過走行でも高価買取されやすいです。
トヨタのランドクルーザーシリーズが最も有名ですが、日産のサファリや三菱のパジェロ、スズキのジムニー、輸入車ではランドローバーのディフェンダーや、JEEPなども10万キロ以上走行していても高価買取が期待できます。
クラシックカーは主に昭和の時代に人気のあった名車のことです。
これらはたとえ過走行車でも走行距離が不明でも、希少であるがゆえに高価買取されます。
積載性の高い車種であること
また、ISUZUや日野自動車のトラック、軽トラ軽バンも同様に過走行でも高価買取してもらいやすいです。
輸出・趣味性・積載性のある車種以外の場合
特に内装の評価は重要ですので、査定前には余計な荷物やゴミは全て撤去し、床は掃除機、パネルは濡れた雑巾で拭き上げ、シートには消臭剤を使っておきましょう。
また、過走行に加えて故障や修復歴があったりして、どうしても買取金額が付かない場合も諦めてはいけません。
通常の買取店ではなく、廃車専門の買取店に相談すれば引取りや廃車手数料は無料で、金属資源としての買取金額+自動車税などの過払い分が返金されます。
どうしても買取金額が付かない場合は?
この項目ではそういった場合どのような売り方をすれば良いのかを、詳しく解説していきます。
- 買取店を比較する
- 廃車専門店に相談する
- 還付金があるうちに売却する
買取店を比較する
必ず最低3社は比較し、最も買取金額の高いお店に売却しましょう。
比較し競合を発生させなければ買取店は査定額を上げる理由がなく、こちらも本当の買取金額のMAXがいくらなのか判断できません。
少し手間がかかるかもしれませんが、一括査定や出張査定サービスを利用して必ず比較を行いましょう。
廃車専門店に相談する
ディーラーでは0円どころか査定料や廃車手数料を取られてしまうこともあります。
ディーラーや買取専門店で価格がつかなかった場合は、廃車の買取専門店に買取を依頼するのがおすすめです。
廃車専門の買取店は値段の付かない車を金属資源として値段をつけたり、他社にはない独自の輸出ルートによって高価買取を実現しています。
そして専門業者のほとんどが引取り手数料や手続き代行料を無料にしているので、余計な費用を引かれることもありません。
さらに、過払い分の自動車税等も戻ってくるため、廃車専門店に売却すれば買取金額+還付金という形で現金化できます。
還付金があるうちに売却する
軽自動車には自動車税の還付金制度がないため一度支払った税金は戻ってきませんが、普通車の自動車税は、下記2通りの場合に還付金を受け取れます。 受け取れる金額は、年間の自動車税額を月割り計算した残り分となります。
では10年落ち1800ccの車を8月に売却した際の還付金を例に見ていきましょう。
<還付金例>【10年落ちの普通車(1800cc)を8月1日に廃車として売却した場合】
支払い済み自動車税39,500円のうち
4月~8月分は納税義務が発生、9月~3月分は還付金として受け取れる
(39,500円÷12)×7ヵ月(9月~3月分)=約23,040円
これが還付金として受け取れるおおよその金額となります。
一度支払ったものが返ってくるだけとはいえ、買取金額にこの還付金が上乗せされると嬉しいものです。
注意点としては、軽自動車税には還付金制度がないため、4月1日に所有している時点で軽自動車税の請求は車検証上の所有者へ届きます。
軽自動車を買取してもらう際は4月になる前に名義変更できるような日程で引き渡しましょう。
過走行車を高価買取してくれる業者3選
- カーネクスト
- カーセブン
- MOTA車買取
株式会社カーネクスト
カーネクスト
カーネクスト
総合評価
廃車買取業者の最有力候補!
カーネクストは廃車の買取に特化した中古車買取専門店です。
HP上では自動車税などの還付金説明を詳しく行っており、車の税金に関する知識は業界トップクラスだと言えるでしょう。
「どんな車でも0円以上で買取」を宣言しているため過走行車でも必ず金額をつけて買取ってくれます。
さらに、引き取る際のレッカー代や廃車手続きの代行手数料も無料なので、余計な費用もかからず安心して利用できる業者です。
カーネクストが1番良かった
他社とも見積もりしてもらったが、カーネクストが1番良かった。
査定額ももちろんですが、担当してもらったスタッフの対応も良くサービスも心地よく予想以上の対応に感謝しています。
カーネクストは安いとか噂を聞いていましたが、全然そんなことはなかった。
売却した車:ホンダ フリード (2019年式、走行距離3万キロ)
売却金額:100万円
5万円の買取額がついた
走行距離が8万超えだったので査定はついても1万円かと思っていたが、5万円の買取額がついたので満足しています。
スタッフの対応も親切で丁寧で安心して任せることができた。
振り込みも思っていたより早かった。また次回売却することがあれば利用したい。
売却した車:日産 デイズルークス (2013年式、走行距離8.2万キロ)
売却金額:5万円
買い取ってもらえて良かった
かなり走行距離も多くなっていたので本当に買い取ってくれるのか不安だったのですが実際に買い取ってもらえて良かったです。
ネットで確認した通りレッカー引き取りや廃車手続き代行も無料でしてくれたので本当に助かりました。
こちらからの質問にも丁寧に早く答えてくれたので安心して任せられました。
売却した車:ダイハツ ミライース (2011年式、走行距離17万キロ)
売却金額:1万円
- 買取実績
- 2008年創業
- 手数料
- 無料
- 0円以上買取保証
- ◯
- 申込方法
- WEB、電話
- 電話対応時間
- 8〜22時(年中無休)
- 引取対応日時
- 平日、土曜日
- キャンセル料
- 3万円
- 対応エリア
- 全国対応(一部離島を除く)
株式会社カーセブンデジフィールド
カーセブン
カーセブン
口コミ評価が非常に高い、安心がモットーの買取専門店!
カーセブンはネット上の口コミでも非常に評価の高い、全国展開している買取専門店です。
買取時の「5つの安心宣言」でトラブルを未然に防止し、お客様に安心感を提供しています。
HPでは廃車にする際の注意点や、悪質な業者との自動車税還付金トラブル事例なども紹介しており、どこまでもお客様ファーストな買取店です。
特に「契約した買取金額の半分を当日中に前払いする」というサービスは、他社にはないカーセブン独自のサービスです。
MOTA
MOTA車買取
MOTA車買取
最大20社が査定し買取金額上位3社のみと直接交渉!
MOTAは一括査定サービスを提供している業者の中でも特に評判が良く、顧客のニーズに応えた新しい一括査定システムが高く評価されています。
MOTAは最大20社の大手買取店が査定データに対して買取金額を提示し、その中から最も金額の高い上位3社のみと直接やりとりをするシステムを採用しているため、競合して買取金額がつり上がるのはもちろんですが、煩わしい電話が少ないことが特徴です。
さらに、提携している業者はMOTAの規約によって「契約後の減額不可」「キャンセル料の請求不可」など、ユーザーを守る規約が充実していることも人気の理由の一つでしょう。
過走行車でも諦めず徹底的に比較し、さらに交渉も十分に行い、納得した上で売却したい人におすすめです。
- 通常の一括査定
- ◯
- オークション形式
- ◯
- 提携買取業者数
- 1,360社以上
- 大手買取業者との提携
- 7社 / 8社中
- 同時査定依頼数
- 20社
- 手数料
- なし
- 営業電話対策
- ◯
- 業者選択可否
- ◯
- JPUC監修
- -
- 対応地域
- 全国
過走行車の買取に関するQ&A
- なぜ海外では過走行車に値段が付くの?
- 過走行の高年式車を買うのって危ない?
なぜ海外では過走行車に値段が付くの?
トヨタ車は特に故障が少ない為人気で、海外では50万キロを越えたプリウスやカローラが沢山活躍しています。
過走行の高年式車を買うのって危ない?
年式が新しいので経年劣化は進んでいませんが、オイル交換などのメンテナンスをしっかりされているかが重要なポイントとなりますので現物をしっかり確認してから購入すべきでしょう。
過走行車の買取まとめ
昔のイメージにとらわれず、まずは買取店を比較して1円でも高く売却しましょう!