ホンダN-BOX(Nボックス)がマイナーチェンジ【3つの変更点とは?】

N-BOX0002

※この記事には広告が含まれます

ホンダから発売されている人気スーパーハイト系軽自動車の
N-BOX(Nボックス)がマイナーチェンジをして、2015年11月20日に
新発売されました。

今回のマイナーチェンジでは新色や新グレードが追加された一方、
機能の追加などがゴク僅か・・・。

今回マイナーチェンジをしたN-BOX(Nボックス)の主な変更点を
紹介したいと思います。

 ※2015年11月28日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

K-コンシェルジュ
Chapter
変更点1:新グレードの追加
変更点2:新色の追加
変更点3:機能の追加
追加機能1:360度スーパーUV・IRカットパッケージ
追加機能2:ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC

変更点1:新グレードの追加

今までN-BOX(Nボックス)の標準モデル・カスタムそれぞれ4グレード、
合計8グレードの用意がありましたが、今回標準モデルに1グレード
追加されました。

今回N-BOX(Nボックス)の標準モデルに追加されたグレードは、”Cグレード”。

以前、ホンダのハイト系軽自動車のN-WGN(Nワゴン)にも追加された
“C”グレードですが、この特徴と言えば機能をできるだけ絞る事によって
価格を抑えたこと。

実際にN-BOX(Nボックス)のCグレードの価格と人気グレードの
GLパッケージの価格を比べて見ると、このようになっていました。

■N-BOX(Nボックス)のC/GLパッケージの価格比較
・Cグレード
2WD:1,198,000円
4WD:1,328,000円
・GLパッケージ
2WD:1,370,000円
4WD:1,500,000円

N-BOX(Nボックス)のCグレードとGLパッケージの価格差は約20万円。
この違いは意外と大きいですよね。

しかし、価格を抑えた分、Cグレードは機能も他のグレードと
比べると多少劣ります。

例えば、スライドドアは両側とも電動ではなく手動式です。
また、オプションで後部座席をスライドさせる機能を装備する事も
できません。
また、運転席の高さを調整するハイトアジャスターも装備されていません。

このように機能レスなグレードですが、このような機能をガマンしても
できるだけ価格を抑えたいと思っている人には、このN-BOX(Nボックス)の
Cグレードは良いグレードかもしれませんね。

ちなみに、N-BOX(Nボックス)でCグレードが設定されているのは
標準モデルのみ。
見た目がワイルドなカスタムには設定がないので、ご注意を・・・。

変更点2:新色の追加

また、N-BOX(Nボックス)がマイナーチェンジをしたタイミングで
新しいカラーが追加されました。

今回新しく追加された色は次の2色。

・プレミアムアイボリー・パール
・ブリティッシュグリーン・パール
ディーラーさんの話によると、このプレミアムアイボリーパールは、
その名の通り少し黄色がかったホワイト系のカラー。
ホンダのハイト系ワゴンのN-WGNでは、このプレミアムアイボリーパールに
近い色のクッキークリームを発売しています。
しかし、プレミアムアイボリーパールはこのクッキークリームよりも
黄色っぽさが無く、もう少しホワイトよりのカラーになっているようです。

また、クッキークリームよりも光沢感のあるデザインになっているようですよ。
こちらも女性に人気のカラーになりそうですね。

一方、N-BOXに追加されたもう一つの色ブリティッシュグリーン・パールは、
先日同じNシリーズの”N-ONE”にも追加されたカラー。

このブリティッシュグリーン・パールの特徴は、
緑が深く重厚感がある感じのカラーになっている事。

実際に私が見たN-ONEのブリティッシュグリーン・パールは、
このような感じになっていました。
男性に人気が出そうなカラーですよね^^
実際に見てみると、緑が濃く渋い感じのカラーで良いと思いました。

今回のN-BOX(Nボックス)のマイナーチェンジで追加された2つの新色にも
注目ですね。

変更点3:機能の追加

また、今回のN-BOX(Nボックス)のマイナーチェンジのタイミングで
既存のモデルでも機能が追加されました。

そして、追加された機能はこのようになっています。

追加機能1:360度スーパーUV・IRカットパッケージ

マイナーチェンジをしたN-BOX(Nボックス)では、廉価グレードのC/Gを除いた
すべてのグレードに360度スーパーUV・IRカットパッケージを標準装備。

最近のクルマでは軽自動車も含めて、紫外線をほぼ完璧にカットしてくれる
スーパーUVカットガラスを装備しているクルマは多くなってきました。

しかし、多くのクルマではスーパーUVカットガラスが装備されているのは、
フロントガラスとフロンドドアのウィンドウのみ。
後部座席の窓ガラスやラゲッジゲートは、紫外線のカット率が劣るものが
多くなっていました。

しかし、N-BOX(Nボックス)では軽自動車で初めてすべての窓ガラスに
スーパーUV・IRカットパッケージを採用。
地味な機能ですが、これは嬉しいですよね。

シミや紫外線をカットしてくれるのはもちろんの事、ジリジリとする
暑さの原因となる赤外線もカットしてくれるので、室内のエコアン対策にも
有効みたいです。

N-BOX(Nボックス)はスーパーハイト系ワゴンで室内が広く後部座席は
なかなか涼しくならないのが、欠点の一つですよね。

このスーパーUV・IRカットパッケージによって、
多少なりとも欠点が解消されれば嬉しいですよね。

地味な機能の追加ですが、小さい子供がいる女性の方には
特に嬉しい機能の追加なのかなと思いました。

追加機能2:ナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC

また、最近のホンダのクルマでは頻繁に行われていますが、
N-BOX(Nボックス)でもナビ装着用スペシャルパッケージ+ETC車載器が
標準装備されるようになりました。

このナビ装着用スペシャルパッケージでは、次の4つの機能&装備が
追加されます。

・リアワイドカメラ
・オーディオリモートコントロールスイッチ
・リアスピーカー
・マイクロアンテナ
バックする時に役立つリアワイドカメラやオーディオのボリューム調整を
ハンドルの左側に装備されているスイッチで操作できるオーディオリモート
コントロールスイッチが標準装備されるのは、嬉しいですよね。

今まではメーカーオプションだったので・・・。

ちなみにオーディオリモートコントロールスイッチやリアワイドカメラは、
市販のナビだと正常に動作しない可能性もあるようです。
このナビ装着用スペシャルパッケージを標準装備したのは、純正のナビを
購入させるための手段のような気もしますが、これらの機能をしっかりと
使いこなしたいなら純正のナビを購入した方が安心かもしれませんね。
今回マイナーチェンジをしたN-BOX(Nボックス)では、
このような変更点がありました。

変更点は小さいながらも360度スーパーUV・IRカットパッケージ
使い勝手が良いと思いました。

エクステリアや内装の見た目の部分での変化が無かったのが少し残念でしたが、
今回の変更でさらにN-BOX(Nボックス)の快適さはアップしたように思いました。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細