【ジュークと比較】競合車には無いクロスビーの魅力&メリットとは?

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2017年12月、スズキから新しいジャンルとなる小型クロスオーバーワゴン
新型クロスビー(XBEE)がデビューをしました。

この新型モデルは、SUVとワゴン車の良いところ取りをしたクルマなので、
直接的な競合車・ライバル車はいません。

しかし、日産のジューク(JUKE)などコンパクトSUVと比較検討する人は、
やはり多いようです。

先日、この2台のモデルの試乗をして、乗り比べをしてみたのですが、
新型クロスビー(XBEE)には、日産のジューク(JUKE)には無いメリット&魅力が…。

今回新発売されたスズキの新型クロスビー(XBEE)の方が良いと
思った事は、何だったのでしょうか?

私が実際にこの2台のモデルを試乗して、スズキの小型クロスオーバー車の
方が良いと思った魅力&メリットを紹介したいと思います。

※2018年3月26日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

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Chapter
新型クロスビーの魅力1:車内の広さ
新型クロスビーの魅力2:運転のしやすさ
後方視界でも大きな違いが…

新型クロスビーの魅力1:車内の広さ

今回新発売された新型クロスビー(XBEE)と競合車の日産ジューク(JUKE)を
比較してみて、このクルマの方が良いと思った事の一つは、車内の広さです。

このスズキの新型クロスビー(XBEE)は、日産ジューク(JUKE)よりも
全高が高いため、車内が広くなっており、とても快適に過ごす事が可能です。

私が特に違いを実感したのは、後部座席の広さです。

日産のジューク(JUKE)は、元々車高が低い事もありますが、
後方にいくにつれて、ルーフが大きく傾斜をしているので、後部座席に
座ると窮屈感・圧迫感を感じます。

■日産ジュークのサイドビュー
身長175cmの筆者が、このクルマの後部座席に座ると、頭の頂上から
天井まで手の平一枚分の余裕すらありません。

また、足元空間(ニークリアランス)にもゆとりがないため、
長時間ドライブは、ちょっとつらいです。
日産のディーラーさんも、「ジューク(JUKE)は、まだ子供がいない
若いご夫婦や子供が独立をしたご家庭など、2人で使う方をターゲットに
しています。」と仰っています。

実際にこの新型モデルに座ってみると、このディーラーさんが仰っている事が
分かる乗り心地になっているように感じました。

一方、スズキから発売されている新型クロスビー(XBEE)の後部座席は、
かなりゆったりとしたデザインに…。

まず私が良いと思ったのは、ヘッドクリアランス(頭上空間)の広さです。
ジューク(JUKE)では、天井に頭がつくスレスレと言った感じだったのですが、
新型クロスビー(XBEE)では、頭上空間(ヘッドクリアランス)に約110mmの
ゆとりがあり、全く窮屈感を感じませんでした。

また、この新型モデルの後部座席を一番後ろまでスライドすると、
先人男性が座るのにも十分すぎる程の足元空間(ニークリアランス)が…。
なので、長距離ドライブでもとても快適に過ごせそうです。

この成人男性が座っても十分すぎる程の広さがあるのは、
小型クロスオーバーワゴンと位置付けた新型クロスビー(XBEE)の
魅力&メリットの一つなのかなと思いました。

新型クロスビーの魅力2:運転のしやすさ

また、運転のしやすさも新型クロスビー(XBEE)の魅力の一つです。

競合車・ライバル車の一つでもある日産のコンパクトSUVのジューク(JUKE)は、
フロントオーバーハングが長く、また、フロントガラスの傾斜も大きいため、
前方の見切りがあまり良くありません。

私がこのクルマを試乗した時に前方の視界を確認したのですが、
背伸びをした状態でもクルマの最先端を確認する事ができませんでした。

一方、今回スズキから新発売された新型クロスビー(XBEE)は、箱型の
デザインになっており、また、フロントガラスも垂直に立っているため、
前方の見切りがかなり良い感じが…。
普通のドライブポジジョンでもクルマの最先端が簡単に確認できるため、
細い路地の右左折でも、怖い思いをする事無く運転する事ができました。

この前方の見切りの良さ、運転のしやすさは、運転が苦手な人にとっては、
とても助かるのかなと思いました。

後方視界でも大きな違いが…

また、後方視界に関しても、日産のジューク(JUKE)よりも
新型クロスビー(XBEE)の方が圧倒的に良いように感じました。

実際にこの2台のモデルの運転席から後方を確認してみた時の様子は、
それぞれこのようになっています。

■日産ジュークの後方視界
■スズキ新型クロスビーの後方視界
日産から発売されているコンパクトSUVの後部座席横のサイドミラーは、
元々サイズが小さいだけではなく、斜めに切れ上がっているデザインに…。

また、三角窓も用意されていません。

一方、スズキから発売されている新型クロスビーは、日産のジュークよりも
ひと回り大きなサイドウィンドウに…。

また、サイズ自体はそれ程大きくないのですが、一応三角窓も
用意されています。
なので、新型クロスビー(XBEE)の方が運転しやすい感じが…。

また、何よりも新型クロスビー(XBEE)は、ジューク(JUKE)よりも
ボディサイズが小さいため、車体感覚をつかみやすくなっています。

この事も新型クロスビー(XBEE)の方が運転がしやすいように感じた理由の一つ
なのかなと思いました。
2017年12月にデビューをしたスズキの小型クロスオーバー車の新型クロスビーと
日産のジューク(JUKE)を比較してみたところ、このような違いがありました。

見た目のユニークさや迫力、SUVらしさはジューク(JUKE)よりも
新型クロスビー(XBEE)の方があると思います。

ただ、運転のしやすさや車内の広さは、新型クロスビー(XBEE)の方が
桁違いに良くなっています。特に後部座席に座った時の快適性は、雲泥の差です。

もしデザイン性よりも、使い勝手の良さや居住性を優先するのなら、
ジューク(JUKE)よりも新型クロスビー(XBEE)の方がピッタリなのかなと思いました。
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