クロスビーのラゲッジ【実際に使ってみて気になった欠点・デメリット】

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2017年12月、街乗りだけではなく、アウトドアレジャーにもピッタリの
小型クロスオーバーSUVの新型クロスビー(XBEE)が、デビューをしました。

今回新発売された新型モデルの特徴の一つは、防水&防汚処理を施した
荷室・ラゲッジスペースです。

この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースのフロアは、プラスチックのような
素材になっており、もし汚れたとしても、簡単にお手入れ&掃除ができるのは、
とても良いと思いました。

このように使い勝手の良さが売りのスズキの新型クロスビー(XBEE)の荷室・
ラゲッジスペースですが、実際に使ってみると、やはり気になる部分も…。

そんな新型モデルの荷室・ラゲッジスペースの気になった事、欠点を
包み隠さず紹介したいと思います。

※2018年4月3日の記事です。

K-コンシェルジュ

軽自動車ディーラーの店長を務めていたK-コンシェルジュが軽自動車のお悩み・疑問点を解決します。軽自動車を実際に試乗した感想・乗り心地から欠点まで包み隠さず紹介していきます。

K-コンシェルジュ
Chapter
新型クロスビーの荷室・ラゲッジスペースの不満&欠点
不満1:荷室開口部の高さ
不満2:ハイブリッドMXの荷室フロア

新型クロスビーの荷室・ラゲッジスペースの不満&欠点

2017年12月にデビューをしたスズキのコンパクトクロスオーバーワゴンの
新型クロスビー(XBEE)の荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインに
なっています。

■新型クロスビーの荷室・ラゲッジスペース
先ほどもお話した通り、今回新発売されたこの新型モデルの荷室・
ラゲッジスペースのフロアは、このよなプラスチック素材に…。
汚れものなどを気軽にポンポンと積み込めるデザインになっているのは、
とても良いと思いました。

また、今回新発売された新型クロスビー(XBEE)の荷室の下には、
取り外しをする事ができる床下収納ボックスが…。

■新型クロスビーの床下収納
こちらは2WD車のものなのですが、この深い床下収納ボックスも
競合車・ライバル車には無いこの新型モデルの特徴の一つなのかなと思いました。

このようなデザインになっているスズキの新型クロスビー(XBEE)の荷室・
ラゲッジスペースですが、実際に確認したいところ、次のようなところが残念でした。

不満1:荷室開口部の高さ

今回新発売されたスズキの新型クロスビー(XBEE)の荷室・ラゲッジスペースを
確認していて気になったのが、荷室・ラゲッジスペースの開口部の高さです。

■新型クロスビーの荷室開口部の高さ
実際に地上から新型モデルの荷室開口部のフロア部分までの高さを
確認してみたところ810mmとなっており、競合車・ライバル車と比較しても
かなり高めの設定に…。

なので、大きなスーツケースやベビーカー、アウトドアグッズを積み込むのには、
ちょっと不向きなのかなと思いました。

ちなみに、同じスズキから発売されているコンパクトクロスオーバー車
“新型イグニス(IGNIS)”の荷室開口部の高さは、750mmとなっていました。

■新型イグニスの荷室開口部の高さ
個人的には、今回新発売された新型クロスビー(XBEE)の荷室開口部の高さも、
新型イグニスと同じくらいの高さに設定をして貰いたかったです。

不満2:ハイブリッドMXの荷室フロア

また、今回新発売された新型クロスビー(XBEE)の荷室・ラゲッジスペースを見て
気になった事の一つが、下位モデル”ハイブリッドMX”の荷室・ラゲッジスペースに
使用されているフロアの素材です。

■新型クロスビー ハイブリッドMXの荷室・ラゲッジスペース
この新型クロスビーのハイブリッドMXの荷室・ラゲッジスペースに使用
されているフロア部分の素材は、上位モデルのハイブリッドMZと同じ
防汚処理を施したプラスチックのような素材になっています。

しかし、下位モデルの”ハイブリッドMX”では、後部座席のシートバック部分や
段差を埋めるためのスロープは、防汚れ処理が施されていないカーペットのような素材に…。

なので、このように後部座席を収納した状態では、カーペット素材になっている
荷室・ラゲッジスペースに荷物を積み込む事になるので、ハイブリッドMZのように
気軽にポンポンと汚れ物を積み込む事はできません。

■ハイブリッドMXの後部座席を収納した時の荷室・ラゲッジスペース
使い勝手の事を考えると、ちょっとコレは残念です。
また、カーペット素材とプラスチック素材部分が混ざったようなデザインも
あまり良いとは言えません。

ちなみに、ディーラーさんの話によると、新型クロスビー(XBEE)は、
9割近くの人が、最上位モデルの”ハイブリッドMZ”を選んでいくそうです。

個人的には、荷室・ラゲッジスペースの使い勝手の違いも
この2つのグレードの人気の差に大きな影響を与えているのかなと思いました。
2017年12月にデビューをしたスズキの新型クロスビー(XBEE)の
荷室・ラゲッジスペースは、このようなデザインになっていました。

特にこの荷室・ラゲッジスペースは、アウトドアレジャー目的の一つには、
本当に重宝すると思います。

ただ、この新型モデルの荷室・ラゲッジスペースには、荷室開口部が
高いなどの欠点・デメリットが…。

もしこれからこの新型モデルの試乗に行かれる方は、
荷室・ラゲッジスぺースの使い勝手も確認してみてくださいね。
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