8人乗りソファーシート画像レビュー。エスティマの2列目シート

トヨタ エスティマ 2016

※この記事には広告が含まれます

流線型のデザインで人気のトヨタの人気ミニバンのエスティマがビッグマイナーチェンジをして、新発売されましたね。今回も先代モデルと同様に2列目シートが独立したキャプテンシートになっている7人乗りとソファーシートになっている8人乗りを用意。先代モデルと同様にエスティマ(ESTIMA)でも独立キャプテンシートになっている7人乗りの方が相変わらず人気が高いようですが、実際に見てみると8人乗りの2列目ソファーシートも使い勝手が良さそうに感じました。ただその一方、欠点・デメリットもありましたが・・・。そんなエスティマ(ESTIMA)の8人乗り用の2列目ソファーシートの様子やメリット・デメリットを詳しく紹介したいと思います。

2016/8/2
Chapter
エスティマ 8人乗りのソファーシート画像レビュー
8人乗りの2列目シートをスライドするとどんな感じ?
エスティマ 8人乗りソファーシートのメリット
メリット1:格納時の荷室・ラゲッジスペースの広さ
メリット2:子供の面倒を見るのが便利
エスティマ ソファーシートのデメリット・欠点
欠点1:グレード設定

エスティマ 8人乗りのソファーシート画像レビュー

今回ビッグマイナーチェンジをしたエスティマ(ESTIMA)の8人乗りの2列目シートは、このようなソファーシートタイプのデザインになっています。
今回私が見たモデルは、ベースグレードの”アエラス”。素材がファブリック素材になっているので、レザーを採用している上位モデルのキャプテンシートと比べると見た目の高級感・上質感が劣りますが、使い勝手は良さそうな感じがしました。また、実際にエスティマの8人乗りを試乗してみてよいと思ったのが、2列目シートの中央に装備されている、ドリンクホルダー付きのアームレスト。このモデルの2列目シートの中央には引き出して使用するタイプのアームレストを装備。


7人乗りのシートとは異なり、シートからカンタンに手が届く範囲にドリンクホルダーがあるのは、個人的には良いなと思いました。

8人乗りの2列目シートをスライドするとどんな感じ?

また、エスティマの8人乗りの2列目ソファーシートは7人乗りと同様に前後にスライドする事が可能です。ただ、ロングスライド機能が装備されている7人乗りほどスライド幅は大きくありませんでした。エスティマ(ESTIMA)の2列目ソファーシートを一番後ろまでスライドするとこのような感じ。
2列目シートを一番後ろまでスライドした時の足元空間の広さはこのくらい。
ちなみに、こちらはエスティマの7人乗り独立キャプテンシートを一番後ろまでスライドするとこのような感じ。
やはり足元空間の広さは、まったく異なりますね。ただ8人乗りのソファーシートは、ロングスライド機能が装備されている7人乗りの広さには遠く及びませんが、リラックスして座るには十分な足元空間(ニークリアランス)が確保されていました。エスティマ(ESTIMA)の8人乗りソファーシートは、7人乗りの独立キャプテンシートのように”王様気分”を味わうことはできませんが、座り心地も良く十分に満足できるレベルになっているように感じました。


エスティマ 8人乗りソファーシートのメリット

このように子供が多いご家庭には助かりそうなエスティマ(ESTIMA)の8人乗りの2列目ソファーシートですが、7人乗りとは異なるメリットが…。私が実際にビッグマイナーチェンジをしてエスティマの8人乗り2列目シートを確認して気付いたメリットを紹介したいと思います。


メリット1:格納時の荷室・ラゲッジスペースの広さ

エスティマの8人乗りのメリットの一つが、シート格納すると7人乗りよりも荷室・ラゲッジスペースが広くなる事。この8人乗りのソファーシートは先代モデルと同様に2列目シートの座面を跳ね上げるチップアップ機能が装備されています。この8人乗りの座面をチップアップして、前方にスライドすると、2列目シートは、このような状態になります。
そして、この状態での荷室・ラゲッジスペースは、このような感じ。
一方、こちらは7人乗りの2列目シートを一番前までスライドした時の荷室・ラゲッジスペースの様子。
エスティマ(ESTIMA)の7人乗り・8人乗りどちらのモデルも荷室・ラゲッジスペースの奥行きは十分に広くなっており、画像からでは違いが分かりづらくなっていますが、奥行きの広さは8人乗りの方が明らかに上。実際にディーラーさんに2列目シートを前方にスライドした状態での
荷室・ラゲッジスペースの奥行きの違いを確認してみたところ、8人乗りの方が約200mmほど長くなっているようです。20cmって意外と差がありますよね^^荷室・ラゲッジスペースの広いモデルを求めているのなら、エスティマの7人乗りよりも8人乗りの方が良いのかなと思いました。


メリット2:子供の面倒を見るのが便利

また、エスティマ(ESTIMA)の8人乗りのメリットの一つが、子供の面倒を見るのに便利と言うこと。
このクルマに限らず2列目がソファーシートになっているミニバンのオーナーさんに話を聞くと、「独立キャプテンシートよりもソファーシートになっている方が子供のお世話をしやすい。」と、言っている方が多いです。例えば、子供のオムツ交換。8人乗りの場合、2列目ソファーシートに子供を寝かせて、スライドドアの外側からオムツ替えをすれば立った状態で行えるのでとってもラクとの事。また、小さい子供がクルマの中で横になる時は、7人乗りの独立したキャプテンシートではなく座面がフラットなソファーシートの方が便利との声も良く聞きます。
エスティマ(ESTIMA)の7人乗りの独立キャプテンシートを中央に寄せればソファーシートのようになりますが、真ん中に隙間ができてしまいます。なので、横になったときの寝心地はあまり良くありません。
このように考えると、小さなお子さんがいるご家庭では独立キャプテンシートを採用している7人乗りよりも、2列目の使い勝手が良いソファーシートの方がピッタリなのかなと思いました。

エスティマ ソファーシートのデメリット・欠点

このように荷室・ラゲッジスペースの奥行きが広くなるなどメリットもあるエスティマの8人乗りの2列目シートですが、欠点・デメリットも・・・。私が実際に気になったデメリット・欠点を紹介します。

欠点1:グレード設定

エスティマ(ESTIMA)のソファーシートを採用した8人乗りの欠点・デメリットの一つが、グレード設定。なんとエスティマ(ESTIMA)で2列目ソファーシートを採用している8人乗りの用意があるのは、ガソリン車とハイブリッド車のベースモデル”アエラス”のみ。なので、”アエラス プレミアムGパッケージ”や”プレミアム スマート”などの上位モデルでは、8人乗りのソファーシートを選ぶことはできません。


先代モデルは上位モデルでも8人乗りを用意していた事を考えると、これはかなり残念ですよね。ディーラーさんは、「7人乗りと8人乗りの売れ行きを確認すると、7人乗りの方が圧倒的に人気で売れ行きが良いので、今回のビッグマイナーチェンジを機にグレード編成も新しくさせて頂きました。」と、説明していましたが・・・。8人乗りを選べるグレードが、ガソリン車・ハイブリッド車ともにベースモデルの”アエラス”のみになってしまった事は、お子さんが多いご家庭など8人乗りが必要な人にとってはショックですよね。個人的には今回新発売された新型エスティマ(ESTIMA)でも先代モデルのように上位モデルでもソファーシートを採用した8人乗りモデルを用意しておくべきだったなと思いました。
トヨタのエスティマの8人乗りの2列目ソファーシートは、このようになっていました。高級感・座り心地という面では7人乗りの独立キャプテンシートに及ばないと思いましたが、お子さんがいるご家庭での使い勝手や広くなる荷室など8人乗りにしかないメリットもたくさんあるなと感じました。ただその一方、ソファーシートを採用した8人乗りを選択できるグレード設定が少ないのは、この新型エスティマ(ESTIMA)の欠点・デメリットだと感じました。私は7人乗り・8人乗りそれぞれのシートを確認する事ができたのですが、それぞれにメリット・デメリットがあります。どちらのシートを選ぶかはとても難しい選択ですが、ご自身の使用するシチュエーションを考慮して選ぶのが良いのかなと思いました。
【お得情報あり】CarMe & CARPRIMEのLINEに登録する

商品詳細