加速力がマイルドすぎるのが欠点?【セレナ(C27型)の試乗の感想】

C27型モデルでは、自動運転技術”プロパイロット”など注目の装備・機能が搭載されるだけではなく、乗り心地や静寂性も格段に良くなっているように感じました。

このように全体的な走りの質は高くなったセレナ(SERENA)ですが、加速感について、イマイチな印象が…。特に山道を運転した時の加速力が特に気になりました。

そんなセレナ(SERENA)の加速力について、実際に私が試乗をいて感じた事について、包み隠さず紹介したいと思います。
2016/9/11

Chapter
セレナの試乗レビュー:加速力インプレッション
先代モデルよりも加速力は穏やか?
山道の運転では、パワー不足が際立つ!?
競合車のステップワゴンやノアヴォクよりも加速力は劣っている?

セレナの試乗レビュー:加速力インプレッション

C27型 セレナ(SERENA)の特別仕様車“プロパイロット エディション”を山道などを含めて約30分程度試乗をさせてもらいました。


日産 セレナ 2016

以前、神奈川県の横浜市内を試乗させて貰った時も感じたのですが、加速力はかなりマイルド…。良く言えば、典型的なミニバンっぽい乗り心地・走破性になっていました。

このセレナ(SERENA)の場合、発進時に車体重量の重さを感じる”もっさり感”があるというよりは、アクセルを踏み込んでもなかなか気持ちよく加速していかない感じ…。

私はアクセルを踏み込んだ時に、気持ちよくグ~~~っと加速をしていくクルマが好きなのですが、今回試乗をしたモデルの場合、このアクセルを踏み込んだ時の、加速の伸びがかなり緩やか…。ジワジワとしか加速をしていってくれません。

アクセルを踏み込んでもエンジンばかりが唸ってばかりで、なかなか加速をしていってくれないので、試乗していて少しヤキモキしちゃいました。

ミニバンは加速力を求めるクルマではないので仕方ありませんが、加速力に関しては、少し物足りなさを感じてしまいました。

先代モデルよりも加速力は穏やか?

C27型 セレナ(SERENA)の静寂性や乗り心地は、先代モデルよりも格段に良くなった印象を持ちましたが、加速力・パワーに関してはは先代モデルよりも穏やかなになった印象を持ちました。

日産 セレナ 2016

先代モデルと同じエンジンを搭載しているC27型モデルですが、これはエンジンのパワーや出力よりも燃費性能を優先したためだと思います。

■セレナと先代の燃費比較
現行モデル:17.2km/L
先代モデル:16.0km/L

同じエンジンを搭載しているのも関わらず、なんと燃費が1.2㎞/Lも向上。

こように燃費性能が良くなったのは嬉しいですが、C27セレナ(SERENA)は、エンジンの出力・パワーが犠牲になった感じが…。実際にこのクルマを試乗、加速力に関しては少々物足りなさを感じてしまいました。

山道の運転では、パワー不足が際立つ!?

街中の一般道を運転いている時も加速の伸びが気になったセレナ(SERENA)ですが、山道を試乗した時は、パワー不足がより際立って感じました。

日産 セレナ 2016

まず気になったのは、山道の途中での赤信号からの発進。

信号が青信号に変わり、アクセルをグッと踏み込んだにもかかわらず、発進するまでにタイムラグがあります。

また、パワー不足のためアクセルをベタ踏み寸前まで踏み込みの量を増やしたのですが、そうするとノイズ混じりのガサツなエンジン音が耳元で大きく唸ります。

これでグイグイと坂道を登って行ってくれるとまだ良いのですが、エンジン音ばかりで、パワーが追いついていってくれない感じがすごく気になりました。

普段、山道や旧勾配の坂道を運転する人とっては、この新型セレナの加速力は、ちょとストレスなのかなと感じました。カーブを曲がった時のロール感や安定感は先代モデルよりも良くなったような印象をうけただけに、この加速感とエンジン音の騒々しさは、少々残念に感じました。

競合車のステップワゴンやノアヴォクよりも加速力は劣っている?

日産から発売されているC27型 セレナ(SERENA)の競合車・ライバル車には、ホンダのステップワゴンやトヨタのノア/ヴォクシー/エスクァイアなどがあり、熾烈な争いを繰り広げられています。

トヨタ ノア 2017

自動運転技術の”プロパイロット機能”や最大6個まで装備できるUSBソケットなどC27型 新型セレナ(SERENA)には、競合車・ライバル車には無い魅力も多いですが、純粋に加速力・運転の楽しさだけを比較してみると、このクルマが一番劣っているように感じました。

ちなみに独断と偏見ですが、実際に試乗をしてみて、加速力が一番よく気持ちよく運転ができたのが、2.0リットルエンジン以上の動力性を発揮すると言われている1.5リットルターボエンジンを搭載したホンダのステップワゴン。

ホンダ ステップワゴン 2017

路面のの凹凸を拾う乗り心地の硬さは若干気になるものの、アクセルを踏み込んだ時の加速力は、スムーズ&パワフル。アクセルの踏み込み量に応じて気持ち良く加速していきます。

特に旧勾配の山道をグイグイと登っていく感じは、セレナ(SERENA)では感じられない、乗り心地でした。

実際に2つのモデルを比較してみて、走破性・加速力に関しては、セレナは、競合車のステップワゴンに遠く及びません。

ミニバンの中でも劣っていると感じたこのクルマの加速力・パワーは欠点・デメリットの一つだなと試乗をして思いました。

日産 セレナ 2016

C27型 セレナ(SERENA)を試乗した時、加速力などについても確認したのですが、正直に言ってイマイチでした。特に山道や旧勾配の坂道の運転は、ちょっとストレスが溜まるかもと思いまいた。

セレナ(SERENA)は、「ミニバンだけど、少しでもキビキビとした走りを楽しみたい!」と思っている方には、不向きかもしれません。

もしこのクルマを試乗する際は、加速力にも気にしてみてくださいね。

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