カローラの乗り心地は?ハイブリッド車に乗った感想

カローラはガソリンエンジン以外に、1.5リッターエンジンを使用したハイブリッドモデルが用意されています。
この記事ではハイブリッドモデルの走り、加速力について解説します。2017/12/13
- Chapter
- ハイブリッドの燃費と乗り心地はどう?
- 加速力はどう?
- まとめ
ハイブリッドの燃費と乗り心地はどう?
ガソリンモデルの1.5リッターエンジンは、1.5L 2NR-FKE VVT-iEエンジンを使用します。これに対し、ハイブリッドモデルの1.5リッターエンジンは、ハイブリッドモデル専用の1.5L 1NZ-FXE VVT-iエンジンを使用します。
燃費はJC08モード燃費34.4㎞/lほど
1.5L 2NR-FKE VVT-iEエンジンでも、かなりの低燃費(JC08モード燃費23.4㎞/l)ですが、ハイブリッドモデルはさらに上をいく、JC08モード燃費34.4㎞/lとなります。
ガソリン車よりも静かで、パワフルな走り
ハイブリッドモデルの特長として低燃費があげられますが、アクシオ、フィールダーともに、売りは低燃費だけでなく、静かさと、重厚感ある乗り心地があげられます。
エンジンが動いてないときはもちろんのこと、エンジンが稼働している状態でも、遮音材がよく効いており、エンジン音が騒音と感じることはほとんど無かったです。
バッテリーや、モーターなどの重量物が、いい方向に作用しており、ガソリンモデルと比べると、しっとりとした落ち着いた乗り心地だとも感じました。
もちろん、1.5リッターエンジン+モーターですので、通常のガソリンエンジンモデルよりも若干パワフルです。
加速力はどう?
ハイブリッドモデルは、低燃費だけでなく、加速力もかなりあります。
1.5リッターエンジンとは思えないほどの加速力
通常のエンジン+モーターですので、加速が悪いわけないですが、アクセルを踏み込んだ瞬間から、1.5リッターエンジンとは思えないほどの加速力です。
もちろん、プリウスほど遮音性が効いているわけではないので、エンジンががんばっているぞ!という音はしますが、騒音にかんじてしまうような、不快な音ではありません。
急な坂道だと、エンジンがうなる感じはしますが、前述したように不快な感じではありませんし、ぐいぐいと坂道を登っていく感じがして、楽しささえ感じてしまいます。
馬力自体は、そこまで目立つ値ではありませんが、エンジンだけで74ps、モーターで61ps、ハイブリットシステム全体で、100psとなります。
単純にエンジンとモーターの馬力を合わせたものが、最高出力とならないところが、複雑で、なおかつ面白いところです。
ガソリン車より走りがパワフル
ガソリン車との違いですが、やはり加速力ですね。
ガソリンモデルの馬力は109psで、ハイブリットモデルはシステム出力100psです。
馬力だけ見ると、ガソリンモデルが若干パワフルに思えますが、ハイブリットモデルの馬力は0回転から最大出力を出せるモーターとの精密な制御からなるものですので、加速力は、ハイブリッドモデルの方が上となるのでしょう。
ただ、ガソリンモデルと、ハイブリッドモデルを直接比べてしまわなければ、ガソリンモデルでも十分な加速力がありますので、ご心配なく。といったところですね。