【ハスラーとはどう違うの?】スズキXBEEの外装をチェック!さらに価格やグレードの違いもチェック!
更新日:2024.09.09
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今やスズキの軽の中でも中心機種となっている大ヒットモデル「ハスラー」。そのハスラーの兄貴分とも呼べるデザインのコンパクトSUVがこのXBEE(クロスビー)です!一見するとハスラーと相当似ているこのXBEEですが、よーく見てみるとその違いが見えてきます。ここでは、その外装を詳しく見ていきましょう。
2018/1/18の記事に、追記いたしました(2020/6/3現在)
2018/1/18の記事に、追記いたしました(2020/6/3現在)
XBEE(クロスビー)のフロントマスクの特長は?かわいい?ダサい?
まずフロントマスク。外装の中でも、ここが最もハスラーに「近い」部分だと思います。特にヘッドランプやグリルの形状、バンパーデザインなどは一見するだけでは違いが分からないでしょう。
また各パーツのサイズ感やバランス、グリルとバンパーの間のスリットなどもハスラーと非常に近い形状になっています。ここもXBEE(クロスビー)を知らない人に言わせれば「なんだかハスラーみたいだね」と言われてしまう部分であろうと思います。
スズキ ハスラー
しかし、ヘッドランプはXBEE(クロスビー)の方がよりサイドまで回り込んでいる造形ですし、グリル周辺もかなり丸みを帯びて盛り上がっているようになっており、より立体感を感じさせるデザインとなっているのです。
フォグランプを収めるシルバーのバンパーガーニッシュも、ハスラーの長方形的なカタチと比べると、オーバル…つまり断面が楕円の形状をしており、インパネのパイプフレーム的意匠とマッチしているのが分かりますね。
また、バンパーロアのシルバー部分もハスラーよりかなり張り出しており、軽自動車よりもボリューム感があるデザインです。「軽自動車」ではサイズの関係で出せないボリューム感、立体感が、「小型車」サイズだからこそ出せたのがXBEE(クロスビー)のデザイン。という事になるのではないでしょうか。
イグニスとXBEE(クロスビー)のデザインの違いは?
イグニスは、全長:3,700mm全幅:1,660mm全高:1,605mm
XBEE(クロスビー)は、全長:3,760mm全幅:1,670mm全高:1,705mm
スズキのラインアップの中でもSUVテイストのあるイグニスとXBEE(クロスビー)も比較してみました。
イグニスは、全長:3,700mm全幅:1,660mm全高:1,605mm
XBEE(クロスビー)は、全長:3,760mm全幅:1,670mm全高:1,705mm
全長、全幅こそイグニスとXBEE(クロスビー)は近い数値を示していますが、SUVテイストのある車両とはいえ、XBEE(クロスビー)の方が背が高くトールワゴンタイプの形となっています。
イグニスは、全長:3,700mm全幅:1,660mm全高:1,605mm
XBEE(クロスビー)は、全長:3,760mm全幅:1,670mm全高:1,705mm
全長、全幅こそイグニスとXBEE(クロスビー)は近い数値を示していますが、SUVテイストのある車両とはいえ、XBEE(クロスビー)の方が背が高くトールワゴンタイプの形となっています。
XBEE(クロスビー)のサイドデザインの特長は?かわいい?ダサい?
初代 スズキ ハスラー (写真:萩原文博)
では次はサイドを見ていきます。サイドの形状はフロントと比べてずいぶんハスラーとは違って見えますね。
写真のXBEE(クロスビー)では、ここのドアスプラッシュガードパネルのカラーリングとボディのカラーリング、そしてルーフと分ける事で「3トーンコーディネート」と呼ぶスズキ初のカラー演出を可能としています。
ちなみに、このカラーリングは「ミネラルグレーメタリック3トーンコーディネート」というカラーです。
このドアスプラッシュガードパネルの厚みと、パネルを境にして上下を分割している材料着色のブラック部分が、まずハスラーとは大きく異なるキャラクターラインという事になるでしょう。そしてもう1つ。ハスラーとのデザインの違いを際立たせるのが、Cピラーとその後部のデザインです。
ちなみに、このカラーリングは「ミネラルグレーメタリック3トーンコーディネート」というカラーです。
このドアスプラッシュガードパネルの厚みと、パネルを境にして上下を分割している材料着色のブラック部分が、まずハスラーとは大きく異なるキャラクターラインという事になるでしょう。そしてもう1つ。ハスラーとのデザインの違いを際立たせるのが、Cピラーとその後部のデザインです。
XBEE(クロスビー)はハスラーとは異なり、Cピラー前方でキックアップするベルトライン形状になっており、またクォーターウインドウと連結する事で、ルーフをフローティング形状としています。ここもハスラーとは大きく異なるポイントです。
また、アルミホイールはスズキの世界戦略コンパクトSUVであるイグニスと共通のようで、16インチのガンメタカラーとなっており、ここも軽自動車のハスラーとは見た目の迫力も違って見えますね。
また、アルミホイールはスズキの世界戦略コンパクトSUVであるイグニスと共通のようで、16インチのガンメタカラーとなっており、ここも軽自動車のハスラーとは見た目の迫力も違って見えますね。
サイドのボリューム感などもやはり、小型車ならではのデザイン造形があってこそ、といえるのではないでしょうか。
XBEE(クロスビー)のリアデザインの特長は?かわいい?ダサい?
次はリアを見ていきます。まず目に飛び込んでくるのは、ファニーな形状のリアコンビランプです。
ハスラーのそれは、もっと六角形を意識したスクエアなデザインで、かつ上下に分割されたデザインをしていましたが、XBEE(クロスビー)のコンビランプは丸みを帯びた形状をし、かつ位置もハスラーよりも上になっているようです。
また、リアハッチもハスラーの直線的なカタチとは違い、丸みを帯びた形状となっており、ここもフロントデザインと同様にボリューム感あふれる形状です。
ハスラーのそれは、もっと六角形を意識したスクエアなデザインで、かつ上下に分割されたデザインをしていましたが、XBEE(クロスビー)のコンビランプは丸みを帯びた形状をし、かつ位置もハスラーよりも上になっているようです。
また、リアハッチもハスラーの直線的なカタチとは違い、丸みを帯びた形状となっており、ここもフロントデザインと同様にボリューム感あふれる形状です。
リアスポイラーも純正装着でハイマウント内蔵となっており、スタイリッシュな印象です。
リアハッチのガラス形状も長方形ではなく、サイドが切られた緩やかなラインになっており、こういった点から見てもハスラーほどのスクエア感を感じないデザインになっているのがよく分かります。
またリアのバンパーガーニッシュもフロントと同じくオーバル形状となっており、リフレクターがサイドのアクセントになっています。
たくましい悪路走破性を思わせるデパーチャーアングルも確認でき、よりSUVらしさとハスラーの持つ可愛さをうまく融合させたリアのデザインとなっているのではないでしょうか?
ただ、このリアコンビランプはLED式ではなく電球式になっており、ハスラーのそれと比べて見劣りしてしまいます。LED式で出すべきだったと思うのは私だけではないはずです!
たくましい悪路走破性を思わせるデパーチャーアングルも確認でき、よりSUVらしさとハスラーの持つ可愛さをうまく融合させたリアのデザインとなっているのではないでしょうか?
ただ、このリアコンビランプはLED式ではなく電球式になっており、ハスラーのそれと比べて見劣りしてしまいます。LED式で出すべきだったと思うのは私だけではないはずです!
気になる他車SUVとXBEEとのデザイン比較!アイボリーが良い?
さて、このXBEE(クロスビー)はコンパクトながられっきとしたSUVカテゴリのクルマですが(SUVというカテゴリがそもそもよく分からない定義になっているのはそれとして)、他のSUVのデザインと比べてどのような違いと特長があるかを見ていきたいと思います。
このXBEE(クロスビー)は、スズキが呼称するには「コンパクトクロスオーバーワゴンという新ジャンルとの事です。確かに、AセグメントのコンパクトSUVは国産車の現時点ではライバルはいませんし、後述する中の広さはまさに「ワゴン」と呼べる程の広さです。この「コンパクト」という部分が最大にして最強のXBEE(クロスビー)の特長です!
コンパクトSUVカテゴリに属する他車は、例えばトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルが人気車種として挙げられますが、これらの車種は全長4,000mmを有に超えるサイズになっています。
このXBEE(クロスビー)の全長は3,760mmに抑えられており、切り立ったAピラーや逆に伸びやかなルーフ形状がまさにコンパクトカーのそれと言えるデザインながらも、フェンダーアーチモールや前後バンパーのブラック化等、力強いSUVとしてのデザインが上手く同居していると言えるでしょう。
他のSUVはそのボディサイズを活かしたダイナミックなデザインが多い中、このコンパクト感を全面に打ち出したXBEE(クロスビー)のデザインはかなりの個性を発揮していると言えそうです。
このXBEE(クロスビー)は、スズキが呼称するには「コンパクトクロスオーバーワゴンという新ジャンルとの事です。確かに、AセグメントのコンパクトSUVは国産車の現時点ではライバルはいませんし、後述する中の広さはまさに「ワゴン」と呼べる程の広さです。この「コンパクト」という部分が最大にして最強のXBEE(クロスビー)の特長です!
コンパクトSUVカテゴリに属する他車は、例えばトヨタのC-HRやホンダのヴェゼルが人気車種として挙げられますが、これらの車種は全長4,000mmを有に超えるサイズになっています。
このXBEE(クロスビー)の全長は3,760mmに抑えられており、切り立ったAピラーや逆に伸びやかなルーフ形状がまさにコンパクトカーのそれと言えるデザインながらも、フェンダーアーチモールや前後バンパーのブラック化等、力強いSUVとしてのデザインが上手く同居していると言えるでしょう。
他のSUVはそのボディサイズを活かしたダイナミックなデザインが多い中、このコンパクト感を全面に打ち出したXBEE(クロスビー)のデザインはかなりの個性を発揮していると言えそうです。
また、XBEE(クロスビー )には、キャラバンアイボリーパールメタリックホワイト2トーンルーフも選択出来ます。アイボリーが似合うコンパクトSUVもそう多くありませんからボディカラーも楽しめます。
気になるクロスビーの価格は?XBEE(クロスビー)MZとMXの違いは?
XBEE(クロスビー) HYBRID MZ
XBEE(クロスビー) HYBRID MZ
XBEE(クロスビー)の価格は、以下のようになっています。
HYBRID MZ
2,040,500円 (2WD 6AT)
2,185,700円 (4WD 6AT)
HYBRID MZ (2トーンルーフ仕様車/3トーンコーディネート仕様車/スターシルバーエディション)
2,084,500円 (2WD 6AT)
2,229,700円 (4WD 6AT)
HYBRID MX
1,798,500円(2WD 6AT)
1,943,700円(4WD 6AT)
HYBRID MX (2トーンルーフ仕様車/3トーンコーディネート仕様車)
1,842,500円 (2WD 6AT)
1,987,700円 (4WD 6AT)
XBEE(クロスビー)のMZグレードとMXグレードでは、およそ20万円ほど価格に差があります。
HYBRID MZ
2,040,500円 (2WD 6AT)
2,185,700円 (4WD 6AT)
HYBRID MZ (2トーンルーフ仕様車/3トーンコーディネート仕様車/スターシルバーエディション)
2,084,500円 (2WD 6AT)
2,229,700円 (4WD 6AT)
HYBRID MX
1,798,500円(2WD 6AT)
1,943,700円(4WD 6AT)
HYBRID MX (2トーンルーフ仕様車/3トーンコーディネート仕様車)
1,842,500円 (2WD 6AT)
1,987,700円 (4WD 6AT)
XBEE(クロスビー)のMZグレードとMXグレードでは、およそ20万円ほど価格に差があります。
XBEE(クロスビー)HYBRID MX
XBEE(クロスビー)のMZとMXとのグレードとの大きな違いは、外装(エクステリア)こそ差はありませんが、安全装備が異なります。MZグレードには、スズキ セーフティ サポートが装備されています。MXグレードには、スズキ セーフティ サポートパッケージ装着車を選ぶ必要があります。
XBEE(クロスビー)の室内は広い?車中泊はできる?
XBEE(クロスビー)の室内の広さは、荷室床面長(2名乗車時:最大)1,165mm、荷室床面長(5名乗車時:最大)525mmと広大で、後席を倒さずに、9.5インチのゴルフバッグを収納することが可能です。
さらにリヤシートスライド / リクライニング機能も備わっていますからXBEE(クロスビー)では、シーンにあわせて後席を前方にスライドさせれば荷室の容量を調整することができ、ラゲッジ側からもラクに操作することができます。
また、純正アクセサリーにベッドクッションもありますので、XBEE(クロスビー)で車中泊を楽しむことも可能です。
また、純正アクセサリーにベッドクッションもありますので、XBEE(クロスビー)で車中泊を楽しむことも可能です。
ここまで見てきましたように、XBEE(クロスビー)はAセグメントというクルマのクラスからは想像できない程の室内空間を収めた、コンパクトワゴンとしてのパッケージングと、力強いオフロード性能を喚起させるSUVとしての造形を両立させたデザインと言えるでしょう。
ハスラーの持つポップなイメージを、上手く新ジャンルのクロスオーバーとして昇華させ、強豪ひしめくSUVの中でもひときわ輝く個性的な見た目を実現した、スズキの意欲作のデザインと言えそうです。
ハスラーの持つポップなイメージを、上手く新ジャンルのクロスオーバーとして昇華させ、強豪ひしめくSUVの中でもひときわ輝く個性的な見た目を実現した、スズキの意欲作のデザインと言えそうです。