スズキXBEEで車中泊は可能か検証してみました!
更新日:2024.09.09
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今やスズキの軽の中でも中心機種となっている大ヒットモデル「ハスラー」。そのハスラーの兄貴分とも呼べるデザインのコンパクトSUVがこのXBEE(クロスビー)です!ここでは、車中泊ができるかどうかを詳しく見ていきたいと思います。
2018/2/9
2018/2/9
XBEE車中泊が可能かどうか?
結論から申し上げますと、できます!まず、車中泊する上でかならず必要なのが、「シートのフルフラット化」だと思います。
これはご覧のとおり、フロントシートのヘッドレストを外し、リアシートを最も手前までスライドさせてから前に倒して、今度はフロントシート倒してから合わせると…このようなかなりのフルフラット化ができます。
荷室側とフロントシートとの段差はどうしてもできますが、寝転んでみてもこれくらいなら全然気にならない程度ですので、問題はありません。
寝転ぶ際は、座席側が頭になるように寝転ぶ事をおすすめします!あとはここにクッションを敷いて、布団を敷けば2人が寝られる空間になります。このように、XBEEでの車中泊は原則できる!と言って良いでしょう。
ですが、あくまでAセグメント車。室内長も室内幅も限られてはいるため、大人2名の車中泊が限界だとは思いました。
荷室側とフロントシートとの段差はどうしてもできますが、寝転んでみてもこれくらいなら全然気にならない程度ですので、問題はありません。
寝転ぶ際は、座席側が頭になるように寝転ぶ事をおすすめします!あとはここにクッションを敷いて、布団を敷けば2人が寝られる空間になります。このように、XBEEでの車中泊は原則できる!と言って良いでしょう。
ですが、あくまでAセグメント車。室内長も室内幅も限られてはいるため、大人2名の車中泊が限界だとは思いました。
XBEEで車中泊する際のデメリットは?
上でも書きましたが、やはりAセグメントに属する車格のため、全長と全幅の面で車中泊に有利とは言えません。
それと、荷室の大容量ラゲッジアンダーボックスがあるせいか、リアシートを倒した際の床面がそのラゲッジアンダーボックスの最上点となってしまっています(つまり、フルフラットにした時の床面がかなり高い)。
室内高が1,280mmとそれなりにあるため、寝転んでも窮屈な感じはしませんが、分厚いベッドクッション等を敷くと、高身長の方はそれなりに圧迫感を感じてしまうかもしれません。あまり厚めのベッドクッションはおすすめできないなと思いました。
ちなみに、リアシートを倒した床面に何も敷かない状態で、身長168cmの筆者が胡座をかいて座ってみたところ、天井と頭がギリギリでした。
胡座をかいて座るのはさすがに圧迫感がありましたね。
それと、荷室の大容量ラゲッジアンダーボックスがあるせいか、リアシートを倒した際の床面がそのラゲッジアンダーボックスの最上点となってしまっています(つまり、フルフラットにした時の床面がかなり高い)。
室内高が1,280mmとそれなりにあるため、寝転んでも窮屈な感じはしませんが、分厚いベッドクッション等を敷くと、高身長の方はそれなりに圧迫感を感じてしまうかもしれません。あまり厚めのベッドクッションはおすすめできないなと思いました。
ちなみに、リアシートを倒した床面に何も敷かない状態で、身長168cmの筆者が胡座をかいて座ってみたところ、天井と頭がギリギリでした。
胡座をかいて座るのはさすがに圧迫感がありましたね。
また、このフルフラット状態では当然荷室が使えませんので、ラゲッジアンダーボックスに物を収納する事になると思うのですが、このラゲッジアンダーボックス、底が深いのが売りだったワケでして…つまり車内からラゲッジアンダーボックスにアクセスしようとすると、一番底までは手が届きませんでした。
ただ、ラゲッジアンダーボックスのフタは軽く、片手でも操作性は良かったのであまり苦にはならなかったですけれど。
また、筆者がそのままで寝転んでみたところ、やはりフロントシートの背もたれと座面のつなぎ目にできてしまう窪みが、背中の位置に来てしまい違和感を覚えてしまいます。
ここには何か荷物を置くなどして、窪みをできるだけ減らすような工夫が必要だと思いました。
また、やはりそのサイズですので、2人が寝てしまうと、荷物を置けるスペースにはかなりの制限ができてしまいます。
フロントシート前方には小さめのデイパックくらいしか置けませんし、フロントシート背面と床への間の空間は、ボストンバッグ2つ程度といったところでしょうか。
床面に敷くクッションの形状によっては、幅も有効に活用できないものもありますので、実車を良く見てからどれくらいの荷物が置けるかをしっかりとイメージして、車中泊用の道具を準備した方が良いと思います。
ただ、ラゲッジアンダーボックスのフタは軽く、片手でも操作性は良かったのであまり苦にはならなかったですけれど。
また、筆者がそのままで寝転んでみたところ、やはりフロントシートの背もたれと座面のつなぎ目にできてしまう窪みが、背中の位置に来てしまい違和感を覚えてしまいます。
ここには何か荷物を置くなどして、窪みをできるだけ減らすような工夫が必要だと思いました。
また、やはりそのサイズですので、2人が寝てしまうと、荷物を置けるスペースにはかなりの制限ができてしまいます。
フロントシート前方には小さめのデイパックくらいしか置けませんし、フロントシート背面と床への間の空間は、ボストンバッグ2つ程度といったところでしょうか。
床面に敷くクッションの形状によっては、幅も有効に活用できないものもありますので、実車を良く見てからどれくらいの荷物が置けるかをしっかりとイメージして、車中泊用の道具を準備した方が良いと思います。
XBEEで快適に車中泊するには?
やはり、そのサイズでは限界のある室内空間ですから、荷物を厳選して余分なものは持っていかないようにする事が大事だと思います。オプションでルーフキャリアを付けるのは積載性が大幅に増しますのでおすすめですが、ただでさえ高い全高がとんでもないことになりますので…全高の高いクルマの運転に慣れている方でないと厳しいかもしれませんね。
あとは、快適に寝転ぶためにも、前述したようにフロントシートの座面と背もたれのつなぎ目にできる窪みを無くすような工夫が必要だと思います。
ここは実際にシートを倒してみてから確認してみると良いとは思いますが、ベッドクッションでそこの隙間を埋められるような設計がされてある専用品が出れば、それがベストだとは思います。
車中泊の快適さは、いかに質の良い睡眠が取れるかどうかにかかってくると思いますので、写真のような運転席と助手席の間の隙間をしっかり埋めて、その上に敷くベッドクッションの寝心地を快適にする事に注力すべきかと思います。
とにかく、いかにフラットな空間を作ってそこにベッドを準備するか、ここでしょう。
また、車中泊で快適に過ごそうと思ったら、絶対に外せないのがプライバシーの問題です。
冬はまだいいですが、夏になるとどうしても湿気がこもったりして車内が寝苦しい環境になりますが、窓全開で寝るわけにもいきません。
そんな時に役に立つのが、純正アクセサリにあるプライバシーシェードです。
http://www.suzuki-accessory.com/xbee/HTML5/pc.html#/page/24
専用設計でピッタリと収まりますし、メッシュ付なので開閉して風を通す事もできます。特に夏場に効果を発揮しそうなアイテムだと思いますし、快適な車中泊には必須なアイテムだと思いますね!
純正でなくとも、ホームセンターで材料を揃えてカットしても良いのですが、メッシュ付ともなると加工が大変ですし、それを車内からうまく固定する方法がちょっと思いつきません。やはり専用設計ならではの良さがあると思います。
また、ラゲッジ用のルームランプが天井ではなく、ラゲッジ左下にありますので、荷物を移動すると完全に隠れてしまうと思います。
ラゲッジ周辺用としてLEDランタンがあると便利で良いですね!と言っても車中泊をする方がランタンの1つも持っていない事なんて無いとは思いますが(笑)。
こうやって見てみますと、Aセグメントとしては非常に快適な車中泊空間が作れるのがXBEEの凄さかと思います。ここまでのフルフラットアレンジができるシートは、きちんとメーカーが車中泊まで考えて設計したんだなぁと感動しますね。
あとは、快適に寝転ぶためにも、前述したようにフロントシートの座面と背もたれのつなぎ目にできる窪みを無くすような工夫が必要だと思います。
ここは実際にシートを倒してみてから確認してみると良いとは思いますが、ベッドクッションでそこの隙間を埋められるような設計がされてある専用品が出れば、それがベストだとは思います。
車中泊の快適さは、いかに質の良い睡眠が取れるかどうかにかかってくると思いますので、写真のような運転席と助手席の間の隙間をしっかり埋めて、その上に敷くベッドクッションの寝心地を快適にする事に注力すべきかと思います。
とにかく、いかにフラットな空間を作ってそこにベッドを準備するか、ここでしょう。
また、車中泊で快適に過ごそうと思ったら、絶対に外せないのがプライバシーの問題です。
冬はまだいいですが、夏になるとどうしても湿気がこもったりして車内が寝苦しい環境になりますが、窓全開で寝るわけにもいきません。
そんな時に役に立つのが、純正アクセサリにあるプライバシーシェードです。
http://www.suzuki-accessory.com/xbee/HTML5/pc.html#/page/24
専用設計でピッタリと収まりますし、メッシュ付なので開閉して風を通す事もできます。特に夏場に効果を発揮しそうなアイテムだと思いますし、快適な車中泊には必須なアイテムだと思いますね!
純正でなくとも、ホームセンターで材料を揃えてカットしても良いのですが、メッシュ付ともなると加工が大変ですし、それを車内からうまく固定する方法がちょっと思いつきません。やはり専用設計ならではの良さがあると思います。
また、ラゲッジ用のルームランプが天井ではなく、ラゲッジ左下にありますので、荷物を移動すると完全に隠れてしまうと思います。
ラゲッジ周辺用としてLEDランタンがあると便利で良いですね!と言っても車中泊をする方がランタンの1つも持っていない事なんて無いとは思いますが(笑)。
こうやって見てみますと、Aセグメントとしては非常に快適な車中泊空間が作れるのがXBEEの凄さかと思います。ここまでのフルフラットアレンジができるシートは、きちんとメーカーが車中泊まで考えて設計したんだなぁと感動しますね。