性能が高い360度ドライブレコーダー8選│後悔しない選び方や注意点も解説

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- Chapter
- 360度ドライブレコーダーがおすすめな3つの理由
- 360度ドライブレコーダーの選び方
- 360度ドライブレコーダーでおすすめの5つのメーカー
- イチオシ360度ドライブレコーダー8選
- 1:ユピテル「Q-20P」
- 2:コムテック「HDR360GW」
- 3:コムテック「ZDR037」
- 4:ケンウッド「DRV-CW560-K」
- 5:ケンウッド「DRV-C750」
- 6:セイワ「PIXYDA PDR650SV」
- 8:セイワ「PIXYDA PSR2360G」
- 8:AKEEYO 「AKY-V360S」
- 360度ドライブレコーダーを選ぶときの6つの注意点
- 万がいちに備えて性能の高い360度ドライブレコーダーを用意しよう!
360度ドライブレコーダーがおすすめな3つの理由
価格だけでみれば、前方のみを撮影するドライブレコーダーがもっとも安く、買いやすいのですが、あおり運転対策には、車両の後方も撮影できる前後2カメラたは360度カメラタイプがおすすめとなります。
なかでも、これからドライブレコーダーの導入を考えている方には、360度タイプのドライブレコーダーをおすすめします。その理由は、他のドライブレコーダーにはない性能が数多くあるから。以下で、その性能について解説しましょう。
1:側面の撮影が可能
360度タイプなら、前方・後方だけでなく、側面もしっかり撮影録画してくれるので、事故はもちろん、すり抜けによるこすりキズ、運転トラブルの証明にも有効なんです。
また、あおり運転対策に十分な効果を発揮してくれるのも、おすすめする理由です。
2:車内の撮影が可能
車内を録画できると、タクシーなど人を載せて営業運転をする場合、犯罪の抑止力になったり、ドライバーの安全運転意識の向上に役立ちます。また家族や友人とのドライブで、旅の思い出として残すことも可能です。
3:一体型なら取り付け料金が安価
とくリアカメラを持つ前後2カメラタイプは、フロントガラスに設置された本体からリアカメラまで、室内に配線を通す必要があり、美しく仕上げるのにはちょっとした知識と工具が必要。ディーラーやカー用品店での取り付け工賃も高くなってしまいます。
360度タイプの場合、一体型であればDIYで取り付けもできますし、プロに依頼しても取付費用は比較的安く抑えることができます。
360度ドライブレコーダーの選び方
選び方のポイントは、カメラのタイプ、画素数(画質)、フレームレート、撮影範囲にくわえて、GPSやGセンサー、駐車監視など、あると便利な機能も数多くあります。ぜひ、360度ドライブレコーダーを選ぶ参考にしてください。
1:カメラのタイプで選ぶ
タイプによって撮影できる範囲や本体の形状、価格が変わってくるので気をつけましょう。
1:使いやすい一体型
ほとんどの機種はフロントガラスに装着し、クルマの周囲をグルッと撮影します。取り付けも比較的かんたんで、吸盤や両面テープで固定、電源もシガーソケットから取り出すことができます。
ただし機種によっては、本体のサイズが大きく、取り付ける場所に困ってしまうということもあるので注意が必要です。
2:リアの監視能力が高いセパレート型
セパレート型のなかでも本体とカメラが分かれたものは、自由に好きなところに設置できるのが魅力です。
ただし一体型に比べれば配線が複雑になるので、初心者では設置に苦労するかもしれません。
3:話題のルームミラー型
ルームミラーにかぶせて使うので、ドラレコのための場所を用意する必要がなく、視界の妨げにもならないことがメリット。
ルームミラーの上からかぶせるスタイルのため、ミラーの角度調整をするたびに裏側に設置されたカメラの向きが変わってしまうこと、使用するミラー型のサイズによってはバイザーの上げ下ろしの邪魔になってしまうといったデメリットがあります。
2:画質(画素数)が高いものを選ぶ
画素数はいわゆるピクセルの数のことで、1枚の画像がいくつのピクセルで構成されているのかを表します。
画質が高いと細部までくっきり映り、反対に画質が低いと、ちょっと離れた場所のクルマのナンバーた看板が確認できないということになります。
360度カメラの場合は、フルHD相当もしくは1856✕1856ピクセル以上のものを選ぶことがおすすめです。
3:フレームレート数の高いものを選ぶ
フレームレート数(fps)は、1秒間に撮影するコマ数を表した数字のことです。
以前は、30fpsや25fpsといったキリのいいフレームレートでしたが、ここ数年で急速に設置が増えているLED信号機の点滅と同期することがわかり、現在は27.5fpsや29fpsという数字になっています。
ちなみにLED信号機の点滅周期は、東日本で1秒間に約100回、西日本では1秒間に約120回となっています。フレームレートの倍数が点滅周期と同期すると、信号機が消灯したままになることもあるので、倍数が重ならないものを選ぶ必要があります。
4:撮影範囲で選ぶ
ただし360度カメラの場合はちょっと事情が違っていて、対角画角、水平画角ともに360度となるので、ポイントは垂直雅楽になります。
目安としては、垂直画角が200度以上、できれば220度以上のものを選ぶようにしましょう。これにより、360度カメラの弱いと言われる車両直前の上方をある程度カバーできるようになります。
5:便利な機能で選ぶ
ここでは、HDR・WDR、駐車監視、GPS、Gセンサー、画面切り替え、STARVISについて解説します。他にもWi-Fiや無線LANなど、独自の機能も数多くあります。
すべての機能が備わっていればベストですが、価格が高くなったり、実際装着したら使わなかったということもあるので、各機能については、自身の使い方にあったものを選ぶようにしましょう。
1:HDR・WDR
他にも逆光や夜景なども補正しますので、夜のドライブが好きな方、山間部が生活圏の方にはなるべく付いていたほうが良い機能といえます。
2:駐車監視機能
当て逃げや車上荒しなど、駐車中のトラブル映像を録画してくれる機能が、駐車監視(パーキングモード)です。
エンジンが停止中でも別電源を繋げることで撮影を続けてくれるのでしっかり愛車を守ってくれる機能です。
3:GPS機能
GPS機能がついている機種では、事故にあった位置や時刻などが記録されており、専用のソフトで再生することで確認できます。
また車両の速度も記録されているので、こちらの安全運転を証明するときに有効な情報となります。
4:Gセンサー
Gセンサー(加速度センサー)は、衝撃を計測する機器で、ドライブレコーダーでは車体が衝撃を受けたときに自動的に録画をスタート。おおくの機種では、上書きされない場所にファイルを保存します。
イベント録画やイベント記録とも呼ばれています。この機能がない機種では、万がいちの際、残しておきたい記録があっても上書きされる危険性があります。
大事な証拠映像を消えないように防止するためにもあると便利な機能です。
5:画面切り替え機能
その理由は、360度カメラの場合は全天球か半天球のものが多く、画面を確認すると円型で表示されます。
歪みが大きく、まわりの状況がとても確認しづらい仕様となっているので、前方と車内に分ける2分割モードや、前方・後方・車内に分ける4分割モードがあるものがおすすめです。
6:STARVIS
もともとはセキュリティカメラのために開発された技術で、明るさの足りない(低照度)場所での高画質を実現します。
360度ドライブレコーダーでおすすめの5つのメーカー
ドライブレコーダー業界においても有名なところで、国産製品を数多く取り扱っているメーカーです。機能や性能もメーカーによってはそれぞれ違ってくるので欲しい機能などがあればぜひ参考にしてください。
1:コムテック
ドライブレコーダーにおいても360度カメラはもちろん、前後2カメラやフロントカメラのみまで、さまざまなニーズに答えることができるラインナップを取り揃えています。
2:ユピテル
ユピテルのドライブレコーダーは暗い場所でもクリアな映像を撮影録画できるSUPERNIGHTシリーズなど、高性能でありながら低価格を実現していることでも人気です。
3:ケンウッド
ケンウッドのドライブレコーダーは画像が鮮明で高画質のものも多く、フルHDはもちろん、さらにうえのWQHDの製品も数多く取り揃えていることもあって、クリアできれいな映像を求める方に人気です。
4:セイワ
セイワのドライブレコーダーPIXYDAシリーズはフロントカメラから360度カメラまで幅広くラインナップされています。
5:セルスター
日本での自社開発、製造、販売が強みのセルスターは、JAPAN QUALITYをモットーにさまざまな製品を展開しています。
イチオシ360度ドライブレコーダー8選
ここからはおすすめの360度ドライブレコーダーを9機種紹介します。
ここまで解説してきたポイントを踏まえたうえで、お気に入りの360度ドライブレコーダーを見つける参考にしてください。
1:ユピテル「Q-20P」
ユピテル(YUPITERU)
ユピテル 360度 全方向対応 ドライブレコーダー Q-20P 340万画素 SONY製CMOSセンサー搭載 夜間対応 地デジノイズ対策済 GPS Gセンサー搭載 3年保証 microSDカード16GB付属 Yupiteru【特定WEB販売店限定】
ユピテル 360度 全方向対応 ドライブレコーダー Q-20P 340万画素 SONY製CMOSセンサー搭載 夜間対応 地デジノイズ対策済 GPS Gセンサー搭載 3年保証 microSDカード16GB付属 Yupiteru【特定WEB販売店限定】
24,800円〜(税込)
ユピテルの全周囲モデル " marumie " Q-20P
ユピテルの「Q-20P」は、垂直画角240度の360度カメラで、車両の周囲をグルッを撮影録画してくれるドライブレコーダーです。
前後左右、車内まで1台で記録、画面表示切り替え機能もついているので映像確認もしやすくなっています。バックアップ機能もあり、万がいちの際、電源が断たれてもデータが破損することがありません。
- メーカー
- ユピテル(YUPITERU)
- ブランド
- ユピテル(YUPITERU)
- モデル名
- Q-20P
- 梱包サイズ
- 4 x 6.9 x 7.3 cm; 129 g
- 商品モデル番号
- Q-20P
- 商品の重量
- 129 g
2:コムテック「HDR360GW」
コムテック(COMTEC)
HDR360GW
HDR360GW
33,000円〜(税込)
2カメラで全方位をしっかり記録
コムテック HDR360GWは、360度カメラとリアカメラがセットになった前後2カメラドライブレコーダーです。
360カメラだけではカバーしきれないきれい後方もリアカメラでしっかり記録、GPS機能や駐車監視機能、HDR機能などを搭載しており、コストパフォーマンスも高い製品です。
- カメラ数
- 2カメラ(360度+リア)
- 画質
- フルHD
- 水平画角
- 360°
- フレームレート
- 27.5fps
- 設置タイプ
- 一体型
- Gセンサー搭載
- ◯
- 駐車監視機能
- △(オプション)
- HDR/WDR対応
- ◯
- LED信号対応
- ◯
- GPS機能
- ◯
- 録音機能
- ◯
- 安全運転支援機能
- -
3:コムテック「ZDR037」
コムテック(COMTEC)
ZDR037
ZDR037
1,324円〜(税込)
360度カメラの垂直視野角を高めた2カメラ型
コムテック ZDR037は360度カメラ+リアカメラがセットになった前後2カメラのドライブレコーダーです。
フロントの360度カメラの垂直視野角を235度に設定し、直前の信号機などもカバーできるようになっています。安心の日本製、3年保証付きでGPS機能や駐車監視機能など高性能な機能が数多く搭載されています。
- カメラ数
- 2カメラ(360°+リア)
- 画質
- 4K相当
- 水平画角
- 360°
- フレームレート
- 27.5fps
- 設置タイプ
- 一体型
- Gセンサー搭載
- ◯
- 駐車監視機能
- △(オプション)
- HDR/WDR対応
- ◯
- LED信号対応
- ◯
- GPS機能
- ◯
- 録音機能
- ◯
- 安全運転支援機能
- ◯
4:ケンウッド「DRV-CW560-K」
ケンウッド(KENWOOD)
DRV-CW560-K
DRV-CW560-K
18,223円〜(税込)
無線LAN内蔵でスマホですぐ確認できる
ケンウッド DRV-CW560-Kは、2160✕2160pの超高画質で映像を記録してくれるドライブレコーダーです。
本体にモニターが無いDRV-CW560は、無線LAN内蔵で、スマホやタブレットに専用アプリ(Street Tracker Mobile)をインストールして映像確認を行います。
WDR機能搭載、フルハイビジョンの2倍の高解像度でクリアできれいな映像を撮影録画してくれます。
- カメラ数
- 1カメラ(360°)
- 画質
- フルHD+
- 水平画角
- 360°
- フレームレート
- 27fps
- 設置タイプ
- 一体型
- Gセンサー搭載
- ◯
- 駐車監視機能
- △(オプション)
- HDR/WDR対応
- ◯
- LED信号対応
- ◯
- GPS機能
- ◯
- 録音機能
- ◯
- 安全運転支援機能
- -
5:ケンウッド「DRV-C750」
ケンウッド(KENWOOD)
DRV-C750
DRV-C750
21,400円〜(税込)
前後左右、車内までしっかり記録する
ケンウッド DRV-C750は、前後左右、車内までしっかり録画してくれる360度ドライブレコーダーです。
録画モードは、2分割、4分割、パノラマ、ラウンドと、ドライバーが好きなパターンを選ぶことができます。あおり運転などの対策には、別売のリアカメラ(CMOS-DR750)を追加することも可能です。
- ブランド
- ケンウッド(KENWOOD)
- モデル名
- DRV-C750
6:セイワ「PIXYDA PDR650SV」
セイワ(SEIWA)
PIXYDA PDR650SV
PIXYDA PDR650SV
15,541円〜(税込)
最新の画像補正で4画面表示
PIXYDA PDR650SVは最新の画像補正技術搭載によって、球面画像を平面画像に補正してくれるドライブレコーダーです。
360度カメラの歪んだ映像を最新画像補正の機能によって見やすく補正してくれるので、映像の確認作業がしやすくなっています。画面表示は4分割も可能です。
- カメラ数
- 1カメラ(360°)
- 画質
- HD+
- 水平画角
- 360°
- フレームレート
- 24fps
- 設置タイプ
- 一体型
- Gセンサー搭載
- ◯
- 駐車監視機能
- △(オプション)
- HDR/WDR対応
- -
- LED信号対応
- ◯
- GPS機能
- ◯
- 録音機能
- ◯
- 安全運転支援機能
- -
8:セイワ「PIXYDA PSR2360G」
セイワ(SEIWA)
セイワ(SEIWA) 360°型 前後2カメラドライブレコーダー PIXYDA PSR2360G 9.6インチタッチパネル 【Amazon.co.jp 限定】
セイワ(SEIWA) 360°型 前後2カメラドライブレコーダー PIXYDA PSR2360G 9.6インチタッチパネル 【Amazon.co.jp 限定】
34,510円〜(税込)
Amazon限定モデル/フレームレスの電子ミラー
PIXYDA PSR2360Gは、リアカメラの映像をルームミラー型モニターで確認できるドライブレコーダーです。
電子ミラータイプなので、ヘッドレストや人、荷物に邪魔されることなく、後方確認ができます。
- メーカー
- セイワ(SEIWA)
- ブランド
- セイワ(SEIWA)
- モデル名
- PSR2360G
- 梱包サイズ
- 4.1 x 26.5 x 7.5 cm
- 商品モデル番号
- PSR2360G
8:AKEEYO 「AKY-V360S」
AKEEYO
AKY-V360S
AKY-V360S
29,000円〜(税込)
大画面ミラーパネルで後方確認もバッチリ
AKEEYO AKY-V360Sは、11.88インチの大型ミラーパネルに車内用カメラがセットになったドライブレコーダーです。
大型のミラーパネルで、従来のルームミラーでは見づらかった後方確認もしやすくなっています。万がいちドライブレコーダーが作動しなくなっても、電源をオフにすることで普通のミラーとして使用することもできます。
- カメラ数
- 3カメラ(360°+フロント+リア)
- 画質
- フルHD
- 水平画角
- 360°
- フレームレート
- 27.5fps
- 設置タイプ
- ルームミラー型
- Gセンサー搭載
- ◯
- 駐車監視機能
- △(オプション)
- HDR/WDR対応
- ◯
- LED信号対応
- ◯
- GPS機能
- ◯
- 録音機能
- ◯
- 安全運転支援機能
- -
360度ドライブレコーダーを選ぶときの6つの注意点
1:画質が荒くなりやすい
対応策としては最低でも200万画素のもの、フルHD相当以上のものを選びましょう。画素数が高ければ高いほどクリアで、きれいな映像が残るので、予算に余裕があるなら、さらに高画質な機種を選ぶのもおすすめです。
2:車両の上部や後方の撮影が難しい
また一体型の場合、後方の映像は車内からということになり、ナンバーなどがうまく撮影できない可能性もあります。予算に余裕があれば、前後2カメラや3カメラ型をおすすめします。
3:暗所での撮影が難しい
対応策としてはHDR・WDR機能、STARVIS機能があるものを選ぶことをおすすめします。
4:ドライブレコーダー本体の値段が高い
5:電源や配線の仕方を考慮する
そのため、対応策として事前に配線の長さや電源の種類を調べておくことが必要です。
特に電源をシガーソケットから取らない場合は電源の裏取りが必要になります。セルフでは難しくなり、プロに頼むこととなるため工賃がかかることも視野に入れておく必要があります。
6:記録メディアを考慮する
また、360度カメラは映像の容量が大きい傾向にあるので、容量の少ないSDカードを使用するとすぐにいっぱいになって、上書きが繰り返されるので、寿命も短くなります。最低でも32GBのものを使用することをおすすめします。
万がいちに備えて性能の高い360度ドライブレコーダーを用意しよう!
事故対策に、あおり運転対策にフロントカメラだけでは補えない部分を360度カメラがしっかりカバーしてくれます。
万全の体制を望むなら、高性能でハイスペックな360度ドライブレコーダーを選びましょう。