おすすめのキャンプ用包丁13選!選び方と気をつけるポイントも紹介【2024年版】

食材を切る様子

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キャンプで自然を感じながら調理する時間は楽しいものです。料理を快適に作れるかどうかは、道具次第で変わってきます。

調理に必要な道具の中でもこだわりたいのが包丁です。

そこで今回は、車でのキャンプで安全に持ち運べるおすすめの包丁や選ぶポイントを紹介します。

山崎 友貴|やまざき ともたか

四輪駆動車専門誌、RV誌編集部を経て、フリーエディターに。RVやキャンピングカー、アウトドア誌などで執筆中。趣味は登山、クライミング、山城探訪。小さいクルマが大好物。

山崎 友貴
Chapter
キャンプ用の包丁とは?
キャンプで使える包丁とナイフの違い
キャンプ用包丁を選ぶポイント
キャンプ用包丁の選び方とを取り扱う際の注意点
アウトドア雑誌ライター山崎友貴おすすめのキャンプ用包丁3選
CarMe編集部おすすめのキャンプ用包丁10選
お気に入りのキャンプ用包丁を見つけよう!

キャンプ用の包丁とは?

アウトドア環境での使用に耐えられるように工夫されているのがキャンプ用の包丁です。

料理専用の包丁と、ほかの用途でも使えるものが販売されています。

野外では潮風などで包丁が傷みやすいため、普段使っている包丁とキャンプ用を兼用にすると長持ちしない可能性があります。

キャンプ用に作られた包丁の金属部分にはサビを意識した素材が使われています。

キャンプで使える包丁とナイフの違い

キャンプで使う包丁は2つのタイプに分かれます。1つは多用途で使えるナイフタイプ、もう1つは料理に使う包丁タイプです。

どちらもさまざまな自然条件の中で耐えられるように作られています。

ナイフタイプと包丁タイプはそれぞれ違う特徴があるので、使い勝手の良さを感じるかどうかは使用目的によって変わります。

ナイフと包丁を比較し、使いやすいタイプを絞ってみましょう。

ナイフ

アウトドア用のナイフは料理の包丁だけでなく、細かい作業から火起こしまでいろいろな使い方ができます。

できるだけ荷物を少なくしたい場合に選びたい便利なアイテムです。

刃を持ち手部分に収納可能なフォールディングナイフ、ケース付きで刃と持ち手部分が一体化したシースナイフなど複数のタイプがあります。

もともと調理専用で作られたものではないため、肉やハムといった食品を薄くスライスしたいときにはあまり向きません

包丁

食事をメインにしたキャンプで活躍するのは包丁タイプです。

アウトドア用の包丁はサビに強く、お手入れの手間もかかりません。ほかの調理器具とセット販売されている便利なものもあります。

包丁タイプは、ブロック肉のカットや魚をさばくのに向いている牛刀、和包丁と洋包丁の良さを併せ持つ三徳包丁など種類で使い分けられます。

調理の内容を考えて使いやすいものを準備しましょう。

キャンプ用包丁を選ぶポイント

キャンプ用の包丁は家庭とは違う条件の下で使います。ここからは野外を中心に使う包丁はどのような点を基準に選べばいいのかを紹介します。

アウトドアシーンに強い包丁を選ぶポイントを押さえて購入時に役立てましょう。

1:素材で選ぶ

キャンプで使う包丁はサビに強い素材が使われているものを選びましょう。

キッチンでは包丁が汚れたらすぐに洗って拭き取れますが、キャンプでは汚れや水分が付いたまましばらく洗えない場合があります。

金属製ならば耐久性があって切れ味のいいステンレスがおすすめです。セラミックは潮風の当たる海辺でのキャンプに適していますが、衝撃に弱いので取り扱いに注意しましょう。

2:目的に合わせて選ぶ

使用目的によって選び方は違ってきます。調理用に持って行く場合でも、切る食材によって選び方は変わります。

パンを切るなら波刃のもの、魚をさばくなら出刃包丁のような切れ味に優れた包丁を選ぶなど食材に合わせましょう。

調理以外の作業まで幅広く使うときには、多用途で使えるナイフタイプの中から探します。

まずはどんなシーンで使うか目的をはっきりさせ、イメージ通りに使えるものを選びましょう。

3:サイズで選ぶ

包丁のサイズは使いやすさに影響します。できるだけ手にフィットする扱いやすいサイズのものを選びましょう。

包丁とまな板がセットになっていない場合は2つのバランスをとらなければなりません。

持って行くまな板が大きい場合は大きいサイズの包丁、小さいときは小さいサイズの包丁を使うと切りやすくなります。カットする食材の大きさも考えて決めましょう。

4:収納できるものを選ぶ

包丁の持ち運びは収納できるケースが付いていると便利です。

段ボールや新聞紙を利用して刃の部分を包むこともできますが、収納ケースがあればより安心して運べるでしょう。

収納ケースにはさまざまなタイプがあります。刃をしっかりカバーできているか、ケースから飛び出さないよう工夫されているかを確認し、安全に収納や保管ができるものを選びましょう。

5:折りたたみ式はロック付きが安全

折りたたみ式のナイフの中には、ロックがかかるものとかからないものがあります。

刃を取り出したときにバネの力が働いて中の板が動き固定するライナーロックをはじめ、ロックの方式はさまざまです。

キャンプの作業中や携帯中に怪我しないよう、包丁を選ぶときは安全に配慮されているかを確かめましょう。

安全に使えるものであっても取り扱いに十分注意しましょう。

キャンプ用包丁の選び方とを取り扱う際の注意点

アウトドアで調理をする場合にやはり欠かせないのが、「包丁」です。

フィールドナイフを代用する人もいますが、調理の効率を考えると包丁の方が便利。

切ったり、剥いたり、みじん切りにしたりと、フィールドにも1本は持っていきたいアイテムです。

アウトドア用の包丁だからと言って、特に家庭用と変わった部分はないのですが、安全に持ち運びがしやすいように工夫されています。

アウトドアに持って行く時は、必ず刃が剝き身ではないものを選びましょう

もしシース(サヤ)が付いていない場合は、堅めの紙をグルグル巻きにしてテープで止めておくと、簡易的なシースにすることができます。
包丁をキャンプに携行していく場合は、軽犯罪法に抵触しないようにすることが大切です。

刃渡りが6cm以下の刃物でも、正当な理由がない限り、携行することは犯罪となる場合があります。

包丁を持ち運ぶ時はまずシースに入れて、さらに他の食器などと一緒にボックスやバッグに入れておきましょう

車内で手に取りやすい場所にあると、警察官に事件性を問われる場合があります。

また、キャンプから帰ったら積みっ放しにすることなく、かならずクルマから降ろしましょう

積みっ放しのキャンプ道具の中に包丁やナイフがあり、取り締まられた…なんて話もよく聞きます。

アウトドア雑誌ライター山崎友貴おすすめのキャンプ用包丁3選

ロゴス(LOGOS)

安全・サヤつき包丁

1,782円〜(税込)

2重の安全でアウトドアへの持ち運びも安心

持ち運んでいる最中に、気づかないうちに包丁がケースから抜けていた…なんてことも。

そんなアクシデントの心配がいらないのが、この包丁。

刃をサヤに入れたら、さらにストッパーで固定。これで、サヤから包丁が抜けることはありません。

サイズは33×4.5cmで、実用的なサイズ。刃は錆びにくいステンレス製で、持ち手とサヤは滑りにくい樹脂製です。

ダブルの安全装備で、持ち運びも安心です。

モデル名
81428000
本体サイズ
33×4.5cm
刃渡り
20.5cm
重量
145g
材質
ステンレス、PP、シリコン

スノーピーク(snow peak)

マナイタセット M CS-207

5,720円〜(税込)

包丁が中にセットできるまな板のセット

アウトドアでも、調理の時に欲しくなるのがまな板。このアイテムは、包丁が中に入っているまな板で、共に持ち運びがしやすくなっています。

まな板はふたつ折りで、開くと256×200㎜のサイズに。

天然木を使っているので、衛生的で安心。まな板裏側の四隅にはゴムが付いており、調理中に滑りにくくなっています。

包丁はマグネットで固定されているので、開けた時に落下することがありません。

Mサイズの他に、Lサイズもラインナップされています。

モデル名
CS-207
本体サイズ
256×200×17(h)mm
刃渡り
-
重量
470g
材質
本体:天然木・ステンレス・ゴム、 包丁:ステンレス・プラスチック

ユニフレーム(UNIFLAME)

ギザ刃 牛刀

3,520円〜(税込)

切れ味にこだわったアウトドア用本格包丁

全長約30.5㎝、刃渡り約18㎝の本格包丁。刃部にモリブデンバナジウムを使用し、ギザ刃を採用しています。

カボチャなどの硬いものでも、サクサク切ることができます

また刃にディンプルが設けられているので、水分のあるものでも切り離れがいいのも特徴です。

シースが付いているので、持ち運びも安心。アウトドアだけでなく、家でも使いたくなる包丁です。

モデル名
661826
本体サイズ
全長:30.5cm
刃渡り
18cm
重量
125g
材質
刃部:モリブデンバナジウム・ステンレス刃物鋼、柄:積層強化木

CarMe編集部おすすめのキャンプ用包丁10選

ナイフタイプと包丁タイプの両方からおすすめのキャンプ用包丁を紹介します。

持ち運びや扱いやすさに注目し、アウトドアでの使用シーンを思い浮かべながら使い勝手のいい包丁を探してみましょう。

スノーピーク(snow peak)

フィールド 三徳包丁 GK-019

8,580円〜(税込)

普段と同じ感覚で使える万能な包丁

Snow Peakのブランドロゴがプリントされた三徳包丁です。どのような食材でも切りやすく、オールマイティーに使えます。

ケースが付いているので、刃の部分を覆って持ち運べます。

先端に向けて緩やかな曲線を描いているブレード部分のデザインが特徴です。背に指を置いて包丁を動かせば、力を入れずにみじん切りをすることも可能です。

モデル名
GK-019
本体サイズ
275mm
刃渡り
165mm
重量
263g
材質
ブレード:SUS440、柄:ラバー、シース:リネン

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

キャンピング折込庖丁

1,466円〜(税込)

手軽に携帯できる折りたたみタイプ

アウトドアブランド”キャプテンスタッグ”のキャンプ用包丁です。刃長は115mmと通常の包丁よりも短めですが、折りたたんでコンパクト且つ安全に持ち運べます

折り込みを開くときに程よい弾力が感じられます。刃にはステンレス鋼、柄はABS樹脂が使用されていますが、耐熱温度70℃のため、しっかり汚れを落としたいときはお湯を使っての洗浄も可能です。

モデル名
M-8056
本体サイズ
285mm
刃渡り
115mm
重量
90 g
材質
刀身:ステンレス鋼、ハンドル:ABS樹脂

G・SAKAI(ジー・サカイ)

NEW SABI KNIFE 2

8,980円〜(税込)

SABI KNIFE 2のアップグレードタイプ

岐阜県関市のメーカー”G・サカイ”のナイフ、SABI KNIFE 2のアップグレードバージョンです。

刃には錆びに強い素材のローカーボンステンレスが使用されています。

ハンドル部分はガラス繊維強化ナイロンが採用されていて、汚れても落としやすく、清潔に使えるのが特徴です。

携帯時は軽量のケースが衝撃から刃を守ってくれます。切れ味や刃の持ちの良いサビナイフは海、山どちらのキャンプでも力を発揮してくれるでしょう。

モデル名
11495
サイズ
205mm
刃渡り
90mm
重量
90g
材質
ブレード材:H-1鋼(HRC56~57)、ハンドル材:ザイテル、シース:グラスファイバー強化ナイロン

MSR(エムエスアール)

アルパイン シェフズナイフ

3,190円〜(税込)

三徳包丁風のナイフ

アメリカの登山用品メーカーMSRのナイフです。同メーカーのアルパインキッチンナイフよりも大きめのサイズになります。

アウトドアで快適に使えるよう、刃に硬化ステンレス鋼を使い耐久性を高めています。

使い勝手の良い三徳包丁をベースにした日本人に馴染み深いスタイルで、扱いやすいのが特徴です。

持ち運ぶときにはプラスチックのシースで刃をカバーできます。

モデル名
06924
本体サイズ
-
刃渡り
-
重量
104g
材質
プレート:ステンレス鋼

APECTY

シースナイフ

1,575円〜(税込)

キャンプでフルに使える頑丈な一本

見た目がクールな初心者向けのアウトドア用ナイフです。ブレード部分に黒化処理を施しており、サビが発生しにくくなっています。

ハンドルの端までブレードが通った頑丈な構造です。曲がったり折れたりするのをあまり気にせず使えます。

切れ味がよく枝やロープもスパッと切れるので、調理用にキャンプに持参しておくと重宝します。

モデル名
APE001
本体サイズ
200mm
刃渡り
90mm
重量
150g
材質
ブレード:5Cr15Movステンレススチール、柄:ABS樹脂、シース:ABS樹脂

CAMP GREEB(キャンプグリーブ)

アウトドア クッキングツールセット 14点

2,999円〜(税込)

忘れ物対策にも役立つ調理器具セット

青森のアウトドアブランドCAMP GREEBがキャンパーの意見を基に開発したセットです。

キャンプの食事の支度で必要になるキッチンツールがまとめて収納されています。

調理器具は衛生面を重視し、素材に竹やステンレスを使用しています。包丁は手に馴染む形状の穴あき包丁です。

収納ケースはファスナー式で大きく開くので出し入れしやすいでしょう。

モデル名
-
本体サイズ
36 x 22 x 6 cm
刃渡り
-
重量
1.12kg
材質
ステンレス鋼 他

ロゴス(LOGOS)

シザーナイフ81428004

3,600円〜(税込)

ナイフとハサミの2WAY仕様で万能性抜群!

ステーキやパッケージを切る時に使える大きなハサミとして使用でき、分解すれば手頃なサイズのナイフにもなる万能なアイテムです。

アウトドアで快適に過ごしたいけど、極力荷物を減らしたいという方におすすめです。

日本三大刃物産地として知られている関市で製造されているナイフで、切れ味も抜群です。

モデル名
81428004
本体サイズ
(約)全長19×幅6cm
刃渡り
8.5cm
‎重量
80g
材質
ステンレス鋼, ABS

パール金属(PEARL METAL)

包丁 ナイフケース カバー

873円〜(税込)

ストッパー付きの鞘だから飛び出す心配がない!

ストッパーが付いている鞘に入れて持ち運べるので、包丁が飛び出す心配なくバッグに収納できます。

また、鞘はメッシュ構造になっているので、通気性が良く、錆の発生を防ぎながら清潔に保てます。

包丁自体の大きさは丁度良く、どんな料理にも対応できるので、キャンプ時によく料理するという方におすすめです。

モデル名
‎‎CC-1508
本体サイズ
(約)幅6×奥行19.5×高さ2cm
刃渡り
185mm
‎重量
(約)0.05kg
材質
サヤ/ABS樹脂(耐熱温度70度)

VICTORINOX(ビクトリノックス)

アウトドアクッキングナイフ プロフェッショナル 牛刀包丁

980円〜(税込)

滑りにくく手に馴染むハンドルデザインでアウトドア料理をより楽しく!

滑りにくく手にフィットするハンドルデザインで、より調理しやすい設計になっています。

また、ブレードはスタイリッシュな形状で、15cmという絶妙な長さがどんな調理でも万能に対応します。

収納ケースの素材は、耐久性に優れたターポリンを採用しており、ナイフが突き出す心配がありません。

モデル名
‎5.2003.15-X1
本体サイズ
19cm
刃渡り
15cm
‎重量
85g
材質
ステンレス鋼, 熱可塑性ゴム

良木工房YOSHIKI

竹製 まな板 包丁セット

2,787円〜(税込)

包丁をまな板に収納できるから安全性を確保できる!

包丁を折りたたみまな板の中に収納できる仕様になっており、安全かつコンパクトに持ち運べます。

まな板は、適切に管理されている証であるFSC認証を受けた竹だけを使用しているため、優れた抗菌防臭効果があります。

包丁は、適度な硬さで作られており、切れ味と使い勝手が抜群です。

モデル名
‎YK-KBM1
本体サイズ
約25.5×20×1.8cm(収納時25.5×10×3.6cm)
包丁サイズ
20cm
‎重量
約0.7kg
材質
まな板:天然竹、ステンレス、ゴム 包丁:ステンレス 柄:黒強化積層合板

お気に入りのキャンプ用包丁を見つけよう!

料理作りはキャンプの楽しみの1つです。食材をカットする包丁は調理に欠かせないアイテムですので気持ちよく使えるものを選び、快適に料理作りをしましょう。

しっくりくるお気に入りの一本を、おすすめの包丁や選ぶポイントを参考に見つけてみてください。

使いやすい包丁で腕を振るい、自然の中でリラックスしながら食事を楽しみましょう。

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