6速MT、V6ツインターボ搭載…【新型 フェアレディZ プロトタイプ】デザインはこれでほぼ完成?どんな車になる?

2020年9月16日、長らく進展がなかった日産フェアレディZの新型プロトタイプが発表されました。今回の発表でわかったことを紹介していきます。

文・西川昇吾

Chapter
内田社長自身が新型 フェアレディZ のプロトタイプで登場
新型 フェアレディZのデザインはほぼ完成
新型 フェアレディZ プロトタイプのインテリアはスポーツカーの基本に忠実
新型 フェアレディZ プロトタイプの気になるスペックは?
初代フェアレディZとZ34NISMOを振り返ろう!土屋圭市さんと柳田真孝選手が43分徹底解説!!

内田社長自身が新型 フェアレディZ のプロトタイプで登場

全世界に向けて行われた新型フェアレディZプロトタイプのオンライン発表会。日本時間9:30に開始され、日本とアメリカのZファンクラブ「Zカー コンベンション」を同時中継して行われました。

開始時刻になると、イエローのボディカラーを身にまとったプロトタイプが登場。そのプロトタイプから日産自動車社長兼CEOである内田誠氏が降りてきて、新型フェアレディZのプロトタイプに関する紹介を始めました。

新型 フェアレディZのデザインはほぼ完成

「プロトタイプですが、このクルマはコンセントモデルではない、デザインはほぼ完成しました」そう放った内田氏、

エクステリアデザインを見ると、240ZGを思わせるヘッドライト、初代S30型のようにセンターが盛り上げられたボンネット、Z32をオマージュしたテールランプ、そして全体のシルエットは伝統のロングノーズショートデッキ…

と歴代のフェアレディZのデザイン要素を取り入れつつも、全体はモダンにまとめられていて、一目でフェアレディZの新型とわかるデザインです。

新型 フェアレディZ プロトタイプのインテリアはスポーツカーの基本に忠実

そして今回の発表会で「カッコいい!」と衝撃を受けたのがインテリアデザイン。見ると「まさにスポーツカーにコクピット!」というのが第一印象です。12.3インチのフルデジタルメーターディスプレイやセンターに取り付けられた大型モニターなど、現代的な装備が用意されています。

しかしながら、ドライバーを取り囲むような形状のインパネ、ダッシュボード中央に設置された3連メーターなど、伝統的なスポーツカーに忠実なインテリアデザインとなっています。

そして何よりスポーツカーファンが歓迎するポイントと言えばマニュアルミッション、センターコンソールからは6速MTのシフトレバーが顔を覗かせます。そしてその横には手動式のサイドブレーキレバーが設置されており、近年増えつつある電動式パーキングブレーキを採用していないのがわかります。

またステアリングもフェアレディZ専用に作られたもので、スイッチ類が取り付けられていながらも、小径でディープコーン形状となっています。シートもバケットタイプでホールド性が高そうな印象を受け、一つ一つのパーツを見てもドライビングに集中できる空間を作り上げるのにこだわったのが伺えます。

新型 フェアレディZ プロトタイプの気になるスペックは?

現在のところ発表されているメカニズムやスペックは以下の通り

搭載エンジン:V6ツインターボ
トランスミッション:6速マニュアルトランスミッション
全長:4,382mm
全幅:1,850mm
全高:1,310mm
タイヤサイズ 
フロント:255/40/R19
リア:285/35R19

写真から確認できるエンジンレッドゾーンは7,000rpmからとなっていて、V6ツインターボを搭載するスカイライン400Rと同じレッドゾーンです。推測ですが、最高出力は400Rの298kW(405PS)/6400rpmと同等か、それを超えるものとなるでしょう。

日本はもちろん、世界中のクルマ好きが待ち望んだ新型フェアレディZに関する情報。今回市販モデルに関する詳細は少なかったですが、内田氏の言葉からも分かるように、確実に新型Zは登場するという期待が持てる発表会でした。

また内田氏自身も熱狂的なクルマ好きであり、フェアレディZに憧れ、そして過去にはZ32型フェアレディZを所有していたとのこと。クルマ好きがトップとなったことで、今後日産はどのように変わっていくのか?そんな期待も持てる発表会となりました。

初代フェアレディZとZ34NISMOを振り返ろう!土屋圭市さんと柳田真孝選手が43分徹底解説!!

西川 昇吾|にしかわ しょうご

1997年生まれ。富士スピードウェイ近隣で生まれ育ち、大学で自動車に関する学習をする傍ら、自動車ライターとしての活動を始める。過去にはコミュニティFMのモータースポーツコーナーにてレギュラー出演経験あり。「書くこと、喋ることで自動車やモータースポーツの面白さを伝える」ことを目標とし、様々なジャンルのライティングや企画に挑戦中。

西川 昇吾|にしかわ しょうご