ロストボールの正しい取り扱い方法~ロストボールについてのクイズです~

自分が打ったボールがどうしても見つからない…。ほとんどのゴルファーがおそらく経験したことがあるロストボールは、本当に気分が凹みますよね。OBエリアに入ったのならあきらめもつきますが、「たぶんその辺の林に入ったはずなのに」と思ってしまうと、なかなかあきらめきれないものです。このようにロストボールは、「見つかりさえすれば」という気持ちが捨てきれず、そこからずるずると調子が悪くなってしまうこともあります。

文・rinokam【ゴルフィ公式ライター】

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はじめに
ロストボールクイズ
答えと解説
日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯2016より
おわりに

はじめに

ゴルフ 女性

さて、こうした『ロストボール』についてですが、あなたはルールや処置を正しく理解しているでしょうか?

なんとなくボールを探して、見つからなければロストボールと思ってはいませんか?そこで今回はロストボールに関する問題をクイズ形式で出題してみたいと思います。

次回のゴルフでボール探しをすることになったら、ぜひ参考にしてみてください。

ロストボールクイズ

では問題です。以下の3問で、正しいと思うものを選んでください。どんどん難しくなりますので頑張ってください。

問題1:自分のボールが紛失(ロストボール)したとみなされるのは、球を探し始めて何分以内に見つからない場合でしょうか?

①3分
②5分
③10分

問題2:ボールを探していたところ、木の枝に引っかかっているボールを発見しましたが、高い位置にあるため、ボールのブランド名や数字までは確認できませんでした。この場合、どうすればよいでしょうか?

① 紛失球として処置する
② ボールは発見できたので、自分のボールとしてプレーする
③ 木をゆすって自分のボールかどうか確認してみる

問題3:自分の打ったボールが見つからず必死でボールを探し続け、気が付けば捜索時間をかなりオーバーしてしまいました。この場合、ペナルティはあるでしょうか?

①無罰
②1打罰
③2打罰


答えと解説

いかがでしたか?では答え合わせです。

問題1:自分のボールが紛失(ロストボール)したとみなされるのは、球を探し始めて何分以内に見つからない場合でしょうか?

答え ② 5分

これは簡単ですね。紛失球(ロストボール)の定義は、自分のボールを探し始めてから5分以内に見つからない場合に1打の罰を加え、最後にプレーしたところのできるだけ近くでプレーすることができる(ゴルフ規則20-5より)となっています。

問題2:ボールを探していたところ、木の枝に引っかかっているボールを発見しましたが、高い位置にあるため、ボールのブランド名や数字までは確認できませんでした。この場合、どうすればよいでしょうか?

答え ① 紛失球として処置する

ボールが自分のものと確認できない場合、たとえボールが見えていても紛失球となります。もし、木をゆすってボールを落とし、それが自分のボールだった場合は、「プレーヤーやパートナー、またはそのキャディーや携帯品により止まっている球が動かされた」ことにより1打罰を受けることになります。(規則18-2)

問題3:自分の打ったボールが見つからず必死でボールを探し続け、気が付けば捜索時間をかなりオーバーしてしまいました。 この場合、ペナルティはあるでしょうか?

答え ③ 2打罰

捜索時間(5分)を越えた時点でボールは紛失球となりますが、それでもボールを探し続けた場合、「不当の遅延(スロープレー)」行為となり、規則6-7に基づいて2打罰となります。

日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯2016より

谷原選手の大逆転優勝が記憶に新しい2016年度の日本プロゴルフ選手権大会ですが、最終日は悪天候の為、2度の中断を挟むタフな試合となりました。

その中で2度目の中断直前にトップの武藤選手を追いかける谷原選手が、パー4の14番ホールで、1オン狙いで放ったティーショットの行方が分からなくなり、捜索している最中に雷で中断となりました。

本来は再開後に捜索時間の残り数分もボールを探すことができるのですが、中断中に池に入ったという連絡を受け、打ち直しをする結果となりました。

打ち直しの第3打はベタピンで、パーを死守し、その後の大逆転につながったのです。

ボールが見つからない状態での中断は、選手にとって非常につらい状況です。それでもメンタルを保ち続けた谷原選手の精神力が優勝へと導いたのかもしれませんね。

おわりに

一生懸命ボールの行方を追っていても分からなくなってしまうことはあります。

ロストボールは誰にでも起こり得るトラブルなのです。そんな時こそ気持ちを切らさずに、頑張りましょう!

文・rinokam【ゴルフィ公式ライター】
某トーナメントコースでのキャディ歴10年で1万人以上のゴルファーを観察。ゴルフの面白さを、キャディとゴルファーの両目線でお伝えします。

(提供元:golfee

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