ゴルフ
ラウンド中によくある5種類のミスショットとその応急処置の方法
更新日:2024.09.09
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ラウンド前日、念のために出掛けた打ちっぱなしの練習も、当日コースの練習場でも絶好調!「今日はもしかしたらベストスコア更新かな!」と内心ほくそ笑みながらラウンドスタート!しかし、ある瞬間からミスショットの連発で結局スコアは散々、うなだれながらクラブハウスへ…。
文・石井凛太郎
文・石井凛太郎
誰もが一度は経験があることですね。特にラウンド中にミスが出ると、すぐに修正するのはなかなかできるものではありません。練習場ならボールを打ちながら何とか修正できても、コースでは一打ごとにボールのライや傾斜が変わるので尚更やっかいですね。
そんな状況の中、どのようにミスを修正すればいいのでしょうか?各ミスショットの応急措置は、大きくスコアを崩さないためにもぜひ覚えておきたいですね。
ただしこれらの方法はあくまでも”応急措置”であり、上達にはスイングを正しく理解して練習することが一番大切なのは言うまでもありません。
それではミスショットごとの対応策を見て行きましょう!
そんな状況の中、どのようにミスを修正すればいいのでしょうか?各ミスショットの応急措置は、大きくスコアを崩さないためにもぜひ覚えておきたいですね。
ただしこれらの方法はあくまでも”応急措置”であり、上達にはスイングを正しく理解して練習することが一番大切なのは言うまでもありません。
それではミスショットごとの対応策を見て行きましょう!
1. ボールのつかまりが悪い
ティーショットもアイアンショットも、きちんとクラブの芯を捉えられない時がありますね。体の上下動やヘッドアップが原因だと思われますが、ラウンド中にそのことばかり意識すると、体がスムーズに動かなくなる危険性があります。
ボールのつかまりが悪いときの対応策は
スタンスを20cm狭くする!
これだけでOKです。スタンスを狭くすることによって、上下動を抑え手打ちを防ぎ体の捻転で打ちやすくなるので、ボールのつかまりが良くなります。
ボールのつかまりが悪いときの対応策は
スタンスを20cm狭くする!
これだけでOKです。スタンスを狭くすることによって、上下動を抑え手打ちを防ぎ体の捻転で打ちやすくなるので、ボールのつかまりが良くなります。
2. 突然のシャンク連発
これは多くの方が経験しているはずですが、シャンクは一度出ると連続して出やすい嫌なミスですね。時にはシャンク連発で手が動かなくなることもあります。
シャンクはクラブフェースが開いてボールに当たるのではなく、クラブのネックにボールが当たり、その結果極端に右に飛び出すミスになります。原因はインパクトで体の位置がアドレス時よりも前にズレ、クラブの軌道が極端なアウトサイドインになることにあります。
シャンクが出たときの対応策は
右手のグリップを被せずに浅くフックグリップに、そしてアドレスでグリップの位置を左ももに傾けるハンドファーストに!
こうすることによって、クラブをインサイドから下ろしやすくなりシャンクを防ぐことができます。
シャンクはクラブフェースが開いてボールに当たるのではなく、クラブのネックにボールが当たり、その結果極端に右に飛び出すミスになります。原因はインパクトで体の位置がアドレス時よりも前にズレ、クラブの軌道が極端なアウトサイドインになることにあります。
シャンクが出たときの対応策は
右手のグリップを被せずに浅くフックグリップに、そしてアドレスでグリップの位置を左ももに傾けるハンドファーストに!
こうすることによって、クラブをインサイドから下ろしやすくなりシャンクを防ぐことができます。
3. アイアンでダフリが止まらない
インパクトでボールの手前を叩いてしまうダフリ。初心者に多いミスですがアベレージゴルファーにも多く出るミスですね。
これも原因は、アウトサイドインのスイング起動やインパクトで体が左に流れることにあります。また、ダウンスイングで右ひざが飛球方向ではなく、前に突き出ることがダフリの原因になります。
ダフリが止まらないときの対応策は
アドレスでボールを真上から見ずに右側、つまりインパクトでクラブが当たる側をみること!
これによってクラブがインサイドから下り、体のブレが抑えられダフリは少なくなります。
これも原因は、アウトサイドインのスイング起動やインパクトで体が左に流れることにあります。また、ダウンスイングで右ひざが飛球方向ではなく、前に突き出ることがダフリの原因になります。
ダフリが止まらないときの対応策は
アドレスでボールを真上から見ずに右側、つまりインパクトでクラブが当たる側をみること!
これによってクラブがインサイドから下り、体のブレが抑えられダフリは少なくなります。
4. トップしてボールが上がらずゴロばかり
トップも他のミスショット同様、一度出ると続いてしまいますよね。ヘッドアップが大きな原因ですが早めの応急措置が必要ですね。
トップが止まらないときの対応策は
それまでよりアドレスでボールに近づいて立ちましょう!
ボールに近づくとインパクトで体が起きにくくなってトップは防げます。
トップが止まらないときの対応策は
それまでよりアドレスでボールに近づいて立ちましょう!
ボールに近づくとインパクトで体が起きにくくなってトップは防げます。
5. アイアンで左への引っ掛けが出る
ボールが左に飛び出し、さらに左に曲がる引っ掛けですが、ショートホールでこれが出るとOBの危険性が高まるので避けたいミスですね。
体の開きが早くインパクトでクラブフェースが被って入ったときに出るミスですが、これもやはりアウトサイドインの軌道が原因です。計算できない曲がりはショットがブレて、スコアがまとまりませんね。
引っ掛けが出るときの対応策は
クラブの番手を2つ上げてハーフスイングで打つ!
大きめの番手をチョイスすることで力が抜け、ハーフスイングで体が開きにくくなりミスが減ります。
体の開きが早くインパクトでクラブフェースが被って入ったときに出るミスですが、これもやはりアウトサイドインの軌道が原因です。計算できない曲がりはショットがブレて、スコアがまとまりませんね。
引っ掛けが出るときの対応策は
クラブの番手を2つ上げてハーフスイングで打つ!
大きめの番手をチョイスすることで力が抜け、ハーフスイングで体が開きにくくなりミスが減ります。
最後に
こうして見るとミスショットの原因のほとんどは、アウトサイドインのクラブ軌道にあると言えますね。
ここに挙げた方法はあくまでもコースでの応急措置であり、上達するにはやはり正しいスイング軌道を体で覚えるしかありません。そのためには短いクラブでのアプローチ練習を重ね、スイングを作るのが一番大切なことですね。
正しい練習法を地道に繰り返し行って、ローハンでキャッパー目指して頑張りましょう!
ここに挙げた方法はあくまでもコースでの応急措置であり、上達するにはやはり正しいスイング軌道を体で覚えるしかありません。そのためには短いクラブでのアプローチ練習を重ね、スイングを作るのが一番大切なことですね。
正しい練習法を地道に繰り返し行って、ローハンでキャッパー目指して頑張りましょう!