ゴルフ
30ヤードを打つ練習をするとゾーンを意識したスイング作りができる!
更新日:2024.09.09
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無駄のないスイングはシンプルな思考から!今回は主に100切りを目指して日々練習に励んでおられる、ビギナーの読者のみなさん向けの練習方法をご紹介します。私がゴルフを始めた20数年前は「大型ダンプ一杯分ボールを打たないと上達しない」という、今では信じられない都市伝説のような説を先輩ゴルファーからよく聞かされました。大型ダンプ一杯分がどれくらいの量なのか不明ですが(笑)要するにビギナー向けのレッスンがきちんと体系化されていなくて、とにかく数を打てというようないわば根性論が主流だったわけですね。
文・石井凛太郎
文・石井凛太郎
どんなスポーツにも言えることですが、トレーニング理論は年々進化し体系化されています。その結果これまで言われて来たことが、今では否定されていることも少なくありません。
ところでみなさんはゴルフのスイングに必要な体の動きはいくつくらいあると思いますか?体の中心を軸とした回転、そして伸ばした両腕をたたむ実はこれだけです。細かい動きはもちろんありますが、それらはこのふたつの動きに付随するもので基本はこの2つです。
ビギナーの頃はスイングを難しく考えがちになります。その結果体の動きがぎこちなくなったり無駄な動きが多くなったりします。まずは体を回転させること、腕をたたむこと、必要な動きはこれだけだとシンプルに考えるようにしましょう。
ところでみなさんはゴルフのスイングに必要な体の動きはいくつくらいあると思いますか?体の中心を軸とした回転、そして伸ばした両腕をたたむ実はこれだけです。細かい動きはもちろんありますが、それらはこのふたつの動きに付随するもので基本はこの2つです。
ビギナーの頃はスイングを難しく考えがちになります。その結果体の動きがぎこちなくなったり無駄な動きが多くなったりします。まずは体を回転させること、腕をたたむこと、必要な動きはこれだけだとシンプルに考えるようにしましょう。
ボールを打てば打つほど上達しない?
とにかく早く上達したい!自分のスイングを作りたい!そう思ってドライバーでフルスイングを繰り返す。しかしその思いとは裏腹にボールはいろんな方向へ。いやそんなはずはないとムキになって再びフルスイングの繰り返し、こんな経験はありませんか?
これはビギナーが犯しがちの負のループですが、このループに陥ってしまうとなかなか抜け出すことはできません。
こんな練習をいくら積んでも上達するどころか、体を痛めてしまうだけです。スイングとは本来「揺らす」とか「振る」という意味の言葉ですが、ビギナーはスイング=「打つ」と理解している方が多いようですね。
つまりゾーンとして捉えるべきインパクトを、点で捉えていることによって「振る」のではなく、「当てに行く」という意識が染み付いてしまっているわけです。
やみくもにドライバーでフルスイングを繰り返すのは、体にも悪いですし球数をいくら打っても上達しないのは、コストパフォーマンスの面から言ってもすぐにやめましょう。
これはビギナーが犯しがちの負のループですが、このループに陥ってしまうとなかなか抜け出すことはできません。
こんな練習をいくら積んでも上達するどころか、体を痛めてしまうだけです。スイングとは本来「揺らす」とか「振る」という意味の言葉ですが、ビギナーはスイング=「打つ」と理解している方が多いようですね。
つまりゾーンとして捉えるべきインパクトを、点で捉えていることによって「振る」のではなく、「当てに行く」という意識が染み付いてしまっているわけです。
やみくもにドライバーでフルスイングを繰り返すのは、体にも悪いですし球数をいくら打っても上達しないのは、コストパフォーマンスの面から言ってもすぐにやめましょう。
インパクトは到達点でなく通過点です!
インパクトは点ではなくゾーンとして捉える、言い換えればインパクトは到達点ではなく通過点だと言うことですね。
野球のバントを思い浮かべてみて下さい。バントはインパクトで打球の勢いを殺す、つまりインパクトが到達点ですね。ゴルフのスイングでインパクトが到達点になる、要するにこれはバントでホームランを狙うようなものですね。
野球のバントを思い浮かべてみて下さい。バントはインパクトで打球の勢いを殺す、つまりインパクトが到達点ですね。ゴルフのスイングでインパクトが到達点になる、要するにこれはバントでホームランを狙うようなものですね。
スイング作りは短いクラブから!
では実際のスイング作りについて考えてみましょう。スイングでもっとも大切で上達のポイントになるのは、正確なインパクトゾーンを習得することです。
そしてインパクトゾーンを習得するキモとなるのが、9番アイアンかウェッジで30ヤードを真っ直ぐに飛ばす練習です。バックスイングもフォローも腰まで、ゆっくりとゾーンを意識しながらスイングします。
最初は真っ直ぐ飛ばなくても、ゾーンを意識することは忘れないようにしてください。時には右手だけや左手だけで打ってみるのもいいですね。グリップが悪いと真っ直ぐ飛ばないので正しいグリップの確認にもなるので有効です。
これを繰り返すことによって、ゾーンを意識したスイング作りができます。練習場でやみくもにドライバーで300球打つよりも、この練習を50球する方が確実に上達は早まります。
豪快にドライバーを振り回すよりも、確かに地味で退屈な練習ですね。しかし上達の早道は体が動きを覚えるまで、基本動作を繰り返し再現性を高めることにあります。退屈な練習こそ上達の早道!
今日からは練習場に重いバッグを持っていく必要はありません。クラブを1本持ってゾーンの習得に励みましょう。
そしてインパクトゾーンを習得するキモとなるのが、9番アイアンかウェッジで30ヤードを真っ直ぐに飛ばす練習です。バックスイングもフォローも腰まで、ゆっくりとゾーンを意識しながらスイングします。
最初は真っ直ぐ飛ばなくても、ゾーンを意識することは忘れないようにしてください。時には右手だけや左手だけで打ってみるのもいいですね。グリップが悪いと真っ直ぐ飛ばないので正しいグリップの確認にもなるので有効です。
これを繰り返すことによって、ゾーンを意識したスイング作りができます。練習場でやみくもにドライバーで300球打つよりも、この練習を50球する方が確実に上達は早まります。
豪快にドライバーを振り回すよりも、確かに地味で退屈な練習ですね。しかし上達の早道は体が動きを覚えるまで、基本動作を繰り返し再現性を高めることにあります。退屈な練習こそ上達の早道!
今日からは練習場に重いバッグを持っていく必要はありません。クラブを1本持ってゾーンの習得に励みましょう。