【FP監修】ETCカードを審査なしで作る3つの方法|ETCパーソナルカードのメリットも紹介
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「クレジットカードの審査に通るか不安。それでも作れるクレジットカードはある?」
「ETCパーソナルカードってどんなカード?」
このようにETCカードを作る時に不安があるという方は多いのではないでしょうか。
この記事では、審査なしで作れるETCパーソナルカードやおすすめのクレジットカード付帯ETCカードなどを紹介しています。
この記事を読んで年齢制限などの理由で審査が通らない方や、年収に不安がある方でも安心して作れるクレジットカードやETCカードがあることを知っておけば、ETCカードが必要になった時でもすぐに申し込みができます。
あらかじめ、どのようなカードがいいのかを調べて、準備しておきましょう。
- Chapter
- ETCカードを審査なしで発行する3つの方法
- 方法①:ETCパーソナルカードを発行する
- 方法②:家族カードにETCカードを発行する
- 方法③:すでに持っているクレジットカードにETCカードを付帯させる
- ETCパーソナルカードの3つのメリット
- メリット①:審査なしで発行可能
- メリット②:不正利用のリスクが低い
- メリット③:法人でも発行可能
- ETCパーソナルカードの3つのデメリット
- デメリット①:1,257円の年会費がかかる
- デメリット②:2万円以上のデポジットの支払いが必要
- デメリット③:郵送で申し込む必要がある
- ETCパーソナルカードの作り方
- ETCカードを審査なしでしか作れないのは金融ブラックの場合
- 気づかないうちに金融ブラックの可能性がある
- 実は審査ありのETCカードも作れる3つのパターン
- 金融事故から5〜10年経過している場合
- 申し込みブラックから半年が経過している場合
- 短期間の延滞しかしてない場合
- 審査はあるがおすすめのETCカード5選
- エポスカード:完全無料のETCカード
- 楽天カード:1%の高還元カード
- コスモ・ザ・カード・オーパス:最短即日発行
- リクルートカード:1.2%の高還元率
- 三井住友カード(NL):セキュリティ重視のカード
- 年収が低くても審査に通ることは可能
- 審査なしでETCカードを発行しよう
ETCカードを審査なしで発行する3つの方法
・ETCパーソナルカードを発行する
・家族カードにETCカードを発行する
・すでに持っているクレジットカードにETCカードを付帯させる
それぞれの方法の詳細を解説します。
方法①:ETCパーソナルカードを発行する
ETCパーソナルカードは高速道路6社が運営しているサービスで、予めデポジット金を支払うことでETCカードを利用できます。
具体的には、高速道路の月平均利用額の4倍をデポジット金として納めると、デポジット金額の80%までETCが利用できるのです。
このように、利用料金を前払いする形式のため、審査なしで発行することが可能なのです。
方法②:家族カードにETCカードを発行する
クレジットカードの中には、本会員の家族にもカードが発行できるものがあります。
請求は本会員に行くため、家族カードの発行に審査は必要ありません。
そして、家族会員にETCカードを発行できるカードであれば、審査なしでETCカードを手に入れることが可能なのです。
方法③:すでに持っているクレジットカードにETCカードを付帯させる
ETCカードの発行する時に追加の審査は必要ないため、ETCカードを手に入れることができます。
とはいえ、クレジットカードの中にはETCカードを付帯できないものもあるので注意しましょう。
ETCパーソナルカードの3つのメリット
年齢などが理由でクレジットカードが作れない方は、審査なしで発行できるETCパーソナルカードにするとよいでしょう。
クレジットカードの不正利用が怖いから、クレジットカードは持ちたくないという方でもETCパーソナルカードはリスクが低いため、おすすめです。
ETCパーソナルカードを選ぶ以下の3つのメリットについて紹介します。
・審査なしで発行可能
・不正利用のリスクが低い
・法人でも発行可能
メリット①:審査なしで発行可能
また、親権者の同意があれば16歳以上で発行可能なため、クレジットカードを発行できない未成年の方にもおすすめです。
メリット②:不正利用のリスクが低い
クレジットカード付帯型のETCカードの最大のリスクはカードを紛失・盗難された時に不正利用されることです。
ETCパーソナルカードならETCでしか利用できず、使用できる限度もデポジット金の80%までです。
そのため、不正利用で多額の損害を受けるリスクが低いのです。
メリット③:法人でも発行可能
法人で発行したい時は、法人登記簿謄本または抄本の写し(発行から6か月以内のもの)を利用申込書に同封してください。
また、利用申込書には法人登記簿に記載の名前と住所を記載して、申し込みをしましょう。
出典:パソカの申込について|ETCパーソナルカード事務局
ETCパーソナルカードの3つのデメリット
・1,257円(税込)の年会費がかかる
・2万円以上のデポジットの支払いが必要
・郵送で申し込む必要がある
それぞれのデメリットの詳細を解説します。
デメリット①:1,257円の年会費がかかる
クレジットカード付帯型のETCカードの中には、年会費・発行手数料ともに無料のものもあります。
コスト面ではクレジットカード付帯型のETCカードのほうがメリットが大きいでしょう。
デメリット②:2万円以上のデポジットの支払いが必要
実際にETCを利用する時には、納めたデポジット金額から利用料金が差し引かれます。
具体的に必要な金額は毎月のETCの平均利用額の4倍になります。
毎月のETC平均利用額ごとの必要なデポジット金額は以下のとおりです。
1ヶ月あたりの平均利用額 | デポジット金額 |
---|---|
5000円以下 | 20,000円 |
10,000円以下 | 40,000円 |
15,000円以下 | 60,000円 |
20,000円以下 | 80,000円 |
ちなみに、余ったデポジット金額はサービスを解約する時に返却してもらうことができます。
デメリット③:郵送で申し込む必要がある
多少手間がかかる点がデメリットと言えます。
クレジットカード付帯型のETCカードであれば、Web完結で申し込める場合がほとんどです。
ETCパーソナルカードの作り方
★ETCパーソナルカードの作り方★
①ETCパーソナルカードWebサービスにアクセスする
②「申し込み書作成」から申込書をダウンロードし、記入する
③「〒216-8520 ETCパーソナルカード事務局 宛」まで郵送する
④デポジット振込ご依頼書を受け取り、デポジット金額を振り込む
⑤ETCパーソナルカードを受け取る
詳しい申し込み方法は公式ページを参照しましょう。
ETCカードを審査なしでしか作れないのは金融ブラックの場合
ETCカードを審査なしでしか作れない人は、「金融ブラック」に該当する人です。
金融ブラックとは、過去に以下のようなことがあり、クレジットカードを作ったりローンを組んだりできなくなってしまう状態のことです。
★金融ブラックになる例★
・クレジットカード、携帯料金を3ヶ月以上延滞したことがある
・債務整理を行った(自己破産、任意整理、個人再生)
・短期間でクレジットカード、ローンなどの多数の申し込みを行った
気づかないうちに金融ブラックの可能性がある
過去のクレジットカードなどの未払いが重なってしまっていたことに気づかずに、金融ブラックになってしまっていたという可能性もあるのです。
未払いを完済していても、その記録はしばらく残ってしまうため、普段から支払いを忘れないようにするだけでなく、無理な利用をしないようにしましょう。
実は審査ありのETCカードも作れる3つのパターン
それは具体的には以下のような場合です。
・金融事故から5〜10年経過している場合
・申し込みブラックから半年が経過している場合
・短期間の延滞しかしてない場合
それぞれの場合の詳細を見ていきましょう。
ちなみに、自分が金融ブラックかどうかは、実は信用情報機関に開示請求をすることで確かめられます。
自分が本当に金融ブラックか気になる場合には、開示請求をしてみましょう。
金融事故から5〜10年経過している場合
具体的には、延滞の場合には5年、債務整理の場合には5〜10年程度で記録が抹消されることが多いようです。
申し込みブラックから半年が経過している場合
申し込みブラックとは、ローンやクレジットカードなどに同時に大量に申し込みすぎて審査に通らなくなる状態を指します。
同時に大量に申し込むとよほどお金に困っているのかと疑われてしまうのです。
短期間の延滞しかしてない場合
しかし、実は3ヶ月より短い延滞の場合には、金融ブラックにならないことが多いと言われています。
審査はあるがおすすめのETCカード5選
・エポスカード
・楽天カード
・コスモ・ザ・カード・オーパス
・リクルートカード
・三井住友カード(NL)
それぞれのETCカードの詳細を解説します。
エポスカード:完全無料のETCカード
エポス
エポスカード(エポスETCカード)
エポスカード(エポスETCカード)
年会費無料
完全無料のETCカード
エポスカードはETCの発行手数料、年会費が0円で、ETCカードを完全無料で作れる点が嬉しいカードです。
ETCを利用した時の還元率も0.5%で、効率的にポイントを貯めることが可能です。
年間で50万円以上の利用があると、年会費無料のゴールドカードの招待を受けられる点も評価されています。
- ETC還元率
- 0.5%
- ETC年会費(税込)
- 永年無料
- ETC発行手数料(税込)
- 無料
- ETCカード発行スピード
- 約2週間
- クレジットカード年会費(税込)
- 永年無料
- クレジットカード還元率
- 0.5〜1.5%
- ブランド
- Visa
- ポイント
- エポスポイント
楽天カード:1%の高還元カード
Rakuten
楽天カード(楽天ETCカード)
楽天カード(楽天ETCカード)
年会費無料
1%の高還元カード
楽天カードは1%という高い還元率に大きなメリットがあるカードです。
楽天系のサービスと特に相性が良く、貯まる楽天ポイントは楽天系のサービスを利用していくことにより還元率を上げていくことが可能です。
たとえば、マイカー登録をすることでポイント還元率を+3倍することが可能です。
- ETC還元率
- 1%
- ETC年会費(税込)
- 550円
- ETC発行手数料(税込)
- 無料
- ETCカード発行スピード
- 約1週間
- クレジットカード年会費(税込)
- 永年無料
- クレジットカード還元率
- 1〜4.5%
- ブランド
- Visa、Mastercard、JCB、AMERICAN EXPRESS
- ポイント
- 楽天ポイント
コスモ・ザ・カード・オーパス:最短即日発行
イオン
コスモ・ザ・カード・オーパス(ETC専用カード)
コスモ・ザ・カード・オーパス(ETC専用カード)
年会費無料
最短即日発行
コスモ・ザ・カード・オーパスは最短即日発行できる点が魅力的なカードです。
その上、ETCカードを完全0円で持てるため、メリットが大きいです。
コスモ石油での給油が会員価格になる点も嬉しいですね。
さらに、ETCの開閉バーで車体を損傷した時には5万円の見舞金を手に入れることもできます。
- ETC還元率
- 0.5%
- ETC年会費(税込)
- 無料
- ETC発行手数料(税込)
- 無料
- ETCカード発行スピード
- 最短即日
- クレジットカード年会費(税込)
- 無料
- クレジットカード還元率
- 0.5〜1.33%
- ブランド
- Visa、Mastercard、JCB
- ポイント
- WAON POINT
リクルートカード:1.2%の高還元率
リクルート
リクルートカード
リクルートカード
年会費無料
1.2%の高還元率
リクルートカードは1.2%というクレジットカードとして最高レベルの高還元率が嬉しいカードです。
特にホットペッパーなどリクルート系のサービスではポイント還元率が高くなります。
ETCカードの発行スピードも約1週間と通常のカードよりも早めに設定されています。
- ETC還元率
- 1.2%
- ETC年会費(税込)
- 無料
- ETC発行手数料(税込)
- 1,100円 ※JCBのみ無料
- ETCカード発行スピード
- 約1週間
- クレジットカード年会費(税込)
- 無料
- クレジットカード還元率
- 1.2〜4.2%
- ブランド
- Visa、Mastercard、JCB
- ポイント
- リクルートポイント
三井住友カード(NL):セキュリティ重視のカード
三井住友カード
三井住友カード(NL)
三井住友カード(NL)
年会費無料
セキュリティ重視のカード
三井住友カード(NL)はカード表面にカード番号、名義情報などが記載されておらず、カードを不正利用される心配が少ないカードです。
ETCカードの発行手数料は無料、年会費も初年度無料であり、2年目以降もETCカードを年1回利用するだけで無料にできます。
クレジットカードだけであれば、最短5分で発行可能です。
- ETC還元率
- 0.5%
- ETC年会費(税込)
- 初年度無料
- ETC発行手数料(税込)
- 無料
- ETCカード発行スピード
- 約2週間
- クレジットカード年会費(税込)
- 無料
- クレジットカード還元率
- 0.5〜5%
- ブランド
- Visa、Mastercard
- ポイント
- Vポイント
年収が低くても審査に通ることは可能
しかし、年収が低いからと言って、必ずしもクレジットカードの審査には通らないというわけではないのです。
クレジットカード会社の中には年収に制限を設けていないところもあります。
審査が通るか不安な場合は、このような条件があるクレジットカード会社を選ぶとよいでしょう。
審査なしでETCカードを発行しよう
特にETCパーソナルカードは発行できる人が多くおすすめです。
自分に合ったETCカードを発行してカーライフを充実させましょう。