1,000万円も!? 車好きは愛車のチューニングに生涯いくらかけるのか?

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カスタマイズやチューニングは、車の楽しみ方のひとつです。その目的は、自己満足のためだったり、ライバルよりも速く走るためだったりと人それぞれ。またそのレベルも人それぞれです。そのためには、当然、チューニング費用もかかってくるわけで…。
Chapter
カスタムのお値段は?
VIP系やドレスアップカスタムは?
生涯かかるチューニング費用はどれくらい?

カスタムのお値段は?

カスタムにも程度があり、また車種によってもパーツの費用が変わってきます。一例として、1.5Lクラスの車でスポーツ走行を楽しむための定番ライトチューンに関するパーツの価格を考えてみましょう。

■ライトチューンメニュー案
・足回り交換(スプリングのみ)… 6万円 
・ホイール交換… 30万円
・マフラー交換… 7万円 
・エアクリーナー交換… 2万円 
・コンピューターチューン… 10万円 
・ブレーキパッド交換… 4万円 
・フロントタワーバー… 1万円
・プラグ交換… 1万円

ざっくりですが、50〜60万円の費用でライトチューンが完成します。

これだけでもかなり走りは引き締まると思います。中古パーツをうまく活用したり、一部を自分で作業すれば、さらにコストダウンも可能です。

VIP系やドレスアップカスタムは?

ドレスアップカスタムは、意外とお金がかかります。人気のミニバン等をイメージしてみましょう。

■ドレスアップ基本メニュー案
・大径ホイール+車高調サス…40万円
・エアロパーツセット…25万円
・インテリア(パネル類)…10万円

この時点で75万円ですが、さらに内装やオーディオまでカスタムすれば、あっという間に100万円オーバーです。

イニシャルコストは、ドレスアップカスタムのほうがかかると考えられます。

生涯かかるチューニング費用はどれくらい?

カスタムは車種共通のメニューがなく、またオーナーの嗜好・方向性も異なることから、いちがいにいくら…という言い方ができません。しかしざっくりとした目安として、まず納得の行く仕上がりにするまで、オーナーは100万円ほど投資しているというのが傾向として言えるかもしれません。

では、どれだけカスタム費用をかけてしまうのか?といった場合、それこそ個人差があるので明確な答えは出ませんが、わかりやすいところで言うと、ドレスアップ系のオーディオやエンジンチューニングで数百万円は意外によくある話。結果、トータルで1,000万円は、チューニングやカスタムにハマった人には、それほど珍しいことではないのかもしれません。

まあそれ以前に、ガソリン、オイル、タイヤといった消耗品や税金が並行してかかります…が、これは考えたくない話ですね。

ついつい、愛するクルマを愛でてしまうもの。家族(特に奥様)に愛想を尽かされない程度に、楽しいカーライフを送りたいものです。

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