バスも盗難にあう!?車の盗難防止方法を3つ紹介

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2017年7月14日、静岡県裾野市が市所有のバス2台が盗難にあったことを発表しました。素人考えでは、あんな大きなバスを盗んでも、すぐに足がついてしまいそうですが、こういった目立つ車両やセキュリティレベルの高い車両は、分解されて部品として海外で転売されます。つまり、現在はあらゆるクルマが盗難の対象になっているということ。そんな盗難被害から、愛車を守るための対策を考えてみましょう。
Chapter
減らない車両盗難!その犯行手口は?
盗難車両はどうなる?
車両盗難対策、3つの方法
古典的手口への対策は?
リレーアタックへの対策は?
イモビカッターへの対策は?

減らない車両盗難!その犯行手口は?

現代の車両は、イモビライザーなど盗難対策が車両に施されています。しかし、犯罪者はその上を行きます。

古典的な手口の代表は、ピッキング、ドアをこじ開ける、窓ガラスを割る、レッカーや積載車で盗むなどです。対する現代ならではの手口が、リレーアタックやイモビライザーカッター(イモビカッター)です。

またパーツの盗難では、人気車種のタイヤ&ホイール、カーナビなどが狙われやすい傾向にあります。

盗難車両はどうなる?

盗難車の行く末は、犯人がそのまま使う、転売、パーツ取りが想定されます。販売先は、日本国内では犯行が発覚し易いためか、海外が多いようです。

従来型のキー式車両は合鍵を作ることができるので、犯人が自分で運転したり、そのまま海外に転売されます。キーレスエントリーなどフリーキー車の場合、盗難はできても一度エンジンを切ると再度エンジン始動が不可能になるため、解体されパーツとして海外に輸出されます。

自動車の製造は、自国の工業力を結集しないと出来ません。そのためか、工業化に遅れをとった国々のブラックマーケットでは、自動車のパーツは高値で売買されます。これはもちろん、不正輸出です。

では、そんな車両盗難の被害に遭わないためには、そんな対策をすべきでしょうか?

車両盗難対策、3つの方法

古典的手口への対策は?

ピッキングやドアをこじ開ける、窓ガラスを割るなどの侵入行為は、自宅の駐車場で深夜に行われる確率が高いといわれます。そういった被害から愛車を守るため、自宅の駐車場には対策をしましょう。

対策にはさまざまな方法がありますが、犯罪被害に対して強固なのは、シャッター付ビルトインガレージです。車庫の出入り口のシャッターや扉は非常に重いもの、鍵が厳重なものなどに取り替えても良いですね。

すでに自宅に屋外駐車場をお持ちなら、移動物を検知して点灯するライトや防犯カメラを設置しましょう。防犯カメラは、ダミーでも効果的なようです。シャッター付きガレージでも、こういったアイテムを装備することで、セキュリティー度が高まります。

意外に効果的なのは、屋外で番犬を飼うことです。

また車両には、窓ガラスに防犯用フィルムを貼り、簡単に割られないようにします。第三者接近時に警報を鳴らすアラームや車載カメラを取り付けておくのも効果的です。ホイールのボルトをセキュリティ対策品に取り替えておくと、タイヤの盗難も防げそうです。

そして日中、移動先で駐車するときは、警備員が常駐する駐車場に入庫しましょう。レッカー車や積載車が入り込めない立体駐車場やタワー式駐車場がおすすめです。

リレーアタックへの対策は?

リレーアタックは、スマートキーなど電波の発信源の微弱電波を専用機具で受信し、同様の機器を所持する仲間を経由して車両のロックを解除する盗難方法です。この手法に対抗するには、スマートキーから電波を出さないことです。

効果的なのは、アルミホイルでキーを包んでしまうこと。しかし愛車に乗降する度にアルミホイルをガシャガシャするのは、カッコ悪いですね。そこでスマートホン用電波遮断式ポーチに入れましょう。

ポーチは、胸ポケットやジャケットのポケットではなく、手提げカバンなどのなるべく低い場所にします。これは電波は高い位置からだと、遠くまで届く性質を逆に利用しています。

イモビカッターへの対策は?

イモビカッターは本来、車両整備用機具です。販売・所持に、違法性はありません。悪用する人が悪いのです。

イモビカッターに対抗するには、これをガードする製品の取り付けを検討しましょう。その製品は新しくキー登録が出来ないようにし、イモビカッターを無力化します。製品名はイモビカッターガード、イモビカッターキラーなどです。


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