寒冷地仕様と標準車の違いとは?温暖地仕様はないの?
更新日:2024.09.09
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中古車を検索していると、ときどき寒冷地仕様というものが目に入ります。どんな特別装備が施されているのか、気になったことがある人もいるのではないでしょうか?その内容をみると、冬季に車を使う際、どういうものを装備すれば、快適に運用できるのかが理解できます。では、反対に温暖地仕様の車というのはあるのでしょうか?今回は寒冷地仕様車の特徴から、探っていきたいと思います。
- Chapter
- 寒冷地仕様車とは?
- 寒冷地仕様車の特徴
- 温暖地仕様車はあるの?
寒冷地仕様車とは?
寒冷地仕様とは、特別装備のひとつで、寒冷地での使用を目的としたオプションを装備している車両のことをいいます。
国内では、北海道、東北、北陸などでユーザーが多く、多くは氷点下20度以下でも快適に使用できる設計になっています。
悪路・悪天候の走行を重視したSUVや一部の軽自動車などは、標準で寒冷地仕様同等の装備が盛り込まれている車種もあります。
では標準仕様と、寒冷地仕様は何が違うのでしょうか?
国内では、北海道、東北、北陸などでユーザーが多く、多くは氷点下20度以下でも快適に使用できる設計になっています。
悪路・悪天候の走行を重視したSUVや一部の軽自動車などは、標準で寒冷地仕様同等の装備が盛り込まれている車種もあります。
では標準仕様と、寒冷地仕様は何が違うのでしょうか?
寒冷地仕様車の特徴
寒冷地仕様車は、寒い地域での使用が前提なので、素早く車内を温めることが求められます。
そのためバッテリーやオルタネーターの容量を大きくして、発電量を増やしています。特に暖房の強化は顕著で、リアヒーター、シートヒーター、ミラーヒーターも場合によって追加されます。
他にもリアガラスの結露を除去するリアデフォッガー、スターターなども強化されるので、バッテリーに依存する部分が多くなっています。
またワイパーブレードは、雪に強いブレード全体がゴムで覆われたものが装備されますし、ウォッシャー液が凍ってしまっては使い物にならないので、寒冷地でも耐えられるように、成分割合の変更、タンクの容量も大きくなります。
さらに、吹雪で視界が悪くなることも多いためリアフォグを装備。ボディは、寒冷地特有の融雪剤による腐食にも耐えられるように防錆が施されています。
なかにはエンジンオイルを温めるためのオイルパンヒーターを搭載してる車もあります。
そのためバッテリーやオルタネーターの容量を大きくして、発電量を増やしています。特に暖房の強化は顕著で、リアヒーター、シートヒーター、ミラーヒーターも場合によって追加されます。
他にもリアガラスの結露を除去するリアデフォッガー、スターターなども強化されるので、バッテリーに依存する部分が多くなっています。
またワイパーブレードは、雪に強いブレード全体がゴムで覆われたものが装備されますし、ウォッシャー液が凍ってしまっては使い物にならないので、寒冷地でも耐えられるように、成分割合の変更、タンクの容量も大きくなります。
さらに、吹雪で視界が悪くなることも多いためリアフォグを装備。ボディは、寒冷地特有の融雪剤による腐食にも耐えられるように防錆が施されています。
なかにはエンジンオイルを温めるためのオイルパンヒーターを搭載してる車もあります。
温暖地仕様車はあるの?
寒冷地仕様車の特徴を見ていただくとわかると思いますが、温暖地は標準仕様車でまかなっています。
それよりも暑い地域では、冷房がよく効くようにバッテリー、オルタネーターの容量を大きくしたり、ラジエターの容量を拡大するなど対策を行っています。
とはいえ現在の日本ではそれほどの装備は必要なく、寒冷地仕様車で補っています。
また、沿岸部では潮の被害に悩まされることが多く、そういった事情で温暖な地域であっても防錆処理のされている寒冷地仕様車を選ぶ人もいるそうですよ。
それよりも暑い地域では、冷房がよく効くようにバッテリー、オルタネーターの容量を大きくしたり、ラジエターの容量を拡大するなど対策を行っています。
とはいえ現在の日本ではそれほどの装備は必要なく、寒冷地仕様車で補っています。
また、沿岸部では潮の被害に悩まされることが多く、そういった事情で温暖な地域であっても防錆処理のされている寒冷地仕様車を選ぶ人もいるそうですよ。