MINIのグレード解説!クラブマン、カントリーマンなどの違いは?

BMW MINI

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ファニーなルックスと、それに反して堅実な作り込みで人気を持つBMW MINI。2017年現在は、クラブマンやカントリーマンといった派生グレードもラインナップしています。今回は、現行MINIのグレードをチェックしてみましょう。
Chapter
MINIのグレード比較表
MINIはオリジナルのスタイルコンセプトを貫く
3ドアに、5ドア、コンバーチブルも加わった、MINI
MINI 3ドア/5ドア クーパーD
MINI クーパー コンバーチブル
MINI初のSUV、クロスオーバー
MINI クーパーS クロスオーバー ALL4
現代の「エステート」、MINI クラブマン
MINI クーパーS クラブマン

MINIのグレード比較表

型式 新車価格 中古車価格 販売開始年月 車両重量 乗車定員 ドア数 排気量 駆動方式 燃料 燃費 トランスミッション ハンドル 全長×全幅×全高 最小回転半径 前輪サイズ 後輪サイズ 福祉車両
ミニ ワン DBA-XR15M 247万円 15〜568万円 2020年7月1日 1,180kg 4名 3ドア 1,498cc フロント 無鉛プレミアム 17.9km/L マニュアル 3,835×1,725×1,430mm 5,300mm 175/65R6 175/65R6 -
ミニクロスオーバー クーパー D 3DA-42BT20 437万円 28〜563万円 2022年6月1日 1,600kg 5名 5ドア 1,995cc フロント ディーゼル 16.9km/L マニュアルモード付AT 4,315×1,820×1,595mm 5,400mm 225/55R8 225/55R8 -
ミニクラブマン ワン 3BA-LV15M 335万円 23.2〜607万円 2020年10月6日 1,430kg 5名 5ドア 1,498cc フロント 無鉛プレミアム 14.9km/L DCT 4,275×1,800×1,470mm 5,500mm 205/55R7 205/55R7 -

MINIはオリジナルのスタイルコンセプトを貫く

オリジナルのMINIはご存じのように、イギリスのブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)から1959年に発表されたモデル。そのコンパクトかつ愛くるしいデザインは、2017年現在でも多くのファンが存在します。

一方、現在生産されているMINIは、BMWが2001年に商標を取得し、そのデザインコンセプトを引き継いで開発されているもの。メーカーも中身も完全に別モノなわけですが、オリジナルから受け継いだコンセプトは多くの支持を集めていますし、オリジナルをオマージュしている点は、現行フィアット500やVWビートルにも通じるものがありますね。

2013年にフルモデルチェンジが行われ、3代目に進化したMINIは、オリジナルのMINIと決定的に違う点があります。それは、「サイズがミニじゃない」ということ。しかしこれは、快適性や安全性、走行性能を考えたら仕方のないことですし、進化を続けた結果と受け取ることもできます。

さて、現在のMINIのグレードをチェックしてみましょう。

3ドアに、5ドア、コンバーチブルも加わった、MINI

BMW MINIといえば3ドアのハッチバックというイメージですよね。もちろん3代目でも3ドアモデルは存在します。

エントリーモデルは、1.2Lガソリンエンジン搭載のONEで車両価格は230万円~。その上には、1.5Lディーゼルターボ搭載のクーパーD、そして2.0LターボのハイスペックモデルのMINI ジョン クーパー ワークス(JCW)も用意されており、ユーザーの予算、嗜好にあわせたラインアップとなっています。

また、MINIが欲しいけど子供や家族が…といった層には、5ドア仕様もラインナップされています。こちらも同様のラインアップとなっており、ONEは259万円~となっています。ただしJCW仕様は用意されていません。

もちろんコンバーチブルモデルもラインナップされており、こちらはJCW仕様もあり、オープンながらスポーツテイストも味わえるモデルとなっています。


MINI 3ドア/5ドア クーパーD

MINI クーパー コンバーチブル

MINI初のSUV、クロスオーバー

MINI初のSUVモデルとして話題となったのがクロスオーバー(本国名カントリーマン)です。

エントリーグレードの2.0Lディーゼルターボは、386万円~。燃費はJC08モードで21.2km/Lと、トルクフルなエンジンと環境性能を売りにしています。また、ボディサイズはMINI最大となり、全長4,315mm×全幅1,820mm×全高1,595mmとなっています。

当然AWD仕様のALL4グレードも用意されており、これまでのMINIとは毛色が違う、MINIのテイストを持ったスタイリッシュSUVと捉えた方が良いかもしれません。

また2017年6月には、MINI クーパーS E クロスオーバー ALL4というMINI初のプラグインハイブリッドモデルがリリースされる予定とのこと。40kmまでEVとして走行可能であり、モーターだけでの最高速は125km/hと、なかなか優れたスペックをもたらされています。

MINIも次のステージに進んでいく、そんな予感のするモデルですね。

MINI クーパーS クロスオーバー ALL4

現代の「エステート」、MINI クラブマン

最後に紹介するのはMINI クラブマンです。これは初代BMC時代のモデルに存在したエステートが、祖となります。

クラブマンは、MINIをストレッチし、5ドアとリアの観音開きハッチを与えている独特のエクステリアデザインが特徴。車両価格は、ONEが296万円~となっています。

このクラブマンはグレードが非常に充実しており、ONE、クーパー、クーパーD、クーパーS、クーパーSD、クーパーS ALL4、JCW仕様と7つを用意。MINIの持つパワーユニットを網羅しているところからも、人気グレードであることがわかります。

このように、多彩なモデル、パワーユニットで展開している現行MINI。プラグインハイブリッドまで登場し、さらなる進化も見逃せません。ファンのみならず、常に注目を集める存在でありつづけるのがMINIの魅力なのではないでしょうか。

MINI クーパーS クラブマン

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