スバル WRX STIが大幅改良!どう進化した?

スバル WRX STI 2017

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スバルを象徴するスポーツモデル、WRX STIの改良型が発表となりました。どのような改良が加えられたのでしょうか?

※ 2017年5月時点
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進化を続けるWRX STI
改良されたWRX STIのスペックは…

進化を続けるWRX STI

スバルは2017年5月14日、新型WRX STIの大幅改良モデルの発表を行いました。販売は2017年6月20日からスタートとのことですから、胸が高まるスバリストの方も多いことでしょう。

スバルの発表によると、今回のWRX STIの改良のポイントは以下となります。

【WRX STIのおもな改良内容】
■デザイン
<エクステリア>
・ 新デザインフロントバンパー
・ 19インチアルミホイール(ダークガンメタリック塗装):245/35R19タイヤ
<インテリア>
・ インパネ加飾パネル&ドアスイッチパネル(ハイグロスブラック)
・ 運転席&助手席8ウェイパワーシート付RECAROフロントシート(レッドステッチ+レッドアクセント+STIロゴ入り)
・ レッドカラーシートベルト
・ マルチファンクションディスプレイ(高精彩9インチ大型カラー液晶)
・ 8インチサイズナビゲーションを設定/ディーラー装着オプション
■メカニズム
・ 新電子制御マルチモードDCCD
・ brembo製18インチベンチレーテッドディスクブレーキ
  ドリルドディスクローター&モノブロック対向6ポット/2ポッドキャリパー(イエロー塗装、STIロゴ入り)
・ サスペンション設定最適化
■安全性・実用性
・ LED2灯ハイ&ロービームランプ+ステアリング連動ヘッドランプ
・ フロントビューモニター
・ ルーフキャリアブラケット

※ スバルプレスリリースより
今回の最大のポイントは、新電子制御マルチモードDCCDの搭載によるハンドリング性能の向上、とスバルは謳っています。

このDCCDとは「ドライバーズコントロールセンターデフ」のことで、前後輪への駆動力配分はプラネタリーギヤによって41:59に設定。加えて全域を電子制御する差動制限機構を採用することで、差動制限の俊敏な応答性と、コーナー入り口でのスムーズな回頭性を実現するものです。

さらに、19インチアルミホイールやbrembo製18インチベンチレーテッドディスクブレーキの採用で、足回りの強化も行われていますから、より戦闘力と快適性が進化したといえそうです。

改良されたWRX STIのスペックは…

■WRX STIスペック
ボディサイズ…全長4,595mm×全幅1,795mm×全高1475mm
エンジン…2.0L DOHC16バルブ デュアルAVCS ツインスクロールターボ
最大出力…227kw(308ps)/6,400rpm
最大トルク…422Nm(43.0kgm)/4,400rpm
JC08モード燃費…9.4km/L

パワーユニットはキャリーオーバーとなっているものの、電子制御デバイスの進化で乗り味を進化させてきたといえるモデルとなっています。今回の改良を受け、まさに2.0L AWDスポーツの頂へと熟成したWRX STIではないでしょうか。

用意されるグレードは、2つ。
・WRX STI=386万6400円
・WRX STI Type S=406万800円

Type Sには19インチアルミホイールと245/35R19タイヤが標準装備で奢られるほか、メーカーオプションとしてスポーティな赤を効果的に配したRECAROフロントシートが用意されています。

現在、各メーカーがスポーツモデルを復活させる傾向が続いています。それらが、いずれも高価で手がでないモデルになりつつある昨今、スバルはこのWRX STIを変わらぬ身近なAWDスポーツモデルとしてラインナップし続けてくれているのが嬉しいですね。

ライバルだったランエボ亡きいまも、こうしたモデルを変わらず作り続けるスバルにモノづくりのスピリットを感じるところです。

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