新型BMW M3と新型BMW M4、どう変わったの?
更新日:2021.07.09

BMWのスポ―ツモデルとして登場して以来、常に評価の高いM3。今回、BMW 4シリーズのマイナーチェンジにともない、M3とM4がリニューアルされました。どのような仕様になっているのでしょうか。
欧州スポーツモデルの血統…BMW M3、M4
メルセデスのAMG、フィアットのアバルト、ルノーのアルピーヌ…。欧州メーカーには、スポーツモデルを示すブランドが古くから存在しています。BMWでいえば、Mになるというのは周知のことでしょう。
BMWのM3は、1985年に初代モデルが発表されており、その生い立ちはやはり「レースで勝つ」ためのものでした。ドイツにおいては、DTM(ドイツツーリングカー選手権)が主戦場であり、そこでメルセデス、オペルなどと凌ぎを削ってきたことがM3のアイデンティティにもなっています。
2017年現在、5代目となったM3は、現行3シリーズのF80型をベースにチューニングされているモデルです。このF80型に刷新されたことで、クーペおよびカブリオレボディはM4に変更。とはいえ、同じシャシーをベースにしています。
そして2017年5月、4シリーズがマイナーチェンジを受けたことに連れ立ってともない、M3、M4のマイナーチェンジモデルが発表されました。
その変化は、エクステリアデザインに進化がみられ、象徴的なキドニーグリルとシームレスに存在するヘッドライトにはデイライト機能付きのアダプティブLEDヘッドライトが採用されています。
また、テールライトも同様にLED仕様(M4のみ。M3はすでに採用済み)となっており、エクステリアデザインだけでなく、視認性、耐久性が向上しています。
BMWのM3は、1985年に初代モデルが発表されており、その生い立ちはやはり「レースで勝つ」ためのものでした。ドイツにおいては、DTM(ドイツツーリングカー選手権)が主戦場であり、そこでメルセデス、オペルなどと凌ぎを削ってきたことがM3のアイデンティティにもなっています。
2017年現在、5代目となったM3は、現行3シリーズのF80型をベースにチューニングされているモデルです。このF80型に刷新されたことで、クーペおよびカブリオレボディはM4に変更。とはいえ、同じシャシーをベースにしています。
そして2017年5月、4シリーズがマイナーチェンジを受けたことに連れ立ってともない、M3、M4のマイナーチェンジモデルが発表されました。
その変化は、エクステリアデザインに進化がみられ、象徴的なキドニーグリルとシームレスに存在するヘッドライトにはデイライト機能付きのアダプティブLEDヘッドライトが採用されています。
また、テールライトも同様にLED仕様(M4のみ。M3はすでに採用済み)となっており、エクステリアデザインだけでなく、視認性、耐久性が向上しています。
まさにジャストフィットのレーシングマシン
その出自からしてモータースポーツがバックボーンにあるM3、M4。コックピット、シートにもそうしたスポーツマインドをくすぐる演出がなされています。
象徴的なロゴが与えられたMシートは、サイドサポート、一体型ヘッドレスト、バックレストに加え、シートの軽量化、またボディの低重心化も行われています。昨今のBMWが、ボディの軽量化を重要視している証左でもありますね。
また、ダイレクトかつ直観的な操作を追求したマルチファンクション M スポーツ・レザーステアリングホイールには、“M Driveボタン”がセットされ、ここからダンパーの設定が変更可能となっています。もちろん、パドルシフトで7速 M DCT Drivelogicを操り、瞬時のシフトチェンジも可能。
また今回、ハイスペック仕様の「コンペティションパッケージ」もラインアップ。こちらはECUチューニング等で19psUPの450psを発生、そのパワーに見合った足回りが奢られています。
象徴的なロゴが与えられたMシートは、サイドサポート、一体型ヘッドレスト、バックレストに加え、シートの軽量化、またボディの低重心化も行われています。昨今のBMWが、ボディの軽量化を重要視している証左でもありますね。
また、ダイレクトかつ直観的な操作を追求したマルチファンクション M スポーツ・レザーステアリングホイールには、“M Driveボタン”がセットされ、ここからダンパーの設定が変更可能となっています。もちろん、パドルシフトで7速 M DCT Drivelogicを操り、瞬時のシフトチェンジも可能。
また今回、ハイスペック仕様の「コンペティションパッケージ」もラインアップ。こちらはECUチューニング等で19psUPの450psを発生、そのパワーに見合った足回りが奢られています。
<次のページに続く>