ジープ、BMWと似たフロントマスクに!? SX4 S-CROSSはマイナーチェンジでどう変わる?
更新日:2024.09.09
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日本国内では、軽自動車のイメージが強いスズキですが、海外では当然ながらコンパクトクラスのラインナップが充実しています。そのなかで注目は、2016年のパリモーターショーで発表された新型SX4 S-CROSSの存在。これがビッグマイナーチェンジによって、大きく躍進しそうな気配なのです。
マイナーチェンジで存在感が向上!スズキ SX4 S-CROSS
スズキの普通車といえば、スイフトやエスクード、最近ではイグニスといったモデルが売れ筋です。そんななか、SX4 S-CROSSが2017年春頃にビッグマイナーチェンジします。
フロントマスクを中心にエクステリアを大幅に刷新、あわせてパワーユニットもリニューアル。人気のコンパクトSUV市場に、勝負をかけるモデルとなりそうです。
フロントマスクを中心にエクステリアを大幅に刷新、あわせてパワーユニットもリニューアル。人気のコンパクトSUV市場に、勝負をかけるモデルとなりそうです。
エクステリアとパワーユニットを大幅に刷新!
まず大幅に刷新してきたエクステリアですが、そのフロントグリルは、スリットの縦方向を強調したもので、ジープ レネゲートやBMW X1など近似性を感じさせます。また、ボンネットフードには2本のパワーバルジを設け、全体にタフなイメージとなっています。
受け止め方次第で好悪が分かれるかもしれませんが、スズキとしてもあらゆる意味で、攻めたデザインであるのは間違いありません。また、あまり印象に残らなかったかつてのSX4 S-CROSSのデザインよりも主張的で、スタイリッシュに仕上がっているといえます。
あわせて注目なのが、同社の直噴ターボ ブースタージェットの存在です。
コンパクトセダンのバレーノに搭載されている、1.0Lに加え、SX4 S-CROSSでは1.4Lもラインナップ。これに伴い、1.6Lの直4ガソリンエンジンを廃止になったとのことですから、スズキのブースタージェットエンジンにかける意気込みは相当なものでしょう。
スペックは、
●1.0L 3気筒 直噴ターボエンジン(2WD)
最高出力 82kW(111ps)/5,500rpm
最大トルク 170Nm(17.3kgm)/2,000-3,500rpm
●1.4L 4気筒 直噴ターボエンジン
最高出力 103kW(138ps)/5,500rpm
最大トルク 220Nm(22.4kgm)/1,500-4,000rpm
ダウンサイジングターボエンジンは、製造コストも低く抑えられるというメリットに加え、排気量以上のパワーと良好な環境性能が両立されているところが評価できるポイント。
なかでも1.4Lエンジンは、間もなく発表されることになる、バレーノの追加グレード「RS」にも搭載されようです。次期スイフト スポーツもこのパワーユニットになるのかもしれません。
ヨーロッパでは、従来モデルからキャリーオーバーされた、1.6Lディーゼルエンジンが加わります。
受け止め方次第で好悪が分かれるかもしれませんが、スズキとしてもあらゆる意味で、攻めたデザインであるのは間違いありません。また、あまり印象に残らなかったかつてのSX4 S-CROSSのデザインよりも主張的で、スタイリッシュに仕上がっているといえます。
あわせて注目なのが、同社の直噴ターボ ブースタージェットの存在です。
コンパクトセダンのバレーノに搭載されている、1.0Lに加え、SX4 S-CROSSでは1.4Lもラインナップ。これに伴い、1.6Lの直4ガソリンエンジンを廃止になったとのことですから、スズキのブースタージェットエンジンにかける意気込みは相当なものでしょう。
スペックは、
●1.0L 3気筒 直噴ターボエンジン(2WD)
最高出力 82kW(111ps)/5,500rpm
最大トルク 170Nm(17.3kgm)/2,000-3,500rpm
●1.4L 4気筒 直噴ターボエンジン
最高出力 103kW(138ps)/5,500rpm
最大トルク 220Nm(22.4kgm)/1,500-4,000rpm
ダウンサイジングターボエンジンは、製造コストも低く抑えられるというメリットに加え、排気量以上のパワーと良好な環境性能が両立されているところが評価できるポイント。
なかでも1.4Lエンジンは、間もなく発表されることになる、バレーノの追加グレード「RS」にも搭載されようです。次期スイフト スポーツもこのパワーユニットになるのかもしれません。
ヨーロッパでは、従来モデルからキャリーオーバーされた、1.6Lディーゼルエンジンが加わります。
SX4 Sクラス 海外仕様
人気のコンパクトSUV市場に一石を投じられるか!?
今回のマイナーチェンジによって、存在感を強めたSX4 S-CROSS。プラットフォーム等は、キャリーオーバーとなるので、ボディサイズに大きな変化はありません。
■スズキ SX4 S-CROSS
全長4,300mm×全幅1,765mm×全高1,580mm、ホイールベース2,600mm
■トヨタ C-HR
全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550〜1,565mm、ホイールベース2,640mm
■ホンダ ヴェゼル
全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mm、ホイールベース2,610mm
こうしてみると、現在、国内で人気のコンパクトSUVとほぼ同サイズであることがわかります。ハイブリッド仕様こそ用意はありませんが、世界戦略車という側面を考えると、スズキは、ダウンサイジングターボとディーゼル推しのようです。
今回のマイナーチェンジによって、大きく生まれ変わるSX4 S-CROSS。日本はもちろん、世界でどのような評価を受けるのか?非常に興味深いところですね。
■スズキ SX4 S-CROSS
全長4,300mm×全幅1,765mm×全高1,580mm、ホイールベース2,600mm
■トヨタ C-HR
全長4,360mm×全幅1,795mm×全高1,550〜1,565mm、ホイールベース2,640mm
■ホンダ ヴェゼル
全長4,295mm×全幅1,770mm×全高1,605mm、ホイールベース2,610mm
こうしてみると、現在、国内で人気のコンパクトSUVとほぼ同サイズであることがわかります。ハイブリッド仕様こそ用意はありませんが、世界戦略車という側面を考えると、スズキは、ダウンサイジングターボとディーゼル推しのようです。
今回のマイナーチェンジによって、大きく生まれ変わるSX4 S-CROSS。日本はもちろん、世界でどのような評価を受けるのか?非常に興味深いところですね。