【プラットフォームが同じ!】SX4 S-CROSSと4代目エスクードの違いを徹底分析!
更新日:2024.09.09
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今回は、スズキから販売されているSX4 S-CROSS(DBA-YA22S/ DBA-YB22S)と4代目 エスクード(4BA-YEA1S)の違いについて紹介します。
両モデルは、同じプラットフォームを採用しているので、ベースの仕様は変わりませんが、どのような部分に違いがあるのでしょうか。
2017/10/31
両モデルは、同じプラットフォームを採用しているので、ベースの仕様は変わりませんが、どのような部分に違いがあるのでしょうか。
2017/10/31
スズキ SX4 S-CROSSはどんなクルマ?
2006年7月、SX4 S-CROSSの前身となるSX4が日本国内で発売されました。デザインはイタリアを代表するデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロが担当し、ハッチバックタイプのコンパクトカーをベースにSUVの要素を上手く取り入れたモデルとして人気を博しました。
そして、SX4のコンセプトを踏襲し、よりクロスオーバー色を高めたモデルがSX4 S-CROSSです。2013年のジュネーブモーターショーで初めて披露された後、欧州や中国で先行販売が開始。日本では2015年2月に販売開始となりました。
2017年行われたマイナーチェンジでは、フロントグリルの形状が横方向に流れているデザインのものから縦方向のデザインへと変更。2019年には、レーダーブレーキサポートⅡやフロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグなど、多くの安全機能が標準装備となりました。
そして、SX4のコンセプトを踏襲し、よりクロスオーバー色を高めたモデルがSX4 S-CROSSです。2013年のジュネーブモーターショーで初めて披露された後、欧州や中国で先行販売が開始。日本では2015年2月に販売開始となりました。
2017年行われたマイナーチェンジでは、フロントグリルの形状が横方向に流れているデザインのものから縦方向のデザインへと変更。2019年には、レーダーブレーキサポートⅡやフロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグなど、多くの安全機能が標準装備となりました。
スズキ エスクードはどんなクルマ?
一方、エスクードはSX4 S-CROSSよりも長い歴史をもったクルマです。初代エスクードは同じくスズキから販売されていたジムニーの上級モデルとして1988年に登場しました。本格的なオフロード走行だけでなく、街乗りでの快適性など優れたオンロード性能も両立。オンとオフどちらもいけるクロスオーバーSUV車の先駆けとも言えるようなモデルです。
X4 S-CROSSと同じように日本だけでなく海外でも販売されており、欧州市場ではエスクードではなくビターラという車名で販売されています。
初代エスクードが登場してから、30年以上もの長い間に改良が重ねられ、SX4 S-CROSS の販売が開始された2015年には、現行となる4代目へとモデルチェンジが行われました。磨き上げられた走破性と扱いやすいコンパクトさから今でも根強い人気を誇っています。
X4 S-CROSSと同じように日本だけでなく海外でも販売されており、欧州市場ではエスクードではなくビターラという車名で販売されています。
初代エスクードが登場してから、30年以上もの長い間に改良が重ねられ、SX4 S-CROSS の販売が開始された2015年には、現行となる4代目へとモデルチェンジが行われました。磨き上げられた走破性と扱いやすいコンパクトさから今でも根強い人気を誇っています。
SX4 S-CROSSとエスクードのエクステリアの違いは?
■SX4 S-CROSS
全長×全幅×全高 4300mm×1785mm×1595mm
■エスクード
全長×全幅×全高 4175mm×1775mm×1610mm
エクステリア(外装)はSX4 S-CROSSに比べると、エスクードは少し短く、幅が狭く、少し高さが高いといった感じで、若干ですがずんぐりしたボディーサイズといった感じでしょうか。
最低地上高の高さは両モデルとも同じため、エスクードが単純にボディーの高さがあるモデルのようです。
SX4 S-CROSSのホイールベースは2,600mm、エスクードのホイールベースは2,500mm、これと前後オーバーハングの長さの違いが、全長の違いに表れているのかもしれませんが、カタログに記載がないため、推測とさせていただきます。
両モデルとも、オフロード走行を可能とし得意とするSUVモデルです。快適なオフロード走行を実現するALLGRIPシステムは、両モデルに搭載されます。最低地上高の高さも同じ数値なので、SX4 S-CROSSもエスクードも本格的にも使えるSUVとして考えて間違いないでしょう。
全長×全幅×全高 4300mm×1785mm×1595mm
■エスクード
全長×全幅×全高 4175mm×1775mm×1610mm
エクステリア(外装)はSX4 S-CROSSに比べると、エスクードは少し短く、幅が狭く、少し高さが高いといった感じで、若干ですがずんぐりしたボディーサイズといった感じでしょうか。
最低地上高の高さは両モデルとも同じため、エスクードが単純にボディーの高さがあるモデルのようです。
SX4 S-CROSSのホイールベースは2,600mm、エスクードのホイールベースは2,500mm、これと前後オーバーハングの長さの違いが、全長の違いに表れているのかもしれませんが、カタログに記載がないため、推測とさせていただきます。
両モデルとも、オフロード走行を可能とし得意とするSUVモデルです。快適なオフロード走行を実現するALLGRIPシステムは、両モデルに搭載されます。最低地上高の高さも同じ数値なので、SX4 S-CROSSもエスクードも本格的にも使えるSUVとして考えて間違いないでしょう。
SX4 S-CROSSとエスクードの走行性能、燃費の違いは?
両エンジンとも6ATトランスミッションが設定されており、エスクードは1.4Lターボエンジンを搭載。最高出力は100kW(136PS)/5,500、最大トルクは210Nm(21.4kgm)/2,100~4,000rpmとなっています。SX4 S-CROSSは1.6Lエンジンを搭載。最高出力は82kW(117PS)/6,000、最大トルクは151Nm(15.4kgm)/4,400rpmとなっています。
燃費に関してですが、エスクードのカタログ燃費は16.0km/L(WLTCモード燃費)となっており、SX4 S-CROSSのカタログ燃費が4WDの場合で15.2km/L(JC08モード燃費)、2WDの場合には16.2km/L(JC08モード燃費)となっています。単純な比較はできませんが、圧倒的な差はカタログ燃費にはありません。
ただ、エスクードに搭載された、1.4Lターボエンジンですが、2.0L級のトルクがあるわりに、16.0km/L(WLTCモード燃費)と低燃費なエンジンとなります。また、加速力に関しては、エスクードの用意される1.4Lターボエンジンは、トルクの数値が高いため、加速力に違いがあります。
キャラクターがかぶってしまうため、SX4 S-CROSSにターボエンジンが用意されなかったのかどうかは不明ですが、オンロードも心地よく走るイメージのSX4 S-CROSSにも、ターボエンジンを積んでいただけたらな、と感じたりもします。
燃費に関してですが、エスクードのカタログ燃費は16.0km/L(WLTCモード燃費)となっており、SX4 S-CROSSのカタログ燃費が4WDの場合で15.2km/L(JC08モード燃費)、2WDの場合には16.2km/L(JC08モード燃費)となっています。単純な比較はできませんが、圧倒的な差はカタログ燃費にはありません。
ただ、エスクードに搭載された、1.4Lターボエンジンですが、2.0L級のトルクがあるわりに、16.0km/L(WLTCモード燃費)と低燃費なエンジンとなります。また、加速力に関しては、エスクードの用意される1.4Lターボエンジンは、トルクの数値が高いため、加速力に違いがあります。
キャラクターがかぶってしまうため、SX4 S-CROSSにターボエンジンが用意されなかったのかどうかは不明ですが、オンロードも心地よく走るイメージのSX4 S-CROSSにも、ターボエンジンを積んでいただけたらな、と感じたりもします。
SX4 S-CROSSとエスクードの収納容量やインテリアの違いは?
両モデルのインテリア(内装)の違いについてですが、SX4 S-CROSS、エスクードともに、黒を基調とした内装となっております。インパネなどにデザインの違いが見られ、特にエアコン吹き出し口などのデザインが異なります。
シートに関しては、SX4 S-CROSSはファブリックメインとなりますが、エスクードは本革とスエード調のコンビシートとなります。
シートの座り心地ですが、表皮の違いはあれど、どちらも長距離も快適に過ごせる、パンと張ったシートになっております。もちろん、後部座席には、全員分のヘッドレスト、3点式シートベルトが用意されます。
後部座席に関してですが、両モデルともシートアレンジは多彩で、大きな荷物から、長い荷物まで、簡単に積むことが出来ます。ラゲッジルーム(荷室)や収納容量に関しては、両車ボディー形状の違いからか、積める量に差があります。
後部座席に関してですが、両モデルともシートアレンジは多彩で、大きな荷物から、長い荷物まで、簡単に積むことが出来ます。ラゲッジルーム(荷室)や収納容量に関しては、両車ボディー形状の違いからか、積める量に差があります。
SX4 S-CROSSは430L、エスクードは375L、ラゲッジルームの寸法については、エスクードが幅と高さで、SX4 S-CROSSを上回り、奥行きに関しては、ボディーの長さからか、SX4 S-CROSSがエスクードを上回ります。
両モデルとも、高さが変えられるラゲッジボードが用意されていますので、高さがあるものや、ラゲッジルームを平らにしたい場合など、有効活用できるようになっています。
両モデルとも、高さが変えられるラゲッジボードが用意されていますので、高さがあるものや、ラゲッジルームを平らにしたい場合など、有効活用できるようになっています。
同じプラットフォームを持つSX4 S-CROSSとエスクードの違いについて比較をしてきました。
ボディーサイズや燃費などの差異は少ないと感じますが、エスクードはよりオフロード的なイメージを、SX4 S-CROSSは、都会派SUVらしさを前面に出しているものと思うデザインになっております。
見た目だけに関していえば、エスクードほど本格的なSUVでないにしろ、潜在能力はエスクードにも負けずとも劣らない同等の実力を持つSX4 S-CROSS。両モデルとも普段使いから、アウトドア、オフロード、どのシチュエーションでも使い勝手は悪くなく万能モデルですが、街中にたたずんでいても違和感のないモデルとして考えれば、私はSX4 S-CROSSを推します。
エスクードはいい意味で武骨なデザインで、SX4 S-CROSSはシティナイズされたデザインだと思うのがSX4 S-CROSSを推す理由の一つです。好みのデザインであるかどうかは、クルマを手にする上で大事な要素になります。直観的にでも気に入るデザインのものを選択するのもいいのではないでしょうか。
ボディーサイズや燃費などの差異は少ないと感じますが、エスクードはよりオフロード的なイメージを、SX4 S-CROSSは、都会派SUVらしさを前面に出しているものと思うデザインになっております。
見た目だけに関していえば、エスクードほど本格的なSUVでないにしろ、潜在能力はエスクードにも負けずとも劣らない同等の実力を持つSX4 S-CROSS。両モデルとも普段使いから、アウトドア、オフロード、どのシチュエーションでも使い勝手は悪くなく万能モデルですが、街中にたたずんでいても違和感のないモデルとして考えれば、私はSX4 S-CROSSを推します。
エスクードはいい意味で武骨なデザインで、SX4 S-CROSSはシティナイズされたデザインだと思うのがSX4 S-CROSSを推す理由の一つです。好みのデザインであるかどうかは、クルマを手にする上で大事な要素になります。直観的にでも気に入るデザインのものを選択するのもいいのではないでしょうか。