ホイールを買う時の注意点!インチサイズだけじゃわからない?ホイール幅、オフセット、PCDを解説
更新日:2024.09.09
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スタッドレスタイヤを購入した時やドレスアップ時など、タイヤとともにホイールを購入する人は多いかと思います。その際、ホイールのリム径(直径)以外に気にしなければいけない要素があります。それが、リム幅、オフセット量(あるいはインセット量)、PCDです。これらを誤ると、最悪の場合は装着できません。どんなサイズが自分の車に適合しているのか、十分に調べてから購入するよう、心がけておきましょう。
ホイール選びで重要な要素
ホイールを購入する場合、何を一番に気にするべきでしょうか?デザイン?価格?いえいえ、それよりもっと肝心なのは「装着できるか否か」です。
車種やメーカーによって何種類ものサイズがあるホイールは、サイズ選びを間違えると装着すらできないことがあるのです。
デザインが気に入って、価格も安いので通販で購入したまでは良かったけれど、届いたホイールを装着するため近くのタイヤショップに持ち込んだところ「このホイールは、お客様の車には使えません」の一言で終わってしまったら悲しいですよね。
また逆に、ホイールをネットオークションなどで売りに出す時も、ホイールのスペックをキチンと書かないと買い手が現れなかったり、あるいは先方に届いてからクレームになることがあります。
そんなトラブルを起こさないためにも、ホイールを買うときに、何が重要かを理解しておかなければなりません。
車種やメーカーによって何種類ものサイズがあるホイールは、サイズ選びを間違えると装着すらできないことがあるのです。
デザインが気に入って、価格も安いので通販で購入したまでは良かったけれど、届いたホイールを装着するため近くのタイヤショップに持ち込んだところ「このホイールは、お客様の車には使えません」の一言で終わってしまったら悲しいですよね。
また逆に、ホイールをネットオークションなどで売りに出す時も、ホイールのスペックをキチンと書かないと買い手が現れなかったり、あるいは先方に届いてからクレームになることがあります。
そんなトラブルを起こさないためにも、ホイールを買うときに、何が重要かを理解しておかなければなりません。
装着の大前提、穴の数とPCD
まず、"装着できるかどうか"を調べるには、ハブボルト(車種によってはホイールナットならぬホイールボルト)を通すための穴の数とP.C.Dをチェックします。
穴の数は、見ればすぐわかりますが、車種によってはグレードごとに4穴だったり5穴だったりします。
例えばホンダ EK4シビックSiRは4穴、EK9シビックタイプRは5穴です。さらに面倒なのはDC2インテグラタイプRで、96スペックは4穴で、98スペック以降は5穴と、同じ車でホイールが違っているのです。
一方のP.C.Dは、ピッチ・サークル・ディアメータと呼ばれるものの数値で、ボルト穴の中心を結んでできる円の直径を表します。カタログなどでは、単位を表記せず単純に数字だけになっています。
国産車では、100か114.3、クロカン4WD車なら139.7が多くなっていますが、一部の国産や輸入車では、98や108、110、112と、車種やメーカー、時代によって、さまざまなサイズがあります。
穴の数や適合車種だけ気にかけてP.C.Dを見ずに購入してしまうと、痛い目にあってしまうことがありますので注意してください。
穴の数は、見ればすぐわかりますが、車種によってはグレードごとに4穴だったり5穴だったりします。
例えばホンダ EK4シビックSiRは4穴、EK9シビックタイプRは5穴です。さらに面倒なのはDC2インテグラタイプRで、96スペックは4穴で、98スペック以降は5穴と、同じ車でホイールが違っているのです。
一方のP.C.Dは、ピッチ・サークル・ディアメータと呼ばれるものの数値で、ボルト穴の中心を結んでできる円の直径を表します。カタログなどでは、単位を表記せず単純に数字だけになっています。
国産車では、100か114.3、クロカン4WD車なら139.7が多くなっていますが、一部の国産や輸入車では、98や108、110、112と、車種やメーカー、時代によって、さまざまなサイズがあります。
穴の数や適合車種だけ気にかけてP.C.Dを見ずに購入してしまうと、痛い目にあってしまうことがありますので注意してください。
ホイール幅は、装着したいタイヤで決まる
ボルト穴の数とボルトが一致するホイールが見つかったら、次はホイール幅をチェックします。
タイヤとホイールはそれぞれ「このサイズのタイヤを履くなら、この幅のホイールが必要」と決まっています。
ちなみに、あえて幅広のホイールに幅狭のタイヤを履く引っ張りタイヤや、その逆パターンがドレスアップの手法として存在しますが、そうした外し技は走行性能には寄与しないため、デザイン目的以外ではあまりおすすめしません。
履こうとしているタイヤのサイズに対して適切なホイール幅を調べるには、タイヤメーカーのホームページに記載があります。
タイヤとホイールはそれぞれ「このサイズのタイヤを履くなら、この幅のホイールが必要」と決まっています。
ちなみに、あえて幅広のホイールに幅狭のタイヤを履く引っ張りタイヤや、その逆パターンがドレスアップの手法として存在しますが、そうした外し技は走行性能には寄与しないため、デザイン目的以外ではあまりおすすめしません。
履こうとしているタイヤのサイズに対して適切なホイール幅を調べるには、タイヤメーカーのホームページに記載があります。
間違えるとホイール装着がとても大変になるオフセット
最近ですと「インセット」とも言うようになりましたが、オフセットとは、ホイールの中心線に対して、取り付け部がどちらにズレているかという数値で、+38ならホイール外側に向かって38mm(現代的には、これがインセット)、-10mmなら内側に向かって10mm(アウトセット)ズレていることを意味しています。
このマイナスオフセットの数字が大きいと、取り付け部が奥まっている形となり、一般的にはいわゆる深リムになります。
オフセットも適正値がありますから、それを外してしまうと、装着した結果タイヤがフェンダーからハミ出したり、サスペンションなどに干渉して装着できないなどの問題が起こります。
もちろんオーバーフェンダーやワイドボディキットの装着で回避する方法もありますが、それも限度を超えると車検証の記載事項やナンバーの変更が必要になり、単にタイヤとホイールを変更するだけでかなり面倒なことになります。
穴の数、P.C.D、オフセット以外にも、リム形状やリムの厚みによってはブレーキキャリパーへの接触など、ホイールにはいろいろな要素があります。
安いといっても1台分1セットなら4本必要になるのがホイールです。失敗した時のダメージが大きいので、できればホイール選びは詳しい人やプロに相談しながら進めましょう。
このマイナスオフセットの数字が大きいと、取り付け部が奥まっている形となり、一般的にはいわゆる深リムになります。
オフセットも適正値がありますから、それを外してしまうと、装着した結果タイヤがフェンダーからハミ出したり、サスペンションなどに干渉して装着できないなどの問題が起こります。
もちろんオーバーフェンダーやワイドボディキットの装着で回避する方法もありますが、それも限度を超えると車検証の記載事項やナンバーの変更が必要になり、単にタイヤとホイールを変更するだけでかなり面倒なことになります。
穴の数、P.C.D、オフセット以外にも、リム形状やリムの厚みによってはブレーキキャリパーへの接触など、ホイールにはいろいろな要素があります。
安いといっても1台分1セットなら4本必要になるのがホイールです。失敗した時のダメージが大きいので、できればホイール選びは詳しい人やプロに相談しながら進めましょう。