誰でもドリフトができる時代に!?BMWの興味深い開発
更新日:2024.09.09
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近年、急速に進化が進む「運転支援システム」。日産をはじめとしたメーカーが市販車に部分的に導入するほどの熟成が進んでいますね。さて、数年前にBMWが行った自動運転の興味深いテストがあるのです。
誰でもドリフトが可能になる!?BMWの興味深い開発…
パイロンの置かれたサーキットを颯爽と走り出すM235i。途中からドライバーはおもむろにアクセルから足を、ハンドルから手を外します。
そう、このクルマは自動運転システムが搭載されているのです。パイロンを無駄なく避け、ウェット状態の路面で見事なカウンターを当てて美しいドリフトまで…。なかなか衝撃的な映像となっています。
これは2014年、ラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」で公開されたBMWの自動運転システムである「BMW Connected Drive Prototype」のプレゼンテーション動画。
もちろん、公道での運用が前提となる自動運転システムですから、「ドリフト映像」はBMWのちょっとした遊びゴゴロといえますし、同時に興味深い技術の研究、といえるでしょう。
そう、このクルマは自動運転システムが搭載されているのです。パイロンを無駄なく避け、ウェット状態の路面で見事なカウンターを当てて美しいドリフトまで…。なかなか衝撃的な映像となっています。
これは2014年、ラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジー見本市「CES」で公開されたBMWの自動運転システムである「BMW Connected Drive Prototype」のプレゼンテーション動画。
もちろん、公道での運用が前提となる自動運転システムですから、「ドリフト映像」はBMWのちょっとした遊びゴゴロといえますし、同時に興味深い技術の研究、といえるでしょう。
BMW新型5シリーズにも活かされる自動運転技術
先に紹介した動画はあくまで「開発映像」なわけですが、2017年1月にフルモデルチェンジとなった「BMW 5シリーズ」にはこの自動運転システムが活かされています。さすがにドリフトは不可能ですが、高速道路の単一車線での自動運転を可能とした「ステアリング&レーンコントロールアシスト」を搭載しており、全グレード標準装備としています(7シリーズにも搭載済)。
クローズドサーキットでの自動運転と、公道での自動運転では求められる情報量、そしてレベルに開きが当然ある為、現状ではシンプルなものになっていますが、それでもドライバーにとっては疲労を軽減する快適なシステムとなっているのは間違いありません。
クローズドサーキットでの自動運転と、公道での自動運転では求められる情報量、そしてレベルに開きが当然ある為、現状ではシンプルなものになっていますが、それでもドライバーにとっては疲労を軽減する快適なシステムとなっているのは間違いありません。
自動運転の多大なるメリット
近い将来、自動運転が可能になれば、まずドライバーの役割が相当軽減されるのは勿論の事、これまでクルマの運転が出来なかった方でもドライブ感覚を楽しむことができるのではないでしょうか。
例えば視覚障害の方等、なんらかの事情で免許を取る事が出来なかった方も、ドライブを楽しむことが可能となります。勿論しかるべき法整備やテクノロジーの更なる進化(AIの倫理面についても議論が必要となりますね)も必要となりますが…。
また、昨今問題視されている高齢ドライバーの方の事故。こうした人的ミスも自動運転技術はフォローして、事故を回避してくれます。自動運転技術は単なる技術革新だけではなく、事故の軽減という社会的メリットも極めて大きい技術なのです。
例えば視覚障害の方等、なんらかの事情で免許を取る事が出来なかった方も、ドライブを楽しむことが可能となります。勿論しかるべき法整備やテクノロジーの更なる進化(AIの倫理面についても議論が必要となりますね)も必要となりますが…。
また、昨今問題視されている高齢ドライバーの方の事故。こうした人的ミスも自動運転技術はフォローして、事故を回避してくれます。自動運転技術は単なる技術革新だけではなく、事故の軽減という社会的メリットも極めて大きい技術なのです。
未来の夢であった「自動運転」がもうそこまで来ている、という事実
前述のように、クルマによる悲しい事故がいまだ続く昨今。これを減少させていく為にもこうした自動運転技術、安全装備の進化というのは切に求めるところ。実際エマージェンシーブレーキ等が標準装備となった車種も増えていますよね。
クルマの進化の歴史の中では常に運動性能に主眼が置かれていたのも事実。しかし昨今では環境性能は勿論、ヘッドライト、メーター類といったインフォメーション系統など、クルマに付随した様々な機能も大きく進化しています。
その中でも最もハードルが高い技術が、かつて「創造の未来図に描いた自動運転」。しかし、もうそこまで未来が来ている…そう感じるところではないでしょうか。
■おすすめ記事
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一目瞭然!新型BMW5シリーズの進化がわかる
クルマの進化の歴史の中では常に運動性能に主眼が置かれていたのも事実。しかし昨今では環境性能は勿論、ヘッドライト、メーター類といったインフォメーション系統など、クルマに付随した様々な機能も大きく進化しています。
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