スズキ ランディと日産 セレナなど…実はこれも同じ車だった!OEMの車7選
更新日:2024.09.09
※この記事には広告が含まれます
OEMとはOriginal Equipment Manufacturing(Manufacturer)の略で、日本語にすると「相手先ブランド製造」となります。要するに、「他社メーカーで販売される製品を製造すること」をいいます。バッジエンジニアリングや姉妹車、双子車という言い方をする場合もあります。こちらではこれまで販売されてきたOEMの車をご紹介します。
スズキ ランディ(日産 セレナ)
日産自動車が製造している車です。
初代(SC25型)ランディの発売は2007年。セレナに比べると装備は簡素化されており、ハイウェイスターなどのカスタムモデルやツインサンルーフなどの設定はありません。
簡素ではありましたが、2代目の後期型は最高価格が308万円を超えており、軽自動車や小型車が中心のスズキにおいては最も高価な車両として販売されていました。
ベース車のセレナがフルモデルチェンジを受けたことで、2016年7月で販売を終了しています。3代目ランディの発売は未定。
初代(SC25型)ランディの発売は2007年。セレナに比べると装備は簡素化されており、ハイウェイスターなどのカスタムモデルやツインサンルーフなどの設定はありません。
簡素ではありましたが、2代目の後期型は最高価格が308万円を超えており、軽自動車や小型車が中心のスズキにおいては最も高価な車両として販売されていました。
ベース車のセレナがフルモデルチェンジを受けたことで、2016年7月で販売を終了しています。3代目ランディの発売は未定。
トヨタ ピクシスメガ(ダイハツ ウェイク)
ピクシスシリーズは、トヨタの子会社であるダイハツ工業からOEM供給を受けて販売されているトヨタブランドの軽自動車です。
ダイハツハイゼットトラックのOEMとなるトヨタ ピクシストラック/ピクシスバンにはじまり、ムーヴコンテベースのピクシス スペース、ミラ イースベースのピクシス エポックに続く第4弾で、ダイハツウェイクをベースにした全高1,835mmのスーパーハイトールタイプの軽トールワゴンとなります。
車高に関してはピクシスシリーズの軽乗用車で最大。見た目もほとんど変わりませんね。
ダイハツハイゼットトラックのOEMとなるトヨタ ピクシストラック/ピクシスバンにはじまり、ムーヴコンテベースのピクシス スペース、ミラ イースベースのピクシス エポックに続く第4弾で、ダイハツウェイクをベースにした全高1,835mmのスーパーハイトールタイプの軽トールワゴンとなります。
車高に関してはピクシスシリーズの軽乗用車で最大。見た目もほとんど変わりませんね。
日産 モコ(スズキ MRワゴン)
OEM車はベース車よりもかなりマイナーな存在になるのが普通ですが、日産 モコに関しては日産ブランド初の軽乗用車ブランドということもあり、CMなどのPR展開も日産独自で実施。
ベースのスズキMRワゴンよりメジャーな存在として人気を博しました。初代モコの発売は2002年ですが、MRワゴンの生産終了に伴い、2016年の5月末で日産モコも販売を終了しました。
ベースのスズキMRワゴンよりメジャーな存在として人気を博しました。初代モコの発売は2002年ですが、MRワゴンの生産終了に伴い、2016年の5月末で日産モコも販売を終了しました。
三菱 デリカ D:2(スズキ ソリオ)
デリカ Dシリーズは、D:5 が三菱製、デリカD:3が日産 NV200バネットのOEM車となり、D:2はスズキ ソリオのOEM車となります。
D:2は、三菱自動車がスズキからOEMを受けて販売された初のモデルです。2015年8月にソリオが4代目にフルモデルチェンジしてからもしばらく継続販売していましたが、2015年12月にフルモデルチェンジをして2代目となり、現在も販売されています。
D:2は、三菱自動車がスズキからOEMを受けて販売された初のモデルです。2015年8月にソリオが4代目にフルモデルチェンジしてからもしばらく継続販売していましたが、2015年12月にフルモデルチェンジをして2代目となり、現在も販売されています。
マツダ フレア(スズキ ワゴンR)
マツダ フレアはスズキ ワゴンRのOEM車です。フレアシリーズにはほかに、スズキ パレットおよびスペーシアのOEM車となる「マツダ フレアワゴン」と、スズキ ハスラーのOEM車となる「フレアクロスオーバー」の合計3モデルをラインナップしています。
マツダとスズキのOEM関係の歴史は古く、フレアが販売される以前は1994年10月にスズキからワゴンRのOEM供給を受けた「AZ-ワゴン」を販売。3度のフルモデルチェンジを行いながら18年にわたって販売されてきました。
フレアという車名はOEM元のワゴンRが5代目となったタイミングで改名され、2012年秋にマツダフレアとして発売されました。
マツダとスズキのOEM関係の歴史は古く、フレアが販売される以前は1994年10月にスズキからワゴンRのOEM供給を受けた「AZ-ワゴン」を販売。3度のフルモデルチェンジを行いながら18年にわたって販売されてきました。
フレアという車名はOEM元のワゴンRが5代目となったタイミングで改名され、2012年秋にマツダフレアとして発売されました。
マツダ タイタン (いすゞ エルフ)
OEM車は軽自動車や乗用車に限ったことではありません。
タイタンは、いすゞの中型トラックエルフのOEM車です。マツダタイタンは初代デビューが1971年で長きにわたってマツダが独自に開発をしてきた車両でしたが、2004年に発売された5代目よりいすゞ自動車からエルフのOEM供給を受けて販売されています。
タイタンは、いすゞの中型トラックエルフのOEM車です。マツダタイタンは初代デビューが1971年で長きにわたってマツダが独自に開発をしてきた車両でしたが、2004年に発売された5代目よりいすゞ自動車からエルフのOEM供給を受けて販売されています。
トヨタ 86(スバル BRZ)
今、最も人気のあるOEM車といえばこちらの車ではないでしょうか?
86・BRZはトヨタと富士重工による共同開発車ではありますが、製造はすべて富士重工の工場で行われているため、やはり86もスバルBRZのOEM車という位置づけになります。両車はベースは同じであっても、それぞれのメーカーの「らしさ」がデザインやキャラクターに表れた仕様となっていますね。
ほとんどのOEM車はマイナーな存在ですが、中身はベース車と同じ。さらに新車価格は同レベルであっても、中古車市場になるとマイナー車種のため価格が安めに設定されていることが多いのです。ブランドを気にしなければお買い得な存在ですね。
86・BRZはトヨタと富士重工による共同開発車ではありますが、製造はすべて富士重工の工場で行われているため、やはり86もスバルBRZのOEM車という位置づけになります。両車はベースは同じであっても、それぞれのメーカーの「らしさ」がデザインやキャラクターに表れた仕様となっていますね。
ほとんどのOEM車はマイナーな存在ですが、中身はベース車と同じ。さらに新車価格は同レベルであっても、中古車市場になるとマイナー車種のため価格が安めに設定されていることが多いのです。ブランドを気にしなければお買い得な存在ですね。