スバル　レヴォーグレイバックの安全の先進運転支援システムを紹介！最新の自動運転システム「アイサイトX」も標準装備！【プロ徹底解説】

更新日：2024.09.09

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2023年10月に発売になった「レヴォーグレイバック」。人気のステーションワゴンである「レヴォーグ」を、SUV/クロスオーバーに仕立て直したモデルが「レヴォーグレイバック」となります。その新型モデルに採用されている安全の先進運転支援システムの内容や特徴を解説します。

文・鈴木ケンイチ／写真・PBKK

鈴木ケンイチ

モータージャーナリスト。新車紹介から人物取材、メカニカルなレポートまで幅広く対応。最近は新技術や環境関係に注目。年間3～4回の海外モーターショー取材を実施。レース経験あり。毎月1回のSA/PAの食べ歩き取材を10年ほど継続中。日本自動車ジャーナリスト協会（AJAJ）会員　自動車技術会会員　環境社会検定試験（ECO検定）

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Chapter: スバル　レイバックは車の特徴となる「安全性」を支える思想; スバルの予防安全技術「アイサイト」の進化内容; 最新の「アイサイトX」ならではの機能; スバル　レイバックに搭載されている主な安全機能; プリクラッシュブレーキ; 後退時ブレーキアシスト; AT誤発信抑制制御＆AT誤発信抑制制御; ツーリングアシスト; エマージェンシーレーンキープアシスト; デジタルマルチビューモニター; スバル　レイバックの安全を支えるコネクテッド機能いろいろ

レヴォーグの中古車一覧

スバルレヴォーグ 1.6 GT アイサイト 4WD ナビスマートキー

本体価格

90万円
支払総額

105万円

年式：2014年
走行距離：3.5万km
車検：検なし
なし

スバルレヴォーグ 1.6 GT アイサイト 4WD ナビ・TV・バックカメラ・ETC

本体価格

112万円
支払総額

123万円

年式：2014年
走行距離：8.6万km
車検：車検整備付
なし

スバルレヴォーグ 1.8 GT 4WD

本体価格

267.8万円
支払総額

281.5万円

年式：2021年
走行距離：1.6万km
車検：車検整備付
なし

スバルレヴォーグ 1.6 GT アイサイト 4WD

本体価格

189.7万円
支払総額

207万円

年式：2019年
走行距離：4.3万km
車検：車検整備付
なし

スバルレヴォーグ 2.0 GT アイサイト 4WD

本体価格

175.8万円
支払総額

195.6万円

年式：2015年
走行距離：5.2万km
車検：R.8年03月
なし

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スバル　レイバックは車の特徴となる「安全性」を支える思想

スバル車は一般的に「安全性の高い車」というイメージを抱かれています。それは第三者機関による安全性のテストであるJ-NCAPでの、過去何度も優れた成績を収めてきたという事実が理由のひとつともなっています。

そんなスバルは、車の安全に対して「0次安全」「走行安全」「予防安全」「衝突安全」という４方面からの考えを持っています。「0次安全」は視界のよさや疲れないパッケージを意味しており、「走行安全」は障害物などに対してドライバーの意思に正確に反応する運動性能のこと。そして「予防安全」は、先進運転支援システムである「アイサイト」などで、事故を防止するというもの。最後に、どうしても避けられずに事故にあっても「衝突安全」を施したボディで、乗員を保護しようというものです。

新しい「レヴォーグレイバック」も、当然、その4種類のスバルの安全思想が採用されています。

「0次安全」の考えは、フロントビュー自動表示(AUTOモード)の初採用や、視界を広げたサイドミラーに反映されています。「走行安全」は専用開発された電動パワーステアリングシステムが、その代表です。「予防安全」は、最新の「アイサイトX」の採用が挙げられます。最後の「衝突安全」は、最新のフルインナーフレーム構造や、助手席シートクッションエアバッグの採用、歩行者保護用のボンネットのエアバッグなどの採用に反映されています。

スバルの予防安全技術「アイサイト」の進化内容

ステレオカメラを用いて、他車や歩行者との衝突被害を回避・軽減するのが先進運転支援機能「アイサイト」です。「レヴォーグレイバック」には、最新世代の「アイサイト」が採用されています。その特徴は、より広い範囲を認識できる広角単眼カメラの追加です。これにより「アイサイト」は、ステレオカメラと前後の側方を監視するレーダー、リヤソナー、単眼カメラというセンサー構成になりました。

この進化により、「レヴォーグレイバック」は、より幅広いシチュエーションで、プリクラッシュセーフティ(衝突被害軽減ブレーキ)が作動することができるようになっています。

具体的には交差点に直進で侵入したときに、左右から近づく自転車を認識できるようになりました。また、交差点を右左折するときに、交差点を横断しようという歩行者を認識することができ、歩行者の巻き込みを防止します。

スバル　レイバックに搭載されている主な安全機能

「アイサイト」によって実現する、主な安全機能を紹介します。

プリクラッシュブレーキ

他車や歩行者などと衝突の危険があるとシステムが判断すると警告を発し、それでも回避行動がない場合、自動でブレーキを作動させます。直進時だけでなく、交差点での右折時の直進対向車や自動二輪車、右左折時の歩行者、横断する自転車にも対応します。

後退時ブレーキアシスト

後退時に障害物などに衝突の可能性があると注意を発し、ブレーキを自動で作動させます。

AT誤発信抑制制御＆AT誤発信抑制制御

駐車場などから発進するときに、シフトレバーやアクセルペダルの操作ミスで、車の急な飛び出しを抑制します。前進だけでなく後退にも対応。後退時の速度を設定する後退速度リミッターも備えています。

ツーリングアシスト

高速道路などの自動車専用道において0～120㎞/hの範囲で、アクセル／ブレーキ／ステアリング操作をアシスト。設定された速度以下で先行車に追従し、走行車線の中央をキープします。

エマージェンシーレーンキープアシスト

自動車専用道などで約60㎞/h以上で走行中に、車線からはみ出しそうになったときや、斜め後ろから他車両が近づいている状態で車線変更しようとすると、ステアリング操作をシステムがアシスト。はみ出しや他車との接触の回避を試みます。

デジタルマルチビューモニター

車の前後左右に設置されたカメラの映像を、11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイにまとめて表示。車の周囲の確認をサポートします。低速走行時は、自動でフロントビュー＋トップビューを表示するAUTOモードが追加されています。

スバル　レイバックの安全を支えるコネクテッド機能いろいろ

「レヴォーグレイバック」には通信機能を活用する「SUBARU STARLINK」機能が備わっています。

万一の事故時に自動でコールセンターにつながる「先進事故自動通報(ヘルプネット)」や、あおり運転に遭遇したり体調不調のときに助けを呼ぶ「SOSコール」、車へのいたずらがあった場合にアプリやメールで通知する「セキュリティアラート」、スマートフォンで車外から操作を行う「リモートエアコン」「ドアロック＆アンロック」「マイカー検索」「目的地ナビ送信」「車両ステータスチェック」「スマートウォッチ連携」や、「車内WiFi」などの機能が備わっています。