レクサス RZの先進安全技術を紹介!最新の「Lexus Safety System +」を採用!【プロ徹底解説】
更新日:2024.09.09
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レクサス・ブランドとして初のBEV専用モデルとして2023年3月にデビューした「RZ450e」。先進の安全技術は、レクサスとして最新のシステムが採用されています。特に、新しく性能向上となった機能の内容を解説します。
文・鈴木ケンイチ/写真・PBKK
文・鈴木ケンイチ/写真・PBKK
- Chapter
- レクサス RZは、より幅広い運転状況に応じる最新機能を追加
- 「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼・夜]・自転車運転者[昼・夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)」
- 「レーンデパーチャーアラート/レーントレーシングアシスト/レーンチェンジアシスト」
- 「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」
- 「アダプティブハイビームシステム」
- 「ロードサインアシスト」
- 「フロントクロストラフィックアラート」
- レクサス RZは、ドライバーモニターとの連携機能が向上
- レクサス RZは、より高度な運転支援「Lexus Teammate」にも機能を追加
- OTAによってソフトは常に最新に
レクサス RZは、より幅広い運転状況に応じる最新機能を追加
「RZ450e」には先進安全技術として「Lexus Safety System +」が搭載されています。これは、「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼・夜]・自転車運転者[昼・夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)」「レーンデパーチャーアラート/レーントレーシングアシスト/レーンチェンジアシスト」「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」「アダプティブハイビームシステム」「ロードサインアシスト」「発進遅れ告知機能」「ドライバー異常時対応システム」「フロントクロストラフィックアラート」などの機能から構成されています。
今回、これに、より幅広い走行状況に応じて、運転操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」の機能がより向上しました。信号のある交差点での右左折のときに減速を支援。また、車線内走行時には支援を常時行うようになりました。
今回、これに、より幅広い走行状況に応じて、運転操作をサポートする「プロアクティブドライビングアシスト」の機能がより向上しました。信号のある交差点での右左折のときに減速を支援。また、車線内走行時には支援を常時行うようになりました。
「プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼・夜]・自転車運転者[昼・夜]・自動二輪車[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ)」
単眼カメラとレーダーを組み合わせることで、車の前方を監視。他車をはじめ、歩行者や自転車運転者、自動二輪車との衝突の可能性があると、警告を発し、最終的にはブレーキを自動作動させます。
「レーンデパーチャーアラート/レーントレーシングアシスト/レーンチェンジアシスト」
走行中の自車車線から逸脱しそうになると警告を発し、さらにはステアリング操作をアシスト。レーンチェンジを行うときは、操舵や加減速もアシストします。
「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)」
設定した速度以下で、先行車を一定の距離を保ちながら追従走行を行います。
「アダプティブハイビームシステム」
ハイビーム用のLEDを細やかに制御し、ハイビームのままで、先行車や対向車を眩しくしないように一部だけを遮光します。人に迷惑を掛けずに周囲を明るく照らします。
「ロードサインアシスト」
「最高速度」「はみ出し通行禁止」「一時停止」「転回禁止」の道路標識を単眼カメラで認識して、メーターに表示します。さらに、「最高速度」「車両進入禁止」「赤信号」の道路標識や、信号に従っていないとシステムが判断した場合、アラートを発します。
「フロントクロストラフィックアラート」
交差点へ進入するときに、左右から接近する他車両を検知すると、ドライバーへ注意喚起します。
レクサス RZは、ドライバーモニターとの連携機能が向上
ドライバーモニター(オプション)を装着すると、従来からの機能と連動して、さらなるサポートが実施されます。
ドライバーのわき見運転などをシステムが検知すると、「プリクラッシュセーフティ」が、従来よりも早いタイミングで警告を発します。ドライバーの反応する時間を確保することで、衝突回避や被害軽減をサポートしてくれるのです。
「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)」で走行中に、ドライバーのわき見等があれば注意喚起を実施し、安全マージンを確保するように支援制御を行います。同様に、「レーンデパーチャーアラート」も、通常よりも早いタイミングで警報や車線逸脱抑制を作動させます。
「レーントレーシングアシスト」を作動させて走行しているとき、ドライバーの運転姿勢が大きく崩れるなど、システムが運転継続困難と判断すると、ハザードランプを点灯しながら、穏やかに減速して、車線内に停車。停車後は、ドアを解錠し、ヘルプネットに自動接続して救援要請します。
ドライバーのわき見運転などをシステムが検知すると、「プリクラッシュセーフティ」が、従来よりも早いタイミングで警告を発します。ドライバーの反応する時間を確保することで、衝突回避や被害軽減をサポートしてくれるのです。
「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)」で走行中に、ドライバーのわき見等があれば注意喚起を実施し、安全マージンを確保するように支援制御を行います。同様に、「レーンデパーチャーアラート」も、通常よりも早いタイミングで警報や車線逸脱抑制を作動させます。
「レーントレーシングアシスト」を作動させて走行しているとき、ドライバーの運転姿勢が大きく崩れるなど、システムが運転継続困難と判断すると、ハザードランプを点灯しながら、穏やかに減速して、車線内に停車。停車後は、ドアを解錠し、ヘルプネットに自動接続して救援要請します。
レクサス RZは、より高度な運転支援「Lexus Teammate」にも機能を追加
高度な運転支援を実現するのが「Lexus Teammate」です。「RZ450e」には、その「Lexus Teammate」にも2つの新機能が追加されています。それが「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」と「アドバンストパーク(リモート機能付)」です。
「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」は、自動車専用道での渋滞時(0~約40㎞/h)での「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)」と「レーントレーシングアシスト」を作動しているとき、ドライバーが前を向いているなどの一定条件を満たすと、システムが「認知/判断/操作」を支援。ドライバーは、ステアリングから手を離す、いわゆる「ハンズオフ」が可能となります。その間、ドライバーの主な仕事は周囲の監視となります。
「アドバンストパーク(リモート機能)」は、駐車支援可能なシチュエーションが拡大しています。従来の、バック駐車に加えて、前向き駐車にも対応。前向き駐車/バック出庫が可能となりました。また、専用アプリをインストールしたスマートフォンを使って、車外から駐車・出庫を操作するリモート機能も追加されています。
「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」は、自動車専用道での渋滞時(0~約40㎞/h)での「レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)」と「レーントレーシングアシスト」を作動しているとき、ドライバーが前を向いているなどの一定条件を満たすと、システムが「認知/判断/操作」を支援。ドライバーは、ステアリングから手を離す、いわゆる「ハンズオフ」が可能となります。その間、ドライバーの主な仕事は周囲の監視となります。
「アドバンストパーク(リモート機能)」は、駐車支援可能なシチュエーションが拡大しています。従来の、バック駐車に加えて、前向き駐車にも対応。前向き駐車/バック出庫が可能となりました。また、専用アプリをインストールしたスマートフォンを使って、車外から駐車・出庫を操作するリモート機能も追加されています。
OTAによってソフトは常に最新に
OTA(Over the Air)アップデート機能を採用。通信機能を使ったソフトウェアのアップデートが可能となりました。常にソフトウェアが更新されるため運転支援技術も常にブラッシュアップされています。
レクサス初のBEVとして2023年3月に誕生したばかりの「RZ450e」。レクサスの最新モデルということで、その先進安全技術も最新の機能が盛り込まれています。特にドライバーモニターとの連携機能の充実が特筆すべきポイントでしょう。