スタリオン ガルウイング、セルシオV430-R…知る人ぞ知る限定車11選

とても個性的な車が世界には存在しています。それらの多くは、オーナーの趣味嗜好がモロに反映されたもので、その情熱には頭が下がります。ところが、まったく普通の、あるいは有名な車でも、知る人ぞ知るマイナーなグレードや限定車が存在しています。そういった中から、今回は11台を厳選してお届けします。

④シャリオ リゾートランナーGT

1995年からわずか2年ほどラインナップされていただけですが、7人乗りミニバンでありながら4G63型インタークーラーターボエンジンを搭載し、4WDでマニュアルミッション、つまり230馬力に抑えられているとはいえ、ミニバン版ランサーエボリューションと呼べる車です。

本気を出せば、さぞかし痛快な走りをするであろうシャリオ リゾートランナーGTですが、同乗者がいる時に本気を出すと、確実に人間関係に影響が出るので控えめにしましょう。

⑤トヨタ クラウンアスリートL

長らく保守路線を歩んできたトヨタのクラウンが、若返り路線を図ったのは1999年、11代目S170系のときでした。

そこで設定されたスポーツグレードがアスリートで、狙い通り従来よりも若い世代に受け入れられ、現在ではクラウンに欠かせないグレードとなっています。

しかし、S170系クラウンから時を遡ること10年前、8代目のS130系クラウンにも3.0Lツインカムエンジンを搭載し、電子制御サスTEMSで締め上げた足回りを持つスポーツグレード、「アスリートL」が、カタログモデルとして存在したことを知る人は少ないです。

なぜかといえば、当時、ライバルと目されていた日産セドリック/グロリアのグランツーリスモに惨敗。その後、S170系がデビューするまでアスリートの名称は封印されていたのです。

そのため名称が復活した時には、もう誰も覚えていないマイナーグレードとなっていたのでした。

⑥「ダイハツ ミラ X4R」

ダイハツのマイナー車と言えば、ストーリア X4やブーン X4を思い浮かべる人も多いと思います。ですが、その前には軽自動車のL500系ミラに「X4」が設定されていました。

競技用にクロスミッションやLSDを組み込み、装備を簡素化するなど特殊なグレードでしたが、それゆえにマニアの人気はそれなりにあったのです。

そのため、L500系の前のL200系ミラの「X4」を間違って買ってしまった人がいたかもしれません。実は、L200系で初めて設定されたX4グレードですが、L200系では単なる4WDターボの一般乗用モデル。この型の競技用スペシャルは「X4R」なので、間違えないように注意しましょう。

⑦三菱 スタリオン ガルウイング

石原軍団の刑事ドラマを見た人であれば、登場するマシンを我が手に収めたいという衝動に一度や二度は駆られたに違いありません。それがマニアであればなおさらです。

刑事ドラマ「ゴリラ」で舘ひろし演じる伊達刑事の愛車だったスタリオンのガルウイング仕様もそんな1台。それが、首都圏の三菱ディーラーで販売されました。

限定5台で販売されたスタリオン ガルウイングを製作したのは、劇中で登場するスタリオン ガルウイングを製作した架装会社アッスル。徹底したレプリカは、マニア垂涎のモデルでした。

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販売地域限定!ご当地公式カーも含め4台!